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PUBLIC & DESIGN|公共とデザイン

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企業・自治体・共同体と実験を共創するソーシャルイノベーション・スタジオ「公共とデザイン」が運営するメディアです。クリエイティブ視点でガバナンス、民主主義、市民参加などの理論と実践…
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固定された記事

公共デザインの輪郭 - 「PUBLIC & DESIGN」はじめます。

公共とデザインというコミュニティ一部有志メンバーにより、政策・公共サービス・民主主義など…

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【産まみむめも番外編・WS開催報告】異なる他者や制度を想像するアプローチを、政策づ…

はじめに大阪のお寺應典院にてDeep Care Lab主催で実施された「産む」から「死ぬ」までを考え…

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一般社団法人公共とデザイン_2023年活動実績

こんにちは、一般社団法人公共とデザインの石塚です。去年に引き続き2023年の活動をリスト…

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【試し読み】『クリエイティブデモクラシー「わたし」から社会を変える、ソーシャルイ…

はじめに「どうせ、何をやっても変わらないのではないか」 2020年のCOVID-19の爆発的流行、気…

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揺れ動く家族観、不妊治療がもたらす葛藤。アートで問いかける「産む」のリアリティ|…

変わらない家族観が、生きづらさをもたらしている──井上さんは「産む」プロジェクトで、展示…

家の間取りから郷土玩具まで、日常に潜む「ステレオタイプな家族観」を相対化したい|…

ペンギンは同性カップルで、フクロウは養子縁組で子育てする?──越出さんが活動しているアー…

ソーシャルイノベーションは、個人の“もやもや”から始まる。内発性にもとづく協働を実現するには?【井上英之×西部沙緒里×公共とデザイン】

登壇者プロフィール井上 英之(いのうえ・ひでゆき) 4月に発売の最新刊はこちら。ぜひ予約・購入してみてください。 西部 沙緒里(にしべ・さおり) 「産む」にまつわるストーリーメディア「UMU」はこちらから 「個人の内発性」こそがソーシャルイノベーションのカギ「各々のフィールドで生きる状況の当事者を中心に、新しい関係性を生み出しながら、これまでの当たり前の価値認識やシステムを問い直し、変容に導く創造的活動」──公共とデザインでは、「ソーシャルイノベーション」をそう捉えて

誰もがデザインする世界へ。武蔵野美術大学・岩嵜博論さんにきく、内発性の発露とあい…

今回は、武蔵野美術大学クリエイティブ・イノベーション学科教授の岩嵜博論さんと、公共とデザ…

オープンイノベーションの真髄を小学校の先生から学びましたーー。尾山台リビングラボ…

ゲストプロフィール 聞き手・編集:石塚 理華・富樫 重太 執筆:水藤 琴乃 継続して「コトコ…

一般社団法人公共とデザイン_2022年活動履歴

こんにちは、一般社団法人公共とデザインの石塚です。年末なので、2022年のの活動履歴をリ…

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共創を導くパーパスの理想と現実:吉備友理恵さん『パーパスモデル:人を巻き込む共創…

こんにちは、公共とデザインです。2022年9月5日に吉備友理恵さんの著書『パーパスモデル:人を…

アーティストとともに、「産む」にまつわる価値観を問い直す。プログラム参加者募集!

一般社団法人公共とデザイン(以下、公共とデザイン)では、公益財団法人日本財団の2022年度助…

亀岡市との子育てリサーチプロジェクト: 依存しあえる子育て環境と、母からわたしを生…

こんにちは、公共とデザインです。 2022年の頭から3ヶ月ほど、亀岡市役所SDGs創生課ブランド戦…

のび太くんはルールメイキングのモデルとなるか?法学者・稲谷龍彦と批評家・杉田俊介が考える、「弱さ」を包摂するアーキテクチャ設計

わたしたちが「民主主義」という言葉を使うとき、無意識に「強さ」を求めてしまっていないでしょうか? 政治リテラシーを高め、正しい情報を手に入れ、適切な意思決定をする──「投票に行こう」と呼びかける言葉には、そうした主体たることを暗黙のうちに要求する考え方が潜んでいるように思えます。 もちろん、よりよい民主主義の実現に向けて、個々人が妥当な意思決定をできるようリテラシーを高めることは必須です。マイノリティであるがゆえに、「弱い」立場に追いやられてしまっている人々が、「強さ」を