延賀 海輝
選挙が終わりました。いやーなかなかすごい結果になりました。 「まずは投票」の前提 前回のnoteで書きましたが、まずは選挙は投票することが前提です。皆様投票していただけたでしょうか?投票してみてどうでしたか?投票した候補者がその後どうなったかや、比例で投票した党がどうなっていくかに関心が持てて、開票速報を見るのも面白かったのではないでしょうか? 「どーせ投票しても何も変わらない」と冷めた態度で投票していないと味わえない楽しみです。 結果のとらえ方 投票すると、自分が投
以前にも書いていますが「誰に投票してもいいので投票だけはしましょう」という話です。 低い投票率 突然降ってわいた衆議院議員選挙が週末に投開票を迎えます。まぁ降ってわいたといっても来年の秋には任期切れだったのでいつやるかという問題ではあったのですが、とにかく急に決まった選挙です。 私は私で意思があり、社会に対しても思うところがありますので、そのあたりを反映してくれそうな人に投票しようと思っていますが、これは人それぞれであり、その思いを投票に託せばよい、つまり誰に投票しても
先般起きた「令和の米騒動」なるものの違和感が拭えないので色々と並べてみることにしました。 米の生産と需要 いきなり色んな答えが出てしまいそうなグラフですが、米騒動なるものが起きる直前の8月に農林水産省が資料をとりまとめていました。不穏なので臨時に出したようです。マスコミは全く触れてないのではないか? まず認識しないといけないのは「ずぅぅぅぅぅぅぅっと米の消費は下がり続けていく一方である(現在進行形)」ということです。日本政府の政策は戦後(終戦は昭和20年)食料が安定しなか
どっかの知事の件ですっかり兵庫県が有名になってしまいました。ただ、その有名になる過程が県民としては頭を抱えるばかりと言わざるを得ません。 後から後から出てくるエピソードが非常にテレビ映えするためにワイドショーがずっと扱っているわけですが、本件の最大の問題はそこではなく、内部通報者が保護されなかったことです。 公益通報者保護法 内部通報は公益通報者保護法という法律によって保護されています。これは有り体に言えば「通報した人に報復的な人事や処罰をしてはいけません」という法律で
戦争を引き起こした原因は何なのか もう過ぎてしまいましたが、毎年8月になると終戦記念日があることから、NHKでは重々しい戦争の過去の特集が組まれます。私は割と見るようにしています。 最近の歴史の教科書を見ていないので分かりませんが、日本の歴史教育は「日本が引き起こした戦争は良くないものである。二度と繰り返してはいけない」と教える姿勢が基本かと思います。NHKの番組構成の多くもコレです。そのこと自体に異論は全くありませんし、その価値観を共有するものですが、いろいろ勉強していく
先日同業者の会合で色々とお話を伺ったりしたりする機会があって、その際にお話もしたんですが、改めて思ったことをつらつらと書きます。 減少が止まらない 醤油というものは「海外行くとありがたみがわかるんだよねぇ、日本の心だよ」とか「空港で飛行機降りると醤油の匂いがする気がする」とか色々言って頂くことは多いのですが、消費量はずーっと下がり続けています。(これは以前も多分触れたことがあったはず) グラフになっていませんが、ここからコロナの時にガクッと落ちて(外食閉店の影響)、その
防災についてはこのnoteでも度々エントリを書いていますが、私の過去エントリを漁ろうなどという奇特な方も少ないと思います。皆様ご存じの通り昨今にわかに東南海トラフの危険性が喧伝されましたので、改めて書いていこうと思います。 前提 私個人はかなり備えている方だと思いますので、今回は「まだ使ったことは無いけれど、色々検討して持っておいた方がよさそうと判断したもの」をご紹介します。 尚、お気持ち的には「社会が崩壊しようとも俺だけは生き残ってやる」という厚かましさ全開でやっており
これちょっと言葉にするの難しいんですが、がんばって書いてみます。 長く続けていると意味が変わったり役目を終えたりする 最近とある公益社団法人のお仕事を無償でお手伝いする仕事をしているのですが、よりによって私がお手伝いするようになってから深刻な危機を迎えました。遺伝か祟りかな?ってくらい貧乏くじ引く力には定評のあるんですが、乗り掛かった舟には最後までちゃんと付き合うというのも信条ですので、ちゃんとやらせて頂いております。 まだ議論の最中なのであまり詳しくは書けないのですが
もう既に2件もnoteのエントリを書きかけでお蔵入りにしています。自分で書いてて面白くない物は投稿したくないんですよね。そんなこんなで随分間隔が開いてしまいました。 暗殺未遂事件 さて先日、皆様ご存じ某米国大統領候補が暗殺されかけるという事件が起きました。ご本人豪運の持ち主の様で軽症で済んだようですが、一般人や護衛のSPにも犠牲者が出ており、痛ましい事件です。犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。 どちらの候補が日本にとって良いのかとか、そういった政治的な内容について
相変わらず書くことが定まらず、先ほども一本書きかけのエントリのお蔵入りを決定した中の人です。書きかけで一晩経ったらオチを忘れました。脳みそクオリティがニワトリ並みです。 ※ヘッド画像は遠藤達哉著「SPY×FAMILY」第一巻からの抜粋です さて、先日Twitterで面白い話が流れてきました。 会社の若者に「どんな音楽聞くの?」と聞いたら「そんなセンシティブなこと聞かないでください」と言われた。昔とは違うんだなぁ。 ということでした。 この話にはいろんな意見がついており、面
こんにちは。毎日自分で作ったご飯を食べ過ぎて一向に体脂肪率が落ちないおじさんです。血糖値がスパイクしてよくないのでさすがに調整を始めました。 世の中には私のように料理が好きでずっとやっていたいような人もいれば、苦手だったり嫌いだったりして、自宅のキッチンがすこぶる綺麗な人もいます。独り身だと外食でも何でもすればいいですが、家族が居ると「苦手なんだよね~」って言ってるわけにもいかず、大変ですよね。 買ってくるものはダメなのか? 40年前や30年前と違い、今ではコンビニエン
私の母も気が付けば今年喜寿(77歳)であります。平均寿命(女性は87歳)まではまだだいぶありますが、老いてなお壮健といいますか、息子同様にスジが通らない話はブルドーザーで耕すみたいなことを変わらずやってますんで、楽しそうに暮らしてるなぁと思って眺めています。なお本人は「スジが通らぬ面倒ごとを持ち込まれるのはストレスである」と言ってはばかりませんが、ストレスがある内は生活に緊張感があってよいのではないかと思い、愚痴を聞いてなだめております。 なお、本エントリ内容とタイトル写真は
今回は昨今世間を騒がせている紅麹の一件について私見を述べたいと思います。但し、政府や大阪市が進めている原因追求に意見するつもりは一切ありません。食品製造業を担う一つの会社としての思いの様なものを述べます。 私達は醤油や調味料を造る事を生業としています。乳製品には乳製品の、生鮮品には生鮮品の、そしてサプリメントにはサプリメント、それぞれの技術的な難しさや規制、ノウハウがあるわけです。食品市場は非常に広大で、専門性も分かれていますので、よそから偉そうに物言うことは失礼であるとさえ
最近映画を見たり小説を読むように意識しはじめたことについて。 元々文章を読んだり書いたりするのは嫌いではない 私は子供の頃からそんなに本は嫌いではありませんでした。凄く本を読んだ時期と、ホントにマンガしか読んでなかった時期があり、ムラッ気も凄いんですが、基本的に読むことも書くことも苦ではありません。 ところが、社会人になってからは仕事柄もあって、報道記事や専門のレポートにばかり目を通すことが多く、手に取る書籍も新書や専門書に偏りがちでした。読みたいから読むというよりは、必
醤油屋をやっておりますと、どうしても海外のことが気になります。食品製造に携わらない方々はあまり海外のニュースなどに興味は無いかもしれませんが、ここ10年くらいで様相が変わってきた様に思いますので、皆様見た方がいいですよというお話です。 醤油は大体輸入材料で出来ている 醤油の原料は主に大豆と小麦と塩と水と麹です。塩と水は国内で何とかなりますが、少量生産の蔵でなければ大豆と小麦は国産ではどうにもなりません。特に、醤油にとって油は不純物ですので(醤油の「油」とはとろりとした液体
書きたくなるテーマがなかなか見つからず更新が遅れました。(言訳 さて、世の中には「お客さんを育てないといけない業界」というものがあります。なんだか上から目線の様に聞こえるかもしれませんが、「知ってもらって良さを理解させる努力をしないとハマってもらえない、ご新規さんに来てもらえない」ということです。おお、文章力が無くて更に上から目線に。笑 もう少し柔軟な表現にしましょう。「普通に生活していると接点がなかなかない業界」ということです。 良く言われる業界が「歌舞伎」です。普通に