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立体的な世界〈72/1000〉

【ラジオ体操377日目】
『ニコチンレス生活98日目』

こんにちは。
物事を色んな角度から検証するのは得意な方だけど、これが正しいと思い込んだら視野が急に狭くなってしまうコマリストです。


今日は『多面的に考える習慣』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんが最近してしまった「大きなミス」は何ですか?


・思ってもないことを言って、親友を傷つけてしまった
・取引先に大きな損害を与えてしまった
・大切な物を壊してしまった
・車で事故をしてしまった


人それぞれ、色んなものを思い浮かべたと思います。


ここで質問です。


ポジティブシンキングの方が良いと言われていますが、今思い浮かべた”ミス”をポジティブに考えてみることは出来るでしょうか?


今日は、日常的に物事を多面的に捉える習慣を身につけておくと、視野が広くなって成長速度が爆上がりするというお話です。


昨日よりも今日、今日より明日の自分を成長させていきたい意識高めの方にオススメしたい内容です。

多面的に捉える

さて、物事を多面的に捉える習慣とは具体的にどんなことなのか。


まずは、よく例にされる話から始めていきます。


円錐(えんすい)ってどんな形?


小学生の子供に聞かれたら、皆さんはどう答えるでしょう。


まさか、
「円を底面として持つ錐状にとがった立体のこと」


なんて、辞書(Wikipedia)で調べたような言葉で説明する人はいないと思います。


けれど、絵を描いたり身振りを使わずに円錐を分かりやすく説明するのって難しいですよね。


実は、どう説明するかは大事ではないんですけどw
#良い説明が見つからない
#誰か教えて


今、皆さんが一生懸命考えてくれた円錐。頭の中に形がはっきりイメージ出来たと思います。


さて、この円錐を真上から見るとどんな形になるでしょう?


・・・


はい。「円形」ですよね。


では、真横から見たら?


・・・


「三角形」ですね。


このように、円錐は見る角度を変えることで違った姿・形に見えるので、物事を多面的に捉えるということを説明する際によく使われます。


つまり、物事には唯一コレ!という形がある訳では無く『ある1面』に注目すると特定の形になるということ。


常にこの感覚を意識して、物事を多面的に捉える習慣を身につけると、もっと立体的な世界に生きられるようになると思いませんか?

多面的に捉える訓練

ものすごく抽象的な話をしたので、多くの方が読むのを辞めてしまったと思います。


ここまで読んでくれた奇特な方に向けて、具体的な話を書いていこうと思います。


まず、冒頭に思い出してもらった「最近のミス」について。


最近したミスを思い出して下さい。という質問に対しての答えなので、当然ですが思い出した本人である”あなた”にとっては「失敗」として記憶されていると思います。


では、その失敗は、
あなたの同僚・ライバル・上司から見ても失敗でしょうか。


もしかすると、同僚からすれば「仲間を助けるチャンス」かもしれません。


ライバルからすれば「自分が抜きん出るチャンス」かもしれません。


上司からすれば「あなたとコミニュケーションをとるきっかけ」かもしれません。


どうですか?
見る人を変えることで、同じ出来事でも違った形に変わる感覚が分かるでしょうか。


では、もう1つ別の視点で考えてみて下さい。


未来のあなたから見るとどうですか?


最近のミスを思い浮かべてもらっているので、その瞬間からすると今の自分は未来の自分です。


その未来の自分が思い浮かべたんだから「失敗に違いない」と思う気持ちもあると思います。


では、あなたはこの先全く同じミスを繰り返すと思いますか?


この質問に、『YES』と答える人はあまりいないと思います。


もしいたとしたら、社会人としての在り方を考え直して下さい。


思い浮かべた「ミス」があったからこそ、それ以降の自分は同じミスを繰り返さなくなる。


ということは、この「ミス」は失敗という側面もありますが、未来の自分からすれば「学び」であり「改善のきっかけ」です。


こんな風に、見る人や時間軸を変えることで、現実世界でも物事を多面的に捉えることが出来ます。


ちなみに、毎回誰かに「こういう捉え方もできるんじゃないか?」と伝えるのはオススメしません。


コマリストのように、捻くれ者だという印象を与えてしまいます。
#実体験
#私のようにならないで


ですが、自分の中だけで考えるのは自由だし、価値があります。


習慣的に色んな角度から考えて、捉え方を変えてみると、新たな発見があるだけでなく、自分自身の成長速度が向上しますよ。


是非、お試しあれ。

じゃ、またね!

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