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すきなきじ

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2019年1月の記事一覧

プロジェクトが迷子にならない大切で簡単なこと

「プロジェクトが行き詰まって…」や「解決方法が見出せなくて…」といった相談がうちに一番多い相談。僕は心の中で(あ…また迷子きた。最近多いな…)と呟いております。その流れでさっきTwitterに書きなぐってしまったことをもう少し詳しく書こうと思います。 今日が休日だというの忘れて仕事の用事入れまくった休憩時間の暇つぶしでもあります。 ダイジェストでいいや!って人は以下のツイート参照で大筋わかるはず。 みんな順番を間違っているここでいう「みんな」は、うちに相談してくれている

コミュニケーションのゴールは相手の「納得」を作ること

日頃からnoteを書いたりTwitterでつぶやいたりしているからか、伝え方について聞かれることが多くなった。 そうやってコミュニケーションの悩みを聞くうちにふと気づいたのは、コミュニケーションのゴールは『伝える』のもっと先にあるのではないか、ということ。 例えば、顧客に商品を買ってほしいとか、部下にこう動いてほしいとか、自分が相手に求める態度変容を『伝える』ことで解決しようとしてしまうのだけど、本当に求めているのはそれを『知ってもらう』ことではなく、『変わってもらう』こ

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「とりあえずやる」が許されない場面とは

このnoteでもしょっちゅう引用しているのですが、私は『小さなチーム、大きな仕事』にでてくる 『失敗を過大評価しない』 というワードがとても好きです。 「成功は次の手段を教えてくれる。成功すれば何が成功したのかわかり、それをもう一度できる。そして次はもっとうまくやれるだろう」 「一度失敗している人は、何もしなかった人と同じくらいにしか成功をおさめていない。成功だけが本当に価値ある体験なのだ」 日本以上に『失敗は成功の母だ!』という意識が強いシリコンバレーからこの言葉を

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効率じゃなく、できる限り手間をかける。

 退院してはじめて、娘をお風呂に入れた。  新米パパは娘をお風呂に入れるのもひと苦労だ。てんやわんやの騒動を終えて、豆から挽いて珈琲を淹れる。しばらくぼおっと珈琲をすする。隣で娘は満足そうな表情でしゃっくりをしている。ヒック、ヒック。もうなにをしてても可愛い。おならでさえ、可愛いんだから。  赤ちゃんをお風呂に入れたりからだを洗うことを、沐浴( もくよく )という。意味を調べてみると、からだを水で洗い潔めること、とある。なんて神聖な字面であろうか。娘をお風呂に入れるまえに

「アンチ」を叩いて切り捨てていくのはあまり良くないなーと思う理由

最近、Twitterを見ていると、「アンチは即ブロック!」という発言とか、批判されたり叩かれたときに、ものすごい勢いで反論したりするケースをよく見ていて・・・。 ちゃんと反論しないと、調子にのってあることないこと書かれ続けるから、どこかで言わないといけない、というのはすごく理解できるのですが、一方で別の視点もあったほうがいいかなと思って、筆をとりました。 (追記) 公開時は無料だったんですが、10万人以上の方に読まれたっぽいです。ありがとうございます。「有益な情報は無料に

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広告デザインがアート化する未来

年末の箱根旅行で、はじめてポーラ美術館に行った。 そのときちょうどやっていた企画展が『モダン美人誕生』というテーマで、江戸末期から昭和のはじめにかけて『美人』の概念がどう変わっていったかを、絵画や写真から辿るというものだった。 今回特に面白かったのは、画家・岡田三郎助の作品の変遷からみるアートと広告の関係性だ。 岡田三郎助はもともと美人画で有名になった洋画家で、その能力を買われて宝飾ブランドや百貨店からポスターの依頼がくるようになった。 特に三越との関係が深く、数多く

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ブレストのコツは「喋り続ける」こと

よくパートナー企業とか、飲み屋でブレストになる。それが仕事でも遊びでも同じだが、その場でアイデアを生み出そうとする時、一番大事なのは「喋り続けること」だったりする。 みんなの周りでブレストの場があるときに、シーンと考え込んで空を睨んじゃうって場面見たことあると思う。その連鎖で、発言するときに何か有意義なこと言わなきゃダメだという空気が蔓延し、無言の修行的空間が出来上がる。これでブレストは死ぬ。 僕とブレストしたことある人は知ってるが、ちょっと考えて独り言をブツブツ言い続け

SNSと年賀状。

ひさしぶりに note を書いている。 去年最後に書いたのは12月28日だったから、10日ぶりの更新ということになる。じつは年末の大晦日あたりに1本、そして年が明けた金曜日くらいに1本、それぞれ書こうとしたのだけど、途中まで書いて削除してしまった。noteだけでなく、Twitterのほうはもっと激しかった。年末年始に何度かいろいろ書こうとして、投稿しないまま消していった。 感じたこと、思ったこと、考えたこと。年末年始特有の弛緩した時間のなかで、それはもちろんいろいろある。