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真面目さの弊害

【ラジオ体操197日目】

こんにちは。
いろんな方のセミナーを受講して、様々な情報を得てきたけれど、結局ほぼ全ての内容を忘れてしまっているので、同じようなテーマに惹かれ続けてしまうコマリストです。


今日は『捨てるべき真面目さ』といテーマで書いていきたいと思います。


セミナーや講座をたくさん受講したけれど、期待するような効果を得られていないと感じている人は多いと思います。


これは、私自身がものすごく痛感していることで、どう考えても投資した額の方が得られた成果よりも多い状態なんです。


それはセミナーの内容が良くないからでしょ!


そんな風に片づけてしまうこともできそうですが、多くの場合、その内容でうまくいっている人が一定数存在するのも事実なはず。


そう考えると、成果を出すことができないのは、セミナーの内容が悪いのではなく、成果を出せない自分自身の能力不足だと考える方が自然ですよね。


自分の能力不足を、他人のせいにして自分を守るのは終わりにしよう。


今日は私自身の失敗を踏まえて、どう改善したらしっかり成果を出すことができるのか?ということを改めて考えて整理した内容です。


すでに、十分な費用対効果を得られている方にとっては釈迦に説法な内容だと思うので、スルーして下さいね!


それでは、いってみましょう。

セミナー厨の自己満足

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冒頭でも書いた通り、私は興味を持ったセミナーや講座を片っ端から受講するような生活を数年間続けていました。


ここに投じていた費用はざっくりですが、年間平均200万円くらい。これを多いと思う人もいれば、少ないと思う人もいると思うので、金額についてはどうでもいいことです。


ただし、『費用対効果』という観点で考えてみると、ムダ遣いでしかなかったなというのが、正直な反省です。


というのも、
セミナーや講座を受講している最中は、時間とお金を使って頑張っている(フリをしている)自分に自己満足して、頑張った(つもりになっている)自分に甘くなる。


セミナーや講座の受講後は、”いい話が聞けた”とか”来てよかった”と時間とお金を使った自分の行動を『正しい行動』として捉えるための補足をして、また自己満足に浸る。


そして、翌日以降は『全く変わらない日常』に戻り、1か月もすれば内容の9割を忘れ去ってしまう。


こんなことを繰り返してきたから。
本当に無駄ですよね。。

そんな真面目さは要らない!

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さて、こんなムダ遣いと自己満足を繰り返してきた私ですが、この”セミナー厨”から抜け出すためには捨てなければいけない「真面目さ」があります。


そもそも、費用対効果が低い状態になってしまうのは、セミナーや講座の受講が目的になってしまっていて、そこで得たものを使うという本来の目的から遠ざかってしまうから。


1つでもいいから、その日のうちに”すぐに”始めることができていれば、結果はどうあれ、自分の変化の起点になったはずなんです。


そして、これを実行に移すためには、
「セミナーを最後まで聴く」という真面目さを捨てなければいけない。


例えば、3時間のセミナーを申し込んで、冒頭の30分で帰ることができるという人は少ないと思います。


けれど、3時間も集中力が継続する人ってそもそも存在しないですよね。


一流の講師もそれを理解しているからこそ、冒頭部分から終わりにかけて徐々にピークを迎えるスタイルではなく、序盤・中盤・終盤それぞれにピークを作るスタイルであることが多いんです。


ということで、序盤の内容だけを聞いて、”これは!”と思うものがあったら、すぐにでも会場を抜けて、残りの2時間分を実践に充てた方が良い。

本当にもったいない?

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そんなのセミナーに支払った金額がもったいない!


こんな人もいるかもしれませんが、例えば100万円のセミナーだったとして、序盤の内容を実践するだけで500万円の収益を得ることができるのであれば、すぐに実践した方が良いと思いませんか?


もしかしたら、最後まで聴けば、もっと良い内容が聞けるかもしれません。けれど、最後まで聴けば実践の時間を別に設ける必要が出てくるし、恐らく最初に良いと思ったことは忘れてしまっています。


最も効果が高い内容は、最後の方で聞けるかもしれません。けれど、効果が高いということは実践のハードルが高いということです。


逆に、効果としてはそこまで大きくないけれど、すぐにでも実践できる内容は序盤で語られることが多い。


これを聞いた時点で、「今、できていないことがある」ならすぐに実践して、収益を得てから続きの話を聞くために再受講すれば良い。


というか、最近はアーカイブ配信があるものが多いので、途中抜けしたって内容はいつでも視聴できる可能性が高いですよね。


もちろん最後まで聴いて、全ての内容を実践できるという人は、その方が良いと思います。


私と同じように、結局何一つ実践できないまま気持ちだけ満足してしまっていることが多い人は、勇気をもって「最後まで受講する」という真面目さを捨てた方が、高い費用対効果を得られると思います。


最後まで受講して、満足して日常に戻る
途中抜けして、すぐに実践して何かしらの結果を得る


果たして、本当にもったいないのはどっちでしょうか?

じゃ、またね!

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