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コミュニケーション劣等生<173/1000>

【ラジオ体操476日目】
『ニコチンレス生活197日目』

こんばんは。
元々は引きこもりのコミュ障で、努力と根性で克服したと思っていたけれど、生まれ持っての才能には適わないと悟ったコマリストです。


今日は『努力だけでは才能に勝てない』というテーマで書いていきたいと思います。


今から15年以上前。
とにかく他人とのコミュニケーションが苦手だった私は、克服のための努力を始めました。


最初に取り組んだのは心理学を学ぶこと。


インプットすることしか知らなかった私にとって、当たり前の選択肢だったのかもしれません。
#少し恥ずかしい
#短絡的


その後は、接客業でフロントに立って、お客様と会話しながらコミュニケーションを磨いたり。


相手のレベルに合わせた話ができるように色んな業界の方と話をしながら情報を集めたり。


ようやく辿り着いたのは、周りから気難しいと言われる方からも会話が楽しくて時間を忘れていたと言って頂けるレベル。
#ここまで長かった


けれど、相手が子供になると・・。


今日は、どれだけ努力しても生まれ持ったものには敵わないかもしれないというお話です。


皆さん大好きコミュニケーションのお話ですが、心が折れるかもしれません。

才能の力

もともとコミュニケーションに苦手意識を持っていた私が、たくさんのことをインプットして、年間数百名という方と話をして、ようやくたどり着いたのが、人より少しだけ話しやすいというレベル。


15年以上かかって、ようやく苦手意識から解放されたかなと思い始めていた今日この頃でしたが、割とショッキングな情報を耳にしました。


その情報は、本人が小学生になる前くらいから知っている友人のお子さん(娘2人)から発せられたものでした。


この子たちは、二人とも現役の高校生ですが、あまり擦れておらず、とても素直に育ったので、よく笑い、よくしゃべる子に成長しました。


そんな二人のことを私と同じように幼少期から知っているM君とS君という2人のおじさんがいます。


この二人は、誰とでもすぐに仲良くなれる才能の持ち主で、努力型というよりは、天然のコミュ力お化けといった感じ。
#バカにされてる
#それも才能


実は、このおじさん二人と女子高生の娘二人は、同級生の友達であるかのようにバカ騒ぎして、ゲラゲラ笑うような仲良しです。
#傍から見ると
#まぁまぁやばいやつ


でね、この様子を見ていた母親が、娘二人に聞いてみたんです。


”何で二人は同じように昔から遊んでくれてるコマリストの前だと、借りてきた猫みたいに大人しくなるの?”


これに対する二人の答えは、
『コマリストって、頭いいじゃん?何かね、ピシッとした感じになるから緊張するんだよね~』


この話、個人的には結構ショックでした。


というのも、相手が大人である時は、堅苦しいと周りから毛嫌いされるレベルの方とも、スムーズにコミュニケーションができるんです。


コミュニケーションの苦手を克服できたと思いたいじゃん。


けどね、しょせん15年そこそこの付け焼刃では、生まれつき持っているものには敵わないんだと思います。


どれだけ知識を身に付け、スキルを学び、磨いても子供には、バレてしまうのかもしれません。


悔しいけれど、才能の力って偉大だと感じざるを得ませんでした。

バカになり切れない

ここまで私が、付け焼刃で身に付けたコミュニケーションスキルは子供には見破られるというお話について書いてきました。


とはいえ、私も諦めの悪いタイプの人間です。


コミュ力お化けの2人のおじさんとコマリストを比較した時に何が一番違うのかということを考えてみました。


そしてたどり着いた答えは、『本気でバカになれるか』というもの。


やはりいい大人になると、誰がどこで見ているか分からないので、非常識なことは出来ません。


ところが、子どもは好奇心の塊なので、興味があるものを見つけたらなりふり構わず遊んだり、はしゃいだりすることがあります。


これを見ている多くの大人たちは、
”静かにしなさい!”だったり、”少し我慢して!”と注意する。


もちろん私も例外ではなく、周りに人が大勢いたりする環境下では恥ずかしいという気持ちが勝ってしまうので、一緒にはしゃぐことが無いんです。


では、コミュ力お化けのおじさん二人はどうかというと・・。


子供たちよりも率先してはしゃぐ!
誰よりも真剣に遊ぶ!!


こんな感じ。
こうすることで、子ども達から好かれやすいということは100も承知ではありますが、どうしてもバカになり切れない。


というより、計算してバカになった状態では、同じく子供たちには見抜かれてしまうので意味が無いんです。


恥を捨てることが100%良いことだとは言いませんが、子ども達から”仲間”として認識されるためには、自分自身が歩み寄るしかない。


努力でこの壁を超えることができるのかは分かりませんが、これが出来れば娘さん二人の楽しそうな顔が見られるみたいなので、少し無理してでもバカになり切ってみようと思います。


きっと何かしら気づくことはあるはずだと信じて。

じゃ、またね!


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