失敗から何を学ぶか
【ラジオ体操31日目】
こんにちは。
1つの挑戦の結果が出て、望むものではなかったことが、逆に自分を成長させてくれたことに感謝しているドM人間コマリストです。
さて、今日は少し前に書いた挑戦に関する結果報告を兼ねて、今回の挑戦から何を学んだのかということについて書いていきます。
まずは、結果について。
今回「も」残念な結果となりました。
過去3回を含む挑戦の詳細はコチラ↓
とはいえ、過去4回同じ挑戦をして、2つある関門のうち1つ目を初めて突破することができた今回の挑戦は、本当に多くのことを私に教えてくれました。
今回の挑戦
そもそも、どんな挑戦だったかというと、団体名までは書きませんが、地域の企業が抱える様々な課題のうち、特に売上拡大をサポートすることで、地域を経済面から活性化していくことに力を入れている団体があります。
今回の挑戦は、この団体のPM職に応募したことです。
単なる転職みたいに捉えられがちですが、この団体は各地域の行政や公的機関とも連携しながら本当に地域全体の支援を行っているもので、一般企業とは少し毛色が違います。
すごくわかりやすく言えば、高い報酬を税金から受け取る代わりに、その金額を公開し、成果を出せなければ容赦なく切り捨てられるような厳しい環境です。
なおかつ、その地域ごとに存在する様々なメディアにも取り上げられるため、”〇〇地域にこの人あり”ということを宣言しながら仕事をしていくことになるという、議員のような立ち位置でもあります。
で、この職には毎回数百名の応募が集まり、最大で400倍にもなったことがあるような職位なんです。
今回が、どの程度の倍率であったかはわかりませんが、1つ目の関門を超えたのは5名程度だったことから、少なく見積もっても5/200くらいには残れたという感じですね。
まぁ、結果的に2つ目の関門を超えなければ、挑戦してないことと同じなんですが。。
結果が出るまでの過ごし方
二つ目の関門では、想定していなかったことをいきなり求められて、その場で最高のパフォーマンスを発揮できるのか?というものでした。
しかも、かなり昔から存じ上げている、心から尊敬する人が審査の責任者。
普段、”緊張ってなぁに?”というくらいに緊張しない私ですが、死ぬほど緊張しました。
正直、何を話したのか、ほとんど覚えていないというくらいの状態で、第二の関門を終えました。
そして、30分ほどたった頃、冷静に戻った私は”後悔”に襲われました。できなかったことを次々と思い出し、絶望感につぶされそうになったのです。
実際、第二関門への挑戦の日から丸3日間は、頭のどこかで常に考えて、自分自身の立ち振る舞いや言葉選びの一つ一つを思い起こしていました。
どう対応すべきだったか。
普段だったらどうしているのか。
そんなことをずっと考え続けたおかげで、”今の自分に足りないもの”をかなり明確にすることができました。
結果が出る前に、「このレベルで通過しちゃいけない」という感情になっていたんです。
結果を受けて
そして、つい先日、第二関門の結果が届きました。最初に書いた通り、結果は「不採用」。
この結果を見てどう感じたかというと、”やっぱりそうだよね”という程度です。
悔しくなかったかと聞かれれば、死ぬほど悔しかったし、もっとこうすれば良かったという感情だってもちろんありました。
けれど、自分自身が間違いなく出し切れたと自信をもって言える状態ではないことを自覚していたので、本当に冷静に受け止めることができました。
そして、結果を知って、次に思ったことは”よし、頑張ろう”と前向きな言葉でした。
すぐに前を向けるくらいに、自分の中での整理と心構えが事前にできていました。今回の挑戦は、私をほんの少しだけ強くしてくれたなと心から感じています。
今回の挑戦から私が学んだことは2つ。
❶本気で挑戦すると、”根拠のない自信”は生まれず、恐怖を感じる。
❷完璧に出し切ることができた時、”根拠のある自信”が生まれる。
私の場合、❶だけを体感しましたが、❷に至れなかったことが最大の敗因であり、その理由も明確です。
呼吸をするのと同じくらい当たり前のように、”最高のパフォーマンスを出し続けること”を習慣化できていないと、想定外の場面では持っているものを半分も出すことができない。
これが、私の今回の敗因の理由です。つまり、全ては私自身に責任があるということです。
仮にこの挑戦を続けていくのであれば、その結果は、”自分でコントロールできる部分をどれだけ磨けるか”にかかっていると思います。
まとめ
今日は、恥ずかしながら私自身の挑戦の結果報告と、そこから何を学ぶことができたのかということについて書いてきました。
ちなみに、知人から『今回の対抗馬は、圧倒的な人物だから、誰が出馬しても勝てないレースだったよ』と言われましたが、私は”その人物よりも素晴らしいパフォーマンスができていたら勝負できた”と思っています。
これは、失敗を環境や他人のせいにして、自分を納得させてしまったら、その先に自分の成長は無いと本気で思っているからです。
#暑苦しい
私は、本を読むことが大好きですが、世の中の本には「成功に学ぶ」本は多いものの、「失敗に学ぶ」本は圧倒的に数が少ないです。
これは、世の中の人が”どうやったら成功できるのか”には興味があるけれど、”なぜ失敗したのか”には興味がないからだと言われています。
そもそも、出版にはお金も時間もかかるので、失敗した人の本は出版できないんですよね。
けれど、私は挑戦することには失敗が必ずつきものであって、”失敗から何を学ぶのか”ということこそが、最も重要だと考えています。
実際、私が大学院で経営を学んでいた頃、”成功した話はいいから、失敗した話が知りたい”と教授にせっついていました。
教授も困ったと思います。それほどまでに”失敗”に関する書籍や文献は数が少ないから。
だからこそ、今挑戦をしている人やこれから挑戦したいと考えている人に、少しでも参考になったと思ってもらうメッセージを届けるためにも、私は私自身の”失敗談”を書きたいなと思いました。
いつか、ネタとして今日の話を語れるように、私自身は挑戦を続けます。それは、本当の意味での失敗とは諦めることだと信じているから。
また、この挑戦の話に続編ができたら紹介したいなと思いますので、その時まで楽しみにしていて下さい。
じゃ、またね。
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