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思い込みで大失敗!僕のほろ苦エピソード 〜療育現場での失敗から学んだこと〜

こんにちは!
まさ@子育て応援コーチです。記事を見てくださってありがとうございます。
今回は何を書こうかな~と思って、しばらく考え込んでいました。

最近、僕のnote記事はどうしても発達に関する専門的な内容ばかりになりがちで、自分自身少し違和感を感じていたんです。


「その違和感、なんでだろう?」って思ったら、気づいちゃったんです。


偉そうにノウハウなんかを投稿しているけど、実は僕の保育や療育の経験は失敗だらけなんですよね(笑)。


振り返ってみると、本当に試行錯誤の連続で、関わり方がわからないときはチームで話し合ったり、本をシェアし合ったり、そうやって僕の土台ができあがっていったんだなぁって改めて思いました。

それなら専門的に構えるよりも、もっと正直に、僕の失敗談をシェアしていくのが良いんじゃないかって。

だって、そういう失敗の上に今の僕のノウハウや情報が成り立っているんだから。


というわけで、今日は僕のほろ苦い失敗談①として、子どもとのエピソードをお話しします!


僕の聞き間違いで大かんしゃく…申し訳なさすぎエピソード


僕が療育施設で働き始めたばかりのころ、年中の男の子が施設を利用し始めました。

彼は天真爛漫で、みんなから愛される子。言語の表出がゆっくりで、少しずつ単語が出るようになった時期だったんです。


僕はその子の発語を逃さないように、必死で耳を傾けていました。そして、信頼関係も少しずつ築けてきたな~と感じていた頃、事件が起きました。


ある日、彼と一緒に動物のフィギュアで遊んでいた時のことです。
僕が「がおー!」と言いながら彼が持っているフィギュアの方に近づいていくと、突然チラッと僕を見て



「あーちーて~!」


と言ったんです。

その瞬間、僕の頭の中では「今、貸してって言ったな!」と確信!


「どれ貸してほしい?これ?」


と聞いてみました。すると、彼は首を大きく振り、遠くを指差して再び


「あ~ち~て!!」


と、今度はちょっと強めの口調。

僕はそこで「うん、むこうにあるおもちゃを貸してほしいんだな!」と思い、再度確認してみました。



「どれ貸してほしい?ボール?ブロック?」と。


このやり取りを何度か繰り返した後、彼は突然

「んぎゃ~~!!」

と大絶叫。床に寝そべって大かんしゃくになってしまったんです。


僕は「!!!????」となり、完全にパニック(笑)


「えっ、なにが貸してほしかったの??」と頭の中が真っ白に。



「・・・。」


その後、同僚の先生がそっと

「まさ先生、彼『あっち行って』って言ってたんじゃないですか?」

と教えてくれました。




・・・確かに。




「貸して」じゃなくて「あっち行って」だった!

その瞬間、僕は申し訳なさと情けなさとちょっぴり寂しさで何とも言えない気持ちになりました。

彼はその後、他の先生が対応してくれて無事に落ち着いてくれました。

で、僕が「〇〇くん、さっき『あっち行って』って言ってたんだね?」と聞くと、彼は大きく頷いて「うん」って。

あの時の学びは今も胸に刻まれています。自分の思い込みにとらわれて、子どもの気持ちを見落としてしまうことが、どれだけ大きな影響を与えるかを痛感しました。


こんな感じで、僕は失敗の連続です。

noteや書籍で「かんしゃく対応〇選!」なんて書いてはいますが、実際はこういうほろ苦いエピソードだらけ(笑)。

でも、失敗を通して子どもたちからたくさんの学びをもらっています。
子どもたちよ…僕の至らぬ対応でモヤモヤを抱えることがあったらごめんね😂 でもおかげで毎日気づきや成長のきっかけをいただきます。

そんなわけで今後も、こういった失敗談も赤裸々にシェアしていきたいと思っています。

ここまで読んでくれてありがとうございます!次回もまたお楽しみに!


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