マガジンのカバー画像

すきなきじ

163
特にお気に入りの記事をポンポン追加していく場所。
運営しているクリエイター

#お店の未来

作る、売れる、届ける、を繰り返すことの出来る喜び。

手作りの良き品々、ハンドメイド。 しかしこのハンドメイドという言葉の持つニュアンスが年々少し変わってきている気がして、『 ハンドメイド作家 』と呼ばれることに軽い抵抗感を持ってしまう。 ハンドメイド=趣味の手芸や簡単なアクセサリー ハンドメイド作家 =主婦のおこずかい稼ぎ 誰でもタダ同然で簡単に作れておこずかい稼ぎができるハンドメイド!みたいなテレビの特集などの影響なのか、誰でもハンドメイド作品を売れるサイトの間口が広まっているからか、なかなかこのむずがゆいイメージが拭

ショッピングモールが増えても"目的"を変えれば商店街は存続し続ける

地域の衰退の話になると必ずと言っていいほど出てくる商店街のことについて考えていく中で、これから地域が存続する上で鍵になるかも知れない考え方に気がついたので今回はそれについて少し書いていきます。 (ちゃんと有言実行していきます!) ◾️そもそも商店街が衰退している理由詳しくあげれば山ほど理由はあると思うのでその中からいくつかピックアップして行きます。 (1)移動手段/購入手段の変化による競争の激化 移動手段が徒歩や自転車がメインだった頃は人の移動範囲が限られていたのでA

リアル店舗は広告、と6月5日の日記

昔、センター街にさくらやという電気屋さんがあって、電池とかちょっとした備品を買いによく使ってたんですね。それがある日、閉店してしまって、「次はどんなお店が入るんだろう」と思ってたら、「洋服の青山」が入ったんです。 「え? スーツとかシャツとかってそんなに売れるものなのかな。センター街の高い家賃、服の売り上げで払えるのかな?」って思って、広告の仕事をしている友人に、その話をしてみたんですね。 そしたら友人がこう言うんです。 「あのお店は広告なんです。渋谷のセンター街って、

有料
100

伸びていく小規模ブランドとは?  (ブランドを作る思考法より)

25日にnoteイベント「ブランドを作る思考法」に参加しました。 詳細なレポートはたくさんの人があげてくれているので、私の投稿では「これからの小規模ブランドのあり方」を切り口にまとめます。 登壇者 渡邉康太郎さん Takram パートナー/コンテクストデザイナー 慶應義塾大学SFC 特別招聘教授 山口義宏さん インサイトフォース株式会社代表取締役 1, これからのブランド予測 ● ラグジュアリーブランド 細部を見せず、あまり発信をしないことで高級感を感じさせ距離感を保

文房具の無人販売は成り立つのか

以前、試験的に「文房具の無人販売」を行ったことがあります。今日はそのお話をしたいと思います。 治安のよさに裏づけられた日本の無人販売 缶ジュースの自動販売機ビジネスは「日本でしか成り立たない」と聞いたことがあります。 たしかに海外だったら、治安の悪い国によっては自販機を破壊して中のお金を取り出したり、自販機ごとトラックの荷台に乗せて持ち運んでしまう不届き者もいるかもしれません。 日本もまったくないとは言いませんが、治安のよさを背景に「無人で行われる商売」はあらゆる分野

買い物はパッケージ化していく

『Instagramが消費行動を変えた』という話はすでに至るところで語り尽くされている。 Instagramで見つけたものを買うだけではなく、Instagramに載せたいがために私たちは映えるカフェに足を運び、盛り付けにこだわろうとする。 しかし最近自分自身が買い物をしていて思うのは、Instagaramの一番大きな影響は『世界観を統一しなければならない』という感覚を植えつけたことなのではないかと思う。 以前であれば、そのもの自体がかわいければ買っていたし、そういう決断

有料
100