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ソーシャルイノベーションは、個人の“もやもや”から始まる。内発性にもとづく協働を実現するには?【井上英之×西部沙緒里×公共とデザイン】
登壇者プロフィール井上 英之(いのうえ・ひでゆき) 4月に発売の最新刊はこちら。ぜひ予約・購入してみてください。 西部 沙緒里(にしべ・さおり) 「産む」にまつわるストーリーメディア「UMU」はこちらから 「個人の内発性」こそがソーシャルイノベーションのカギ「各々のフィールドで生きる状況の当事者を中心に、新しい関係性を生み出しながら、これまでの当たり前の価値認識やシステムを問い直し、変容に導く創造的活動」──公共とデザインでは、「ソーシャルイノベーション」をそう捉えて
のび太くんはルールメイキングのモデルとなるか?法学者・稲谷龍彦と批評家・杉田俊介が考える、「弱さ」を包摂するアーキテクチャ設計
わたしたちが「民主主義」という言葉を使うとき、無意識に「強さ」を求めてしまっていないでしょうか? 政治リテラシーを高め、正しい情報を手に入れ、適切な意思決定をする──「投票に行こう」と呼びかける言葉には、そうした主体たることを暗黙のうちに要求する考え方が潜んでいるように思えます。 もちろん、よりよい民主主義の実現に向けて、個々人が妥当な意思決定をできるようリテラシーを高めることは必須です。マイノリティであるがゆえに、「弱い」立場に追いやられてしまっている人々が、「強さ」を