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【ゲームの感想】Symphony of War steam版

正義の鉄槌系ステージクリア型ターン制SRPG

戦いよりも戦いの準備が一番面白い!



初見クリアまでの時間は51時間!
DLCは未購入!
未購入者もOKの重度のストーリーネタバレなしレビュー

総評 評価A 20/25点

クリアまでずっと夢中で遊ぶくらい面白かったです。

元々こういう感じのゲームは好きな部類だしそれなりに遊べるやろ!と思って買ったら期待以上でした。

戦闘MAPは割と頭からっぽにして遊べます。

本番はステージ間に行う部隊編成です。

あーじゃないこーじゃないといっぱい悩んでください。

それがこのゲームの面白さ!

評価点についての説明は下記の記事に詳しく書いてます。


ストーリー ★★★☆☆ 3点

変なノリがあるけどストーリーが難解というほどでもなく。

戦う理由みたいなのはちゃんとあるし序盤からちゃんと面白かったと思う!


遊んでて面白い度 ★★★★★ 5点

  • 面白かったところ

  • 命中率の問題でセーブ&ロードを繰り返す・・のが全くない!

この手のゲームにありがちな外れたらロードして当たるまでやり直し、というのが全くありません。

基本的に99%くらい命中するゲーム性だからセーブ&ロードなんて意味ないし。

なので非常にテンポがいいです。

強い方が勝つ!

運要素が少ないから真剣に編成を悩むのが面白い!

  • 頭を悩ませるコスト制の部隊編成

このゲームはMAP上の1ユニットを最大9体のユニットの中身で編成します。

前衛、中衛、後衛の縦列各3マスずつにユニットを配置。

3×3の正方形を想像してもらえるとわかりやすいと思います。

そこにユニットを配置して部隊編成していくんだけど兵種毎にコストがあって頭を悩ますことになります。

レベルが上がって配置ユニットを1ユニット増やした時の感動は凄い!

1ユニット増えるだけでこんなにも部隊の戦闘力は違うものなのかと。

  • 1ユニットでそれなりに完結する事が求められる

このゲームは戦闘が始まるとお互いの3×3が表示され交互に行動を行います。

前衛は一番前にいる敵を、魔法兵は範囲攻撃を、盗賊は敵の後衛を、ヒーラーは回復を、といった具合に。

他のゲームではタンク役のユニットAで敵を釣ってアタッカーのユニットBで攻撃しよう~みたいな事を考えるけどこのゲームでそれをやろうとするとコストがきつい。

タンク役のユニットには前衛に盾3枚と回復2枚、コストがきつくて火力が置けず。

火力枠のユニットには盾2枚と火力2枚、回復1枚。

戦闘中は行動の度にヒーラーが回復を行うので入れておくだけで強い。

フィールドでの回復を行う場合は部隊に入れているヒーラーの数=1ステージの回復コマンド使用回数。

全部隊にヒーラーを入れておくと継続戦闘能力も得られ緊急時の回復も可能になる頼もしい部隊になるのです。

  • 部隊員の豊富なカスタマイズ要素

部隊毎に3つまで装備を付けれるんだけどこの装備もコストに加算されます。

その効果は回復力が上がるとか塀の上に攻撃できるとか強い物ばかり。

コスト内でやりくりするのに悩むゲームよ・・・

それとは別にユニット毎にスキルを付けれます。

このスキルはちゃんと真面目にやれば多少強くなるくらいの認識で何も付けなくても普通に戦えます。

装備はつけなきゃだけどスキルは放置でも大丈夫。

  • コストも足りなきゃ金も足りない

部隊編成でユニットを追加するには新しいユニットをお金で雇う必要があります。

そして部隊に装備するアイテムもお買い物で。

コスト足りない、お金も足りない、ないない尽くしだけどそれも楽しい!

  • 豊富なクラスチェンジ

レベルアップして必要ステータスを満たすとクラスチェンジしてパワーアップ!

これでもかってくらい豊富にクラスが用意されているので色んなクラスを使うのが楽しくなります。

そしてクラスチェンジするとコストが増えたりします。

またコストに・・・

  • 実践は自分の作った部隊で気持ちよくなる場

めっちゃ悩んで編成した部隊でいざ出陣!

ちゃんと悩んで作ったお気に入り部隊で気持ちよく敵を撃破していけます!

逆に適当に作った部隊は何も活躍できなかったり苦戦したりします。

この部隊はどうやったら強いか・・盾か火力か遠距離か奇襲か。

コンセプトをはっきりさせて悩みに悩んで編成した部隊はちゃんと活躍してくれます。

悩んだ分がちゃんと報われるからこそ悩むのが楽しいんだよね!


  • ちょっと・・?と思ったところ

  • 後半はどうしても似たような部隊編成になる

数多くのステージを踏破し経験を積むと何が強いのかを理解してしまう。

その結果どうしてもどの部隊も同じような部隊編成になってしまう。

仕方のない事だけどコスト的な問題もあってそれが完成するのが終盤なのがまた良いバランスなのかもしれません。

  • 一部の主要キャラが強すぎる

主要キャラ限定の特別職と汎用職の格差が凄い。

最終的に3部隊くらいが無双するゲームになってしまいがちかも?


グラフィック ★★★★☆ 4点

結構ゴチャゴチャしてるのでこのくらいの方が目に優しいと思う。

立ち絵が初期バージョンより圧倒的によくなった。

特にアビゲイルちゃん。


BGM ★★★☆☆ 3点

戦争だからそんなにハッピー!とかハイテンション!みたいな曲はなく、軍隊物の行進曲みたいなやつとか少し暗めな曲が多いかも。

でもゲームに合ってる。

戦闘シーンはRPGっぽく盛り上がる音楽で〇。


快適性・遊びやすい度 ★★★★★ 5点

フリーズやバグの遭遇はなし。

戦闘もテンポが良くて気持ちよく遊べます。

コントローラーでの操作も問題ありません。

操作やシステムでストレスになる部分はありませんでした。


ユニットをマス目操作して遊ぶゲームが好きなら確実にお値段以上の価値はあります!

ちょっと頭を使う系が好きな人にはオススメ!


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