安宅和人の語る開疎化と不動産

開疎化

アフターコロナの時代には、開疎化が進むのではないかと提唱しているのはシン・ニホンの著者である安宅和人です。

以下ブログ
https://kaz-ataka.hatenablog.com/

彼のブログにはこのような文章が記載されています。

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自然とともに豊かさを持った空間にできる土地の開発が進むだろう。
数十から100平方キロ米の土地に一つ、そういう場所があるだけで、
全く新しい開疎な豊かさを持つ郊外の空間が生まれる。その周りには、
いま世界のairbnbなどでどんどん提供が進む開疎でゆたかな居住空間も生まれてくるだろう。

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これからの住まい方を提唱してくれているほか、
このような世界を想像するのはそんなに難しいことじゃ無いような気がします。

資本主義経済の中で、大量生産大量消費を繰り返し、
経済成長を進めてきた都市構造から変わるタイミングが来ているのでは無いかということです。資本主義とは、効率化を求めて1箇所(都心)に人もの金を集め、新しい物を作ることで成長することでした。

現在のインターネット社会においては、ものづくりのベースがインターネット上でできるようになった今、そしてZOOMなどの様々なサービスが世間一般的に認知され、在宅でできることできないことがコロナウィルスによって強制的に実験されてしまった現在においては、都心というのはコストパフォーマンスは高いのだろうか?との疑念が浮かびます。

また、今回コロナの一連の不動産に与える影響を見ていると、
都会の商業系であるオフィス、飲食系へのダメージ
都会のタワーマンションや高級賃貸マンション入居者への影響が先に来ており、郊外や田舎への影響は少ない状況です。
特に田舎の居住系に関して、居住系の賃料交渉があったという話は聞いていません。
このアフターコロナ、疎開化というものは色々な可能性があります。
集中して一つのエリアに投資をすることで、不動産の視点からまちづくりに寄与できるところもあると思っています。

この構造と疎開化というキーワードを考えても
現在、進めている大樹町のアパート建築計画は進めるべきだと思っています。

ホテルと一般賃貸でのハイブリット型であり、
定住する方と、週末滞在や月一滞在の方向けへのPRを行います。
実際コロナが開けた後の稼働がどのようになるのか、今から楽しみです。

大樹町は人口5000人程の街です。
プラスの要素は以下にあると思っています。

・良くも悪くも目立っている
・ロケット推進を民間と行政が一体となって取り組んでいる。
・北海道内からの移住者が多い
・日高山脈が一望でき、海へのアクセスも近い
・帯広空港から1時間のアクセス
・札幌から2時間半のアクセス(高速が数年前の開通した)
・パン屋、居酒屋が昨年街中にオープンしている(ホリエモン後押し有り)
・人口減少率3%


ちなみに、、労働者の54%はコロナ終息後も在宅勤務をしたいと回答しているアンケート結果もあります。

クリエイティブな仕事をしている方で場所の関係ない仕事の付いている方は特に開疎化が進むのではないだろうか。

https://www.businessinsider.jp/post-212467

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