下戸が語る飲みにケーション<32/1000>
【ラジオ体操337日目】
『ニコチンレス生活58日目』
こんにちは。
コップ一杯のお酒で頭痛と吐き気に襲われてしまうほどお酒が弱いので、アルコールを避ける生活をしてきたけれど、こんな私を時代の方が迎合してくれている気がしているコマリストです。
忘年会、新年会など、お酒を飲む機会が多くなる季節の真っただ中です。
とはいえ、真夏になるとビールメーカー各社が『ビールが美味しい季節』とかいうキャッチコピーで洗脳してくるので、結局年中お酒を飲む機会はあるわけですが・・。
日本生命保険相互会社が毎年この時期に『飲みにケーションは必要か』というアンケート調査を実施していることをご存じでしょうか。
お酒を飲めないけれど、飲み会のお誘いだけはめちゃめちゃ多くて、基本的には全てお断りするという私にとって、飲みにケーションに対する世論調査の結果は興味の対象でしかありません。
ということで、つい先日出た今年の結果を確認してみると・・・
今日は、お酒が飲めないくせに月に10回近く飲み会に誘われるコマリストが、飲みにケーションについて偉そうに語ってみるという回です。
お酒好きの人にとっては、あまりいい傾向ではなくなってきていることも知識として知っておくと、良いかもしれませんよ。
逆転!?調査の結果やいかに。
さて、日本生命さんが実施している調査の結果を私が渋っても意味がないので、早速結果についてお伝えしようと思います。
その結果は、
飲みにケーション不要派が61.8%
意外だと思ったのは、調査が始まってから5年目にして初めて『不要派』が上回ったということ。
”飲みにケーションなんて古い!”みたいな言葉が聞こえ始めたのはかなり前だったような気がしていたので、とっくに不要派の方が多いんだと思っていました。
過去の調査結果はこちら↓
2021年 必要派:38.2%、不要派:61.8%
2020年 必要派:54.3%、不要派:45.7%
2019年 必要派:57.3%、不要派:42.7%
2018年 必要派:53.6%、不要派:46.4%
2017年 必要派:62.0%、不要派:38.0%
働き方改革という言葉が浸透して、勤務時間外の飲み会の価値を見直すような動きが起こりました。
それでも、飲みにケーションが必要だという認識は根強く残っていたことがこの結果から分かります。
そして、飲み会に行きたくてもいけないという2年弱という期間を経たことで、当たり前に変化が生まれたのかなと思います。
ちなみに、
男女比では女性の方が『不要派』が多い。
年代別では20代と60代で『不要派』が多いが、全年代で不要派が上回った。
女性の方が飲みにケーションを不要だと考える傾向が強そうなのはイメージどおりでしたが、60代で不要派が多いというのは少し意外でした。
この結果、皆さんはどう感じるでしょうか。
飲みにケーション ~PB編~
さて、世間の調査結果を知って頂いたところで、あらためて飲みにケーションの存在意義について考えてみたいと思います。
私の考えは、
飲みにケーションは『必要』です。
全くと言っていいほど飲めない私が『必要派』であるのも変な話ですが、これには理由があります。
まず、プライベートについて。
当然ですが、お酒が好きな人もいれば、お酒が好きではない人もいます。けれど、お酒が好きかどうかというのは、人間関係においては全く関係ないです。
もちろん、飲み会当日はお酒が好きな人がたくさん飲んで潰れたりして、介抱させられることになったりもします。
飲まないから送迎を頼まれることもあるし、何なら車の中で”リバース”されることだってあります。
#責めてないです
#懐かしい思い出
正直、飲まない人の方が負担が大きい。
けれど、お酒を飲む人の多くは、食事をあまり食べない。飲まない人は死たくさん食べられるので、飲食を楽しむということにおいては有利ですw
さらに、素面であるため自分自身が”余計なこと”を言ってしまうリスクを伴いませんが、飲んでいる人の本音を聞くことができる最強のポジションをとることができます。
と、単純に下戸目線で、飲む人と飲まない人の比較をしましたが、メリット・デメリットではなく、楽しい雰囲気の中で気の知れた仲間と食事をする場所にお酒があっても無くても関係ないかなと思うわけです。
そして、仲間の中に”飲みたい人”がいるなら結果的に飲みにケーションになる。だからこそ、飲みにケーションが必要だと思うだけです。
飲みにケーション ~ビジネス編~
では、ビジネスにおいてはどうか?
これは、”経営層と付き合う上で”という条件付きになりますが、経営層の人たちの多くは、会社において『肩書きに合わせた人物』を演じていることが多いです。
分かりやすく言えば、会社では本音を語りません。
誰が聞いているかわからないし、余計なことを話して失敗した過去を持っている人が多いから。
となると、この層の方たちから本音を聞き出そうと思った時にどこへ行くかというと、会社から少し離れた飲食店を選択することになります。
そのお店で、お酒を飲むか飲まないかは、もちろん本人次第ですが、この層の人たちのほとんどが”お酒好き”な傾向を持っている。
#感覚的には9割以上
ということで、経営層の方と気心の知れた関係になることを望むのであれば、手段としての飲みにケーションは必要になるかなと思うわけです。
ちなみに、私が飲めないことが理由で誘いづらいと感じる方も多いので、それなりに寂しい思いと損をしてきました。
#気にせず誘ってください
#飲まなくても行くから
色々書いてきましたが、飲みにケーションにしろ、その他のことにしろ、世間がどう考えているかではなく、結局は自分自身がどう考えて、何を目的とするかが重要だと思います。
こういった機会に、自身の行動と思考(行動の理由)を見直してみるのもいいかもしれないですね。
じゃ、またね!
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