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芝居原案「モーゼは独りではない」※全文掲載。これは作家湊かなえちゃんが小説にしてくれます!

※これは、僕の芝居原案の一つです。これを、小説家・湊かなえちゃんが小説にしてくれています。5年かけて一冊の本にしてくれるんです。本は、社団法人真色出版部「Avec la nature(邦訳:自然と一体)」で本にします。価格は未定。本屋には並びません。全てインターネット注文になります。

ここからです。

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《「モーゼは、独りではない」》 芝居原案:病名命名屋・命名屋 山下眞史

小説化させる作家:湊かなえちゃん

登場人物

湊: プロ中のプロの空き巣

粗筋:空き巣の二種類を、考えてみる。 今はほとんどいないようだけど、もし自分が空き巣をやらなければな.らない状況になった場合、どうやってやるかを考えてみた。

 先ず、日本のプロの空き巣は、スーツを着て、カバンを持ち、まるでサラリーマンの様な格好で、昼間に空き巣の仕事をするらしい。多分、人の多い東京が狙い目だろう。スーツでカバンを持っていて。清潔な身なりをしていたら、まず、空き巣とは思わないだろう。

 湊は、警察関係の服装を手に入れ、百人くらいの複数で仕事に取り掛かる。「盗まれたものは、何ですか?」等聞き込みもし、犯罪現場も作り、「数日掛かる」と言い、一日で仕事を終え、とっとと海外逃亡を図る。外国籍の人間も複数いる。自分の国では行わない。経済的に余裕のある人間ばかりが集まっている。言葉も堪能。学歴が全員高いが、見た目の学歴は低い人間ばかり。妬み、嫉みは当たり前。自分たちを、現在のモーゼだと想っている。「No モーゼ、No LIFE!」が合言葉だ。「強者必衰を知らず。」「強気を崇め、弱気を挫く。」「覆水盆に返す。」etc.(了)

#読書の秋2020

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