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弱者の戦い方<288/1000>

【ラジオ体操591日目】
『ニコチンレス生活312日目』

こんばんは。
流行り廃りには全く興味がないので、気に入ったものがあればいつまで経っても使い続けてしまうコマリストです。


今日は『弱者の戦い方』というテーマで書いていきたいと思います。


新しい商売を始めたり、新しい仕事をスタートする時、どんな市場を狙うのが良いか


多くの場合、これから伸びる市場や、まだまだ成長を続けている市場を狙うのが良いと言われます。


私自身、それが良いと思い込んできたし、間違ってはいないと思います。


けれど、実際にはこの市場へ進出して、長期間ビジネスを続けるのは難しい


なぜなら・・。


今日は、負ける可能性を少しでも下げるための戦い方についてのお話です。


こんな考え方もあるんだという気づきがあったら嬉しいです。

弱者だからこそ

なぜ、伸びている市場に参入することが、長期ビジネスに向かないのか。


それは、
新たなライバルが増えていくから
#当たり前
#分かりやすい


これから伸びていく可能性が高いということは、自分以外の人もやってみようと思うということです。


当たり前のことですが、より高いサービスや品質を求められることになるし、早い段階で価格競争になります。


さらに、伸びているうちは、次々に新しいライバルが、より強い武器を引っさげて参入してくる
#新たな敵
#変化


つまり、自分が参入した時にはいなかった敵がどんどん現れるということ。


もちろん、あとから参入してくるライバルに負けないだけの商品力やサービス、価値を持っていれば戦えるかもしれません。


それでも、市場がピークを迎えるまで戦いは続くし、長期戦になれば追加の投資が必要になる
#もしくは
#撤退


それでも何とか戦い続け、厳しい価格競争にも負けずに生き残ることが出来た時、ライバルはほとんど居なくなっています。


それと同時にお客さんも、リピーターだけになり、新規のお客さんはほとんど来なくなる。


資金や人脈、設備、情報などなど経営資源の乏しい弱者がここまで戦えるか?


これ、かなり厳しい戦いだと思いませんか?

投機目的で

では、伸びている市場に新規で参入するのはNGなのか。


これに関しては、正解とか不正解がある訳ではありませんが、私的には『あり』だと思っています。


私が否定的に考えているのは、あくまでも『長期で戦うこと』です。


つまり、短期集中で利益を得ることを目的として参入するのはあり。


新規参入が減るまで待つというのではなく、期間を決めて短期でしっかり利益を確保して売り抜ける。


まさしく投機目的での参入です。


これ、重要なのは「抜けるタイミング」です。


まだ利益が出ているから、続けてみようかな〜という感じでズルズル継続してしまうのはNG。


新規で参入する前から、撤退のタイミングとルールを決めておく
#必須です


その上で、何があっても、事前に決めたルールとタイミングに従う。


これが出来るのであれば、伸びている市場へどんどん進出して、長期で戦える場所に投じるための資産を蓄える
#ここまで見据えて
#長期戦


とはいえ、投機目的での新規参入も撤退も、すごく勇気が要るんですけどね。

市場参入のタイミング

では、新しい市場に参入するのはどんなタイミングが良いのか。


これに関して、つい最近、わりと衝撃的な考えを聞き、ものすごく納得させられました。


その考えとは、
市場が飽和し、衰退期に入ったタイミングで参入する』というもの。
#常識とは
#逆転の発想


この理由は、新しいライバルが増えていかないということにあります。


長い戦いを終えて、すでに自分たちのスタイルを確立しているライバルしか存在しない市場です。


ということは、ライバルにしろ市場の中にいる顧客の特性にしろ、求められている商品力にしろ、調査することが出来る


戦うべき相手が明確で、顧客の特性が分かっている。


となると、自分の戦い方を選択することが出来る
#孫子の兵法


確実に勝てる方法がある訳ではありませんが、負ける確率を下げることは出来ると思います。


少なくとも、これをやったら確実に負けるという選択肢を避けることが出来る
#これが大事


これこそが、最小限の資産で戦うための戦略であり、弱者が取るべき戦い方


どこを見ても、伸びている市場やこれから伸びる市場への進出を高く評価する話ばかりです。


けれど、その選択が失敗の可能性を高くしているとしたら、怖いことですよね。。

じゃ、またね〜!

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