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無職になって1年半が経過した感想

 こんにちは。まーさと申します。鬱で無職となったバイク乗りでございます。どうしてこのような状態となったかは下記の自己紹介にざっくりとまとめております。もしご興味がございましたらご覧下さいませ。

 さて早いもので無職生活が1年半経過しました。私はこの期間、なるべく「今できること。今を生きること」に注力して参りました。最近さぼり気味ではありますが、この無職生活が始まってからは、このnoteで心境の変化を記録するようになりました。
 また鬱状態が少し収まった状態となった際には、家でじっとしているよりは気持ちが晴れるかと思い、趣味のバイクで長距離のツーリングを始めてみました。

 さらに最近では社会復帰に向けた一環としてマイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)を取得。現在は他の資格取得に向けた勉強をやっております。


無職生活を続けてみて解ったこと

 さて無職となり、社会から離れてみて感じたことは「何もしないことにも能力が必要」だということです。これはどういうことかと申しますと、何もしないことにもストレスを感じるようになるということです。
 仕事のない無職は当たり前ですが職場がないため、家に引きこもることが基本的な生活スタイルとなります。もちろん先程申し上げました長距離ツーリングをしたこともありますが、金銭面や先立つものがない立場により心置きなく楽しむことが気持ち的にできなくなります。それは無職する時間が続けば続くほど感じるようになりました。
 仕事のない生活は朝始まっても、その日することがありません。全くやることがないと布団からでることなく一日を過ごすこともあります。そのぼーっとして何もしなかったことに対してストレスに感じることがあります。
 また朝起きてから「今日は何しよう」と考えること自体が面倒臭く感じることがあります。もちろんそれなら趣味に走ればいいと思いますが、これからのことが頭をよぎり楽しめなくなります。

孤独にはお金がかかる

 これは無職に限らず独身の方全てに当てはまる話かと思いますが孤独にはお金がかかります
 私が趣味で旅をする理由のひとつに、旅先で出会った人たちとの交流を求めるところがあります。が、そもそも安心できる家庭のある人は、何も旅へ出なくても普段の生活に人との交流があります。孤独で無職な人間は普段の生活に人とのコミュニケーションが少ないため、ある意味「お金をかけて」人との交流を求めます。
 よく独身男性がキャバクラや風俗に「癒し」を求める行為は、彼らが無意識に感じる「孤独感」を埋めるためだと思うのです。私でいえばバイクでツーリング、旅に出ることがそれに当たりますが、一時の孤独を紛らわすためにお金を使い過ぎる場合もあります。もちろん趣味は人生を充実させる側面もありますが、それに傾倒しすぎてしまう傾向にあり、コスパが悪いことも事実です。

孤独感が人を蝕む

 さらに厄介なことに、無職でいると社会から弾かれる感覚となり、それが孤独感を生むことです。孤独感が生まれると過去の嫌な記憶が追体験するかのように押し寄せていき、それが被害者意識のような周囲に対して意味のない敵意のようなものに変わっていく感覚があります。
「社会・世の中が悪い」「(過去の嫌な上司や同僚を思い浮かべて)アイツが悪い」など、考えてもどうしようもないことばかりを次々に頭の中に浮かんでくる状態です。仕事や学校があればその思考は軽減されるでしょうが、暇であると無駄な邪心が襲い掛かります。
 もちろん将来のことは気にせずに今この目の前のことを考えることが正しいのはわかりますが、目標のない生活ではなかなか自制することは難しいです。

 その孤独感をいかに乗り越えるか。それが無職生活で難しいところです。

社会復帰に向けた活動とは

 私にとって社会復帰に向けた動きを最近意識し始めたのは「生活に目的意識を持つこと」が理由です。復職活動をすることにより、先も述べた通り生活面でのコストパフォーマンスを改善させる効果があると思ったからです。
 もちろん、これまで受けてきた傷病手当金が2024年1月に切れるのも大きな理由にありますが、個人的には上記の理由で無職生活を続けられない、無職状態で居続けることはある種の能力が必要なのだと痛感しました。
 今年は当面の間は失業給付で生活をしつつ、復職に向けて活動を活発化していこうと思います。皆様に置かれましては温かい目で見守っていただきますと幸いです。
 ありがとうございました。

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