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すきなきじ

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2019年6月の記事一覧

HOTEL SHE, KYOTOはインスタ映えホテルではない。

HOTEL SHE, KYOTOのマーケティングをされてる田中さんのツイートが流れてきました。 今や世界的にインスタを使って目的地を検索する時代になったと感想を抱くと同時に、それを見越してHOTEL SHE, KYOTOの社内体制が整っているのがすごいと思いました。 普通のホテルは、こんなことに社内リソース割けないですよ。 ユーザーがコンテンツを創る時代HOTEL SHE, KYOTOのインスタグラムを見ると、素敵な写真が並んでいます。 日本人の若い子ならHOTEL

サブスクは、お客様を想いつづけ、お客様に愛されていくビジネスモデル

先日開催されたイベント「海外事例から考えるD2Cブランドの未来」に参加し、snaq me服部さんのお話がとても学びが多かったので備忘としてメモ。 バリューチェーンを”全体”で設計するカミソリのD2CブランドであるDSC(Dollar shave club)とHarry's(いずれも業界大手2社に買収されている)の違いをバリューチェーン全体で比較すると、バリューチェーンの各要素を個別でみるのでなく、両者ともバリューチェーン"全体で"設計され、そして全く別のもの。 どう違うか

「雑貨店兼カフェをやってみたい」に答えました③と、6月29日の日記

【質問】 林さん、こんにちは。いつも投稿興味深く読んでいます。 将来、雑貨店兼カフェをやりたくて、準備中なのですが、アルコールは、ビール2種類、ワインは赤ワイン、白ワイン1種類、あとはコーヒーは電動ミル付き自動コーヒーメーカーで淹れて、アイスコーヒーとソフトドリンクを数種、とりあえずミニマルに置こうと思っています。 小規模店舗で、東京の北千住辺りのターミナルの中心から外れたストリートでオープンしたいと思っています。 奥渋谷とは、かなり条件が違うと思いますが何か飲食店未経験の

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ショッピングモールが増えても"目的"を変えれば商店街は存続し続ける

地域の衰退の話になると必ずと言っていいほど出てくる商店街のことについて考えていく中で、これから地域が存続する上で鍵になるかも知れない考え方に気がついたので今回はそれについて少し書いていきます。 (ちゃんと有言実行していきます!) ◾️そもそも商店街が衰退している理由詳しくあげれば山ほど理由はあると思うのでその中からいくつかピックアップして行きます。 (1)移動手段/購入手段の変化による競争の激化 移動手段が徒歩や自転車がメインだった頃は人の移動範囲が限られていたのでA

これからはモノでもコトでもなくて、多分エモです

「モノ消費からコト消費へ」なんて言われて始めて、もう数年が過ぎ去りました。実体経済もまさしくそういう感じになっており、すっかりモノが売れなくなってしまいました。ほとんどの人がユニクロと百円ショップと軽自動車で十分だと思っていて、庶民が大枚叩いて高価なものを買う時代はもうすっかり終わってしまいました。僕も2年ほど前に朝日Globeさんも次のような記事を書かせていただきましたが、モノ消費で満足する時代はどう考えてももう終わりです。 アメリカではショッピングモールがバタバタと潰れ

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リアル店舗は広告、と6月5日の日記

昔、センター街にさくらやという電気屋さんがあって、電池とかちょっとした備品を買いによく使ってたんですね。それがある日、閉店してしまって、「次はどんなお店が入るんだろう」と思ってたら、「洋服の青山」が入ったんです。 「え? スーツとかシャツとかってそんなに売れるものなのかな。センター街の高い家賃、服の売り上げで払えるのかな?」って思って、広告の仕事をしている友人に、その話をしてみたんですね。 そしたら友人がこう言うんです。 「あのお店は広告なんです。渋谷のセンター街って、

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