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物を失くした時の心配性

僕は滅多に物を失くしたり、落としたりしない。

カギやスマホはもちろんの事だが、文具や何かの資料なども失くす事はなく、大半の私物は今どこにあるのか分かってるか、捨てた場合にも大体は把握しているのだ。

これは別に僕が細かく1つ1つメモや記録をしてるわけではなく、元々私物に関しては常に気を張って生きているのだ。それだけに僕の日常は人より疲れやすいかもしれない。

そんな日常を過ごしているので
ごく稀に私物が行方不明で、捨てたかも思い出せない際、僕はとてつもない不安に襲われる。

最近、折りたたみ傘が行方不明になっていることに気づいた。頭の中で思い返しても最近は通常の傘を使った記憶しかなく、折りたたみ傘の覚えはない。
試しに自分が折りたたみ傘を置いているだろう場所や鞄の中を探しても無いのだ。

こうなると僕の頭は不安で一杯だ。
通常の方であれば、
失くした事を受け入れて新たに買ったり、
一定期間は丹念に探してみて見つからない場合には
次の選択肢を脳内で考えるだろう。

しかし僕はずっと探し続けながら不安と戦うのだ。
仮に財布や家のカギであればこの気持ちが分かる方もいるかもしれないが、僕は折りたたみ傘やボールペンの場合にも強い不安を感じるのだ。

つまり、
財布やカギを失くす→お金の紛失、家に入れない。

・折りたたみ傘やボールペン→物自体は無くなるがそれ以上の被害は考えづらい。

この重要度の違う2つを同じ強さの不安で考えてしまうのだ。


たまにワイヤレスイヤホンやスマホ、免許証などを失くす人の話を聞くことことがある。
これは本当に煽りでもバカにするでもなく、
僕は純粋に彼らに憧れを持っている。
だって彼らは失くしても悩まず、次の選択肢を選んでいるし、何より日常の疲れてが全然違うだろう。

もちろん失くさないに越したことはないが、
彼らくらいの気持ちでいたい。










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