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The word "like" of Masa's define

too, well, と私の中でスッキリしなかった語について、
私なりの解釈で定義した内容を記事にしてきました。

もう1つ。とても悩ましい語が今回の like でした。
なぜ、「好き」と「~のような」の違う意味になるのか
ずっと不思議に思ってきました。

too, well と解釈してきて、自分の感覚の捉え方が上手に
なってきたのかもしれませんね。
私なりの like の解釈ができたため、書いてみます。

次のようなものです。

  like  「良い感じ」

これは、日本語で「良い感じ」と言いたくなる時の感覚ということです。
その「良い感じ」の感覚を相手に伝えたい時に、like を使います。

ここから生じる「好き」という意味はわかるかと思いますが、
「良い感じ」の意味で使う方が、妙な勘違いが生まれなくて良いかもしれませんね。

もう1つは、例をあげてみます。

みんなが欲しがるピザを切り分ける場面を想像してみます。
プレッシャーを感じながら均等に切り分け、終わって一言、
「良い感じじゃない?」

「同じ様な感じに切れたよね?」という意味です。
この場面では、前回の well でも使えそうです。感覚は違いますが。
この「同様の感じ」の意味の使われ方が、「似ている」「~のような」と解釈しています。

wellには無いのですが、前置詞や接続詞の用法で like が使えますね。
前置詞や接続詞で使っているイメージは、
「良い感じの表現としては…」のように前置きしている感じでしょうか。
伝えたい表現を考えながら「良い感じだと…」の感覚で「like」とつぶやく感じです。

well と like 、日本語の定義だけ見てしまうと似たような印象がありませんか?ですが、感覚で捉えると結構違います。
前回のwell と今回の like、それぞれ記事の頭に載せた写真を見て下さい。私の感覚に沿うイメージの写真を選択してみました。

似た表現に見えても、感覚が全然違うイメージであることが上手く伝わるとよいのですが。


ここ最近 too, well, like と私の定義を書いてきましたが、
感覚と語を結びつけて学ぶ、私の感じ、伝わったでしょうか。

  wellの記事にも書きましたが、
  この記事の内容は、あくまでも私の感覚によるものです。

各々、使いやすい感覚は異なると思いますので、ご自分の感覚を確認してみると良いと思います。その感覚に従い定義することで、自分が使うための自分用の定義ができていきます。

私は自分が使うためには、1つの感覚を出来るだけ1つの語に結びつけたいと考えています。なぜなら、会話中に2つ以上の語が思い浮かぶと、発するまでに選択するための遅れが生じそうだからです。

大雑把に相手に感覚が伝われば良いと思えば、一般的な表現の語だけ身に付けることで、最低限は相手に伝えることが出来ると思います。ただ、相手の言葉を理解するためには、語彙が必要になりそうですが。

私は、相手に伝えるなら細かな感覚を伝えたいため、類似語をたくさん身につけて使い分けたい(今は語彙が全然足りませんが)。なぜならば、その時に伝えたい感覚に近い語が見つからなければ、少し遠い感覚のたくさんの語の中から選びとることになり、時間もかかるし、選んだ結果「伝えたいのはソレじゃない!」気持ちも生まれそうだからです。

そして細かな感覚を伝える語が増えれば、使える語も増え、自然と相手からの言葉でも理解できる語が増えていくと思います。特定の相手だけを見れば使う語は限られるかもしれませんが、人によって、TPOによって、気に入って使う表現というのは違うと思いますので、複数相手と伝え合うことを想定するなら、いろいろな表現、多くの語彙の理解は必要だと思います。

私が感覚と語を結びつける際に気を配っているのは、
「英英辞典での例文を(和英も見ますが)、
 自分が定義した感覚で使って違和感が生まれないか」
という点です。
違和感なく使えそうと思えたなら、それを使ったときは、

   たとえ話が噛み合わない部分が多少生まれていたとしても、
   会話が成立しているように見える状態になりそう

   
と考えています。

これは、日本語で仕入れたばかりの新語を使う感覚に似ています。
   ハッキリした意味は良くわからないけど、
   みんなこんな感覚で使ってそうだな
と思いながら使うようなものです。
使いながら、齟齬に気づけば感覚を修正していくのです。
ですから、Masa's define は、仕入れたばかりの英語を自分が使うために、気づいた感覚を忘れないよう定義したものとも言えます。

また、私の感覚と相手とのギャップを感じれば、それを少なくするために、同じような感覚の別の語に、置き換えて、言い直すことで、文から読み取れる解釈の誤解を防ごうと思うかもしれません。

ですから「同じ語ばかりを使わない」と言われるのは誤解を少なくする手段ではないかとも思うのです。もしここで別の類似語を選ぶ際に、別の感覚の語を使ってしまえば誤解を広げかねません。

そのために感覚を大事に、
感覚と語を結びつけて学ぼうと、頑張っているところなのです。
 

☘️well の記事☘️

☘️too の記事☘️


 

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