久々の研修〈99/1000〉
【ラジオ体操404日目】
『ニコチンレス生活125日目』
こんばんは。
久々に企業さん向けに研修を実施したところ、同席した銀行と広告代理店にベタ褒めされて反応に困ったコマリストです。
今日は『反射で対応出来るまで』というテーマで書いていきたいと思います。
昨日、本当に久々に企業で研修をしてきました。
研修と言ってもそんなに大人数を対象にしたものではなく、参加者は企業側8名に銀行、広告代理店の合計10名。
3つのグループ会社の部長以上のメンバーを対象にしたものです。
テーマは『SDGs』
つい先日、私自身が生徒として受講した内容に、オリジナルを加えた研修なので、当然ですが初体験。
企業側主体で進めていくことを決めていたので、想定していなかったたくさんの質問が飛び交ったわけですが・・・。
#準備不足では無い
#準備してない
今日は、久々に企業研修を実施してみたけれど、10年振りに自転車に乗った時みたいな感覚があったというお話です。
初めてのテーマでの研修に関する備忘録みたいなものなので、暇つぶし程度に読んでみて下さい。
研修の前半
さて、早速どんな雰囲気の研修だったのかということについて説明します。
まずスタートしたタイミングで、メンバー全員に対して『今日のゴール』を伝えた上で研修スタート。
これらのゴールを伝えた上で、この先半年間プロジェクトリーダーを務めるIさんに事前に依頼しておいた内容を発表して頂きました。
Iさんが真剣に考えて来て頂いたおかげもあって、非常に良い雰囲気で皆さんが集中されていました。
せっかくの良い雰囲気なので、この空気感を利用しようと悪巧みするコマリストw
集まっている役員の中から2人を指名して、質問をしました。
コマ
「どうして当社がSDGsに取組む必要があると思いますか?」
突然の指名だったこともあり、少し悩みながらも自分なりの考えを話して頂いたお2人に、惜しみない拍手を送りました。
#承認空間作り
そして、
「それでは、答えを発表します」
こう切り出して、副社長を指名し『当社が取組む目的と意義』を話して頂きました。
参加者の中に共通の言葉による共通の認識が生まれた瞬間でした。
#これが1番重要
これを確認した上で、冒頭にIさんが話してくれた「最初に取り組みたい課題」に話題を戻しました。
というのも、Iさんが考えてくれた内容は具体的な取組内容(手法)だったから。
まずは、今日決めるべき課題というものが、手法の上位に存在するものだということを丁寧に説明。
その上で、あらためて参加者全員の口から「今感じている当社の課題」を語って頂きました。
研修の後半
一人一人に感じている課題を聞いていくと、なかなか面白い話が沢山出てきました。
しっかりと「課題」レベルの抽象度で話してくれた方の意見はそのままの言葉を使います。
「起きている問題」について話した方の内容は、コマリストの方で「課題」レベルに抽象化して整理します。
こうして整理していったところ、皆さんの口から語られた課題は5つに整理されました。
これをホワイトボードに書き出して、この中からどれに取り組むのか、1つの課題を決める作業に移る。
ただし、多数決は禁止。
皆さんに5つの課題について、優先順位付けをして頂き、「最優先課題」を決定しました。
もちろん、ここで出てきた5つの課題には、いずれ取り組んで頂くことを念押ししています。
決定した課題は、
『働きやすい職場づくり』
最初に取り組む課題としては、意見が出やすいので扱いやすいものです。
ただし、愚痴や文句が出やすい課題でもあるので、Iさんに負担がかかりすぎないように、皆さんからのサポートをお願いして1つ目のゴールに達しました。
2つ目のゴールについては、私からのお願い事に対する回答を頂くだけだったので非常にスムーズでした。
この3つ。整理すると、
Iさんが1人で苦しむことにならないためにも、社員全員が協力的になれるような発信をして下さい。
もちろん答えはYES。
4月の経営計画発表会の中に、これらを盛り込むことになりました。
#200人の前で講師
#緊張するかな
そして最後のゴールとなるスケジュール。
これは、ほとんど事務作業です。
5月上旬までの具体的な日付と時間を決定して終わり。
これで、最初に設定した全てのゴールに到達したことを皆さんに確認して、研修を終えました。
こうして書いてみると、進め方を決めて臨んだかのような書きぶりですが、全てその場のアドリブです。
自分はまだまだ足りない。
そう思い続けて色々と足踏みしてきましたが、気づけばアドリブで研修をこなし、相手の声を拾って反射的に対応できるようになっている自分がいました。
実は、自分が一番驚いています(笑)
今回、このように文字で整理したので、再現性のある研修が出来ると思います。
これに慢心することなく、もっともっと良いものを提供出来るように頑張るぞ〜😍
じゃ、またね!
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