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【書き直し】「先」と「前」の違い

前回追記の後もモヤモヤが残り、仕事をしながら考察が続き、半日も経たずに考えが大きく変わりました。記事を上げると思考が加速しますね。
(書き直しですが、方針なので前回記事も成果として残します。)

(英語学習のために「日本語も」勉強中です)

【「先(さき)」「後(あと)」】
2つの対象の、どちらが後か先かを伝える表現
(先にいる、後にいる)
(先に進んでいる、後から追っている)

【「前(まえ)」「後(うしろ)」】
1つの対象の、前方と後方を伝える表現


【先(さき)の】
「今」や「自分」を対象の1つとして、「これまでの先に在った何か」「これからの先に在る何か」を表現する。過去の事も先に起こった事として表現できる。
(先に在った何か=先人や事例。先に在る何か=理想や想定)
後記の※1※2参照。

【◯◯の先(さき)】
「◯◯」の更に「先に在る何か」「先に在った何か」
「◯◯」の中の「端(はし)」=「先端」

【前(まえ)】
「◯◯の」が付かない表現は、「今」や「自分」を対象にして「前方」を表現する。方向がハッキリしなければ前後はわからない。

【◯◯の前(まえ)】
「◯◯」の「前方」

【前(まえ)に在る】
「~に在る」の表現で別の存在が示されると、後先の表現になります。

<関連表現>
「昨日」=「きのう」
「一昨日」=「おととい」
「先日」=「以前のある日」
「先程」「さっき」=「(今の)少し前」
「先週」=「(今の)前の週」
「先月」=「(今の)前の月」
「◯◯の前(の)日」
「◯◯の前の週」
「◯◯の前の月」

⚠️辞書や用法から感じた「私なり」の解釈です。


※1:過去や未来として受け止めることもできますが、あくまでも「存在として先に進んで在る対象」を指しています。実際に存在しなくても理想像として対象にできます。「先週」「先月」「先の◯◯」のように過去の存在を指す場合は「1つ前」を指す場合が多いのかもしれませんが、「先」という表現には「離れている」意味があるように感じます。過去であることが「既に離れた事」のため、「前の」と同じ感覚で使えるのかもしれません。

※2:話す場合には、「先の」の「さ」に高いアクセントが置かれると「以前の」の意味にとれ、そうでなければ「未来の」の意味になるように思います。

以下、イメージにしてみました。

 
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