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苦手な人こそ『私の人生の味方』である

苦手な人をただ拒絶する生き方は勿体無いと思うようになった。

自分が苦手な人、理解できない人は自分とは違うルールの世界を生きている人であって、自分にはまだ分かり得ない『楽しさ』や『喜び』を知っている人でもある。自分の正論や正義を振りかざす生き方はハードモードでまぁまぁしんどい。

自分とは違う価値観を持っている人=自分の常識を壊してくれる人

苦手な人に出会った時や、日常の中で嫌悪感を感じた時には自分がなぜそう思ったのかをしっかりと見つめ直してみると、結局は自分がその現実を選んでいることがわかる。自分が『何を信じたいと願っているのか』が本当の望みである。

ブランド物をひけらかしている人に『ゔぅぅぅ』と苦手意識を感じることがあったのね。その気持ちを持ち続けている限り、私はブランド品を日常に持ち歩く生活は手に入らないということ。自分の理想の未来像は何か、そしてその未来を見せてくれている人を拒絶していないかを見直してみると自分のセルフイメージにも気がつける。

すべての登場人物には役割がある。その人が現実に現れた理由に気づくと役割を終えた登場人物はクランクアップを迎える。みている現実はまさに映画やゲームの世界だと感じることが多い。

例えば、前の旦那くんは私の凝り固まった常識を壊すために私の前に現れてくれた。『こうでなければならない』を強く持ち続けていた完璧主義な私と、できないことは当然のようにまわりに頼る元旦那くんは対照的だった。『できない』ということに躊躇がない人なのだ。彼はどれだけカッコつけようとしてもカッコがつききらないタイプのある意味、もっている人でもある。サプライズは準備中にバレるし、嘘も面白いぐらいにすぐにバレる。完璧を目指していた私にとっては羨ましい生き方でもあった。

今年の1月に離婚してから約9ヶ月が経過した。離婚してからも『今日のランチだよ〜』と写真付きで送ってくるたびに『私、彼女だっけ??ちゃんと離婚したよな?』と自分に確認するほどに頻繁に連絡してきていた彼からの連絡が目に見えて減ったのは私の人生に彼が登場した理由に気づいた瞬間だった。彼のクランクアップが近づいているのだと思う。

なぜ、その人は自分の前に現れて、何を教えてくれているのかを考えると苦手な人の存在は謎解きゲームを攻略するためのヒントを教えてくれる私の人生の味方になる。

苦手なAさんを拒絶しても、また別の同じような苦手なBさんが現れる。このサイクルを終わらせたいのなら、目の前の現実にとことん向き合うことしかない。自分が必要な学びを得たときには苦手Aさんも、苦手Bさんも、Cさんも、Dさんも同時にクランクアップを迎える。

私はなぜこの現実を選んでいるのかにすべての答えがある。


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