いよいよAIが便利になってきた 前回のエントリでGoogleのAIであるGEMINIを使って書いた部分を含ませました。AIはずいぶんと進化してきて、大変使いやすくなった気がします。もちろん最大の問題として「どこまで正しいか」という点は残っているのですが。 ※「正しくないからダメ」ではなく、ケースバイケースで正しさと裏付け作業負担のバランスをとる必要があるということだと考えています 現状AIは作画や執筆、プログラミングなど色々なものに使えますが、中でも多くの人に恩恵があり
この時期になると1年を振り返るテレビや動画の企画も増えますし、お客様のところへご挨拶に伺って色々とお話しさせて頂いたり、優秀な友人と久々に会って話をすることもあるので、考えることも増えます。 今回書くのはいろいろなものに触れてちょっと考えてしまった個人的な意見です。 日本の経済のカタチのようなものは、スマホが出来たり、自動車がEVになったり、ネット通販が増えたり、異常気象が増えたり色々変化もしましたが、おおむね2つの枠の中で形作られてきました。1つは1945年に成立した第二
最近読んだ本がなかなか面白かったので、そこから少し膨らませた話を今回はまとめようと思います。 まず今回読んだ本はこちら。 「みついおおさかりょうがえだな」と読みます。分かりやすく言うと今の三井住友銀行のご先祖になります。雑に言うと 三井住友銀行=住友銀行+さくら銀行=住友銀行+(三井銀行+太陽神戸銀行 )となるからです。 三井は江戸時代の「三井越後屋呉服店」が源流です。その資金を元手により儲かる「両替」に進出します。呉服店の方は後に「三越」になります。みなさんご存じ百貨店「
最近選挙ネタばっかりですが、政治や宗教の話は放置すると分断の元ですので、寛容とまではいかなくても、色々捉え方はあるよねという話は残しておきたいのです。「あいつらは敵だ」という終わり方は読者にはして頂きたくない。本エントリがどれほどの人の目に触れるかはさておいて。 本来採用面接でも支持政党や信教の質問はNGです。それくらい個人的、かつ重要な問題だという扱いが日本では常識ですが、だからといって触れなさすぎると思わぬ誤解を放置することになり、そこからどんどん陰謀論や尾ひれがつくの
「人の活動によって二酸化炭素が増えた為、その温室効果によって地球全体の気温が上昇し、様々な弊害が出る」というのが気候変動問題というやつですね。これは広く知られていることです。 気候変動による災害 最近で最も大きな出来事はロサンゼルスの山火事でしたね。山だけでなく住居や家財もかなり灰になってしまい、大惨事となりました。 この他にも2022年のパキスタンの大洪水、 地中海での熱波によるオリーブ大凶作、 この他毎年やっているギリシャなど地中海東側と米国カリフォルニア州の山
先般起きた「令和の米騒動」なるものの違和感が拭えないので色々と並べてみることにしました。 米の生産と需要 いきなり色んな答えが出てしまいそうなグラフですが、米騒動なるものが起きる直前の8月に農林水産省が資料をとりまとめていました。不穏なので臨時に出したようです。マスコミは全く触れてないのではないか? まず認識しないといけないのは「ずぅぅぅぅぅぅぅっと米の消費は下がり続けていく一方である(現在進行形)」ということです。日本政府の政策は戦後(終戦は昭和20年)食料が安定しなか
私の母も気が付けば今年喜寿(77歳)であります。平均寿命(女性は87歳)まではまだだいぶありますが、老いてなお壮健といいますか、息子同様にスジが通らない話はブルドーザーで耕すみたいなことを変わらずやってますんで、楽しそうに暮らしてるなぁと思って眺めています。なお本人は「スジが通らぬ面倒ごとを持ち込まれるのはストレスである」と言ってはばかりませんが、ストレスがある内は生活に緊張感があってよいのではないかと思い、愚痴を聞いてなだめております。 なお、本エントリ内容とタイトル写真は
醤油屋をやっておりますと、どうしても海外のことが気になります。食品製造に携わらない方々はあまり海外のニュースなどに興味は無いかもしれませんが、ここ10年くらいで様相が変わってきた様に思いますので、皆様見た方がいいですよというお話です。 醤油は大体輸入材料で出来ている 醤油の原料は主に大豆と小麦と塩と水と麹です。塩と水は国内で何とかなりますが、少量生産の蔵でなければ大豆と小麦は国産ではどうにもなりません。特に、醤油にとって油は不純物ですので(醤油の「油」とはとろりとした液体
防災についてはこのnoteでも度々エントリを書いていますが、私の過去エントリを漁ろうなどという奇特な方も少ないと思います。皆様ご存じの通り昨今にわかに東南海トラフの危険性が喧伝されましたので、改めて書いていこうと思います。 前提 私個人はかなり備えている方だと思いますので、今回は「まだ使ったことは無いけれど、色々検討して持っておいた方がよさそうと判断したもの」をご紹介します。 尚、お気持ち的には「社会が崩壊しようとも俺だけは生き残ってやる」という厚かましさ全開でやっており
相変わらず書くことが定まらず、先ほども一本書きかけのエントリのお蔵入りを決定した中の人です。書きかけで一晩経ったらオチを忘れました。脳みそクオリティがニワトリ並みです。 ※ヘッド画像は遠藤達哉著「SPY×FAMILY」第一巻からの抜粋です さて、先日Twitterで面白い話が流れてきました。 会社の若者に「どんな音楽聞くの?」と聞いたら「そんなセンシティブなこと聞かないでください」と言われた。昔とは違うんだなぁ。 ということでした。 この話にはいろんな意見がついており、面
今日ラジオでたまたま節約の話になったので、また独断と偏見に基づく妙な持論を展開してみたいと思います。 何のために節約するのか まずそもそも論ですが、何のために節約するのかを考えるべきです。「いやぁ最近収入より支出の方が多くなっちゃって」というのであれば早急にしないといけませんよね。他方、「最近物価も高いしなんとなく」という方も多いのではないでしょうか? 「子供がこれから中学校にあがるので部活とか塾とか色々物要りで」とか「親が入院したので看病にもお金がかかるし」とかそういう
今回は読書感想文です。 結論から言うとメッチャ面白かった どこで見かけて買ったか忘れたのですが、面白そうだったので買って読んでみたら非常に面白かったです。語彙力が全く無いみたいになってますが、経緯を正直に話すとこうなります。笑 以前もどこかのエントリで書いたのですが「世代が違うと全く価値観が違う」というテーマの延長上にある内容です。(リンク貼ろうと思ったのですが、自分がどこで書いたのか忘れてしまいましたw) 著者は以前DVD雑誌の仕事をしていて、物凄く沢山の作品を見な
先日、前職で大変お世話になった上司が亡くなったという連絡を受けました。お歳もお歳でしたし、癌も一度患っていたので、全く考えないことも無かったのですが、たまに来るメッセージは元気そうだったので油断していました。会いに行っておくべきだったと後悔することしきりです。 前職を辞してもう14年になりますが、今もって「あの上司で良かった」と思えるし、大切なことを沢山教わったと思える、そんな第二の父と呼んでも差し支えない一生モノの出会いでした。 いや、どちらかというとあまり子供に関心が
①って書きましたけど、シリーズ化するのかは分かりません。思い出したら書きます。笑 大親分Kさん前職で5年お世話になった会社では、人事異動で直上の上司(課長)は一度変わりましたが、私から見て一般に部長に相当する方は一人でした(職務的にはもっと重かった)。会社から単身赴任ばかりさせられた苦労人で、時々ムチャクチャ言ってましたが、人情味にあふれ、社内に色々と顔が利く立派な人でした。でも正しいことを言っちゃうから出世街道の本流からは外れていた人でした。正に大親分ですね。 彼からは
時には~昔の~話を~しようか~(加藤登紀子「ときには昔の話を」映画「紅の豚」ED) 「紅の豚」に出演されていた森山周一郎さん亡くなられましたね。ずっとポルコが一番好きなジブリキャラです。ご冥福をお祈りいたします。 立派にダメな社会人としてスタートさて本題です。私は以前全く別の会社で働いていました。フツーに就職活動して、フツーにいっぱい不採用通知貰って、なんとか某社に滑り込みました。就職氷河期だったんですよね。そして配属面談で「君は行きたくない部門はあるか?」と人事部長に聞
ちょっとバタバタするとすぐ更新が遅れます…。 3月のライオン さて今回は大好きなコミックの紹介から。 ご存じの方も多いかもしれませんが、「3月のライオン」という作品があります。 作者は櫻井翔さんと蒼井優さんでドラマ化もされた「ハチミツとクローバー」という作品でも有名な羽海野チカ先生です。私これまでの人生で1万冊はマンガ読んで来てますが、羽海野先生の作品はポジティブな感情もネガティブな感情も、感情という感情が、心の上に抜き身の刀を置かれるようにヒタリと、それでいて怒涛の様
最近忙しくてめっきり更新が止まっていました…。 中小企業の社長の仕事とは何か? 以前は大企業に類する会社でサラリーマンをし、今では中小企業で社長をやっています。大企業も中小企業も触れたことがある身として、面白い話になればなと筆をとります。 さて社長の仕事とは何でしょうか?取引先とのお付き合いはどこでもありますし、大企業なら財界活動もあるでしょう。中小企業なら地元の商工会議所といったところでしょうか。でもここでは社内向けの仕事に限定します。社内向けの社長の仕事は本来「ヒト
学生も企業も就職活動時期に入ったという話に前回触れました。私達が説明会を開催すると、あるいは面接の際に質問を受け付けると、かなりの回数聞かれるのが「開発部ではどうやって製品を作っているのですか?」というものです。 学生に限らず、外部の方にはきっと興味を惹かれるポイントなのだろうと思い、今回はそれに触れることにしました。「ノウハウをバラしてしまって大丈夫ですか?」と心配されそうですが、製品づくりのノウハウの肝の部分はウチの開発部員の一人一人の中に「どうやって思い描く味を実物に
ウクライナで理不尽な戦争が始まってしまいました。いかなる問題であれ戦争という手段で解決できることは何もありません。ロシアには即時の停戦撤退を求めます。 さて今回は戦争の話をするのではなく、戦争から派生したものの話です。有名な話ですが、今では誰もが使うインターネットは元は軍事技術です。携帯電話による通信も、皆さんが通販でクレジットカードを使う時の暗号通信も、全部元は軍事技術です。 具体的な技術だけでなく、戦争で用いられる考え方を、ビジネスの競争での参考にしようという動きは昔