今日から出来る最高の話し方 臼井由妃
選んだ理由
最近、人にお話する機会も多い中、上手く伝えれてるかな~という不安があり、話を手短に要件をうまくまとめることが出来たらと思い手に取った本です。
①最高の第一印象の与え方について
心をつかむ自己紹介が出来る事は一生の財産である。印象に残る自己紹介をすることを心掛ける。
初対面が良ければすべてよし。相手は、出会って数秒で相手が好意的なのか、信じて良いのか、仲良くやっていいのかなどの判断をする。
例えば名刺をつくったところで、言葉に心がない、自分を覚えてもらおうとする姿勢が感じられないことが多い、
マニュアル通りの自己紹介よりも、相手の緊張を和らげる自己紹介が大事。
おしゃべりになりすぎない。自慢話にならないようにする。
選挙運動での政治家の話し方がとても参考になる。
②伝えるときにかかせない愛情について
愛情は、まず一番に大事である。そして、アイコンタクト。言葉の重要度は7%。あとの93%は目や顔の表情、声、直ぐさである。
そして愛嬌。特に自然な笑顔は愛嬌をしめすポイントになる。
愛嬌のある人になるには、心を豊かにする。
身につける物や身の回りのものに柔らかな色を持ってくる。
瞼に力を入れない。瞼に力を入れると笑顔が凍り付いたように見え、したたかな表情にしかみえない。
③人の気持ちが動くツボにつて
交渉をまとめたいと思ったら、話は短くまとめる事。短い言葉は、相手の頭ではイメージでき理解されやすい。
そして、重要なことを言った後の「間」が重要。2秒くらい。この時間に相手は話の内容を整理して理解する。
懸命に話さないことが交渉を優位にする。
短く分かりやすく話す。間をおいて話す。
内容よりも最初の一言に心が動く。同じことを言っているのに、話の組み立て方で、相手が受ける印象が全く違ってくる。
誰でも、一番関心があるのは自分の事。そして、人から好かれたければ自分から相手を好きになること。
気付き
「自己紹介して下さい。」と言われる機会が増えていますが、今まではいい加減な自己紹介をしていたと改めて思いました。
この著書の中に、自己紹介が一番うまく出来ているのが大学卒業の就職期なんだとあります。大人になればなる程伝わりにくいとありましたが、やはり社会慣れをしてきて、すれてきているのだと感じます。自己紹介も純真な気持ちから真心と愛情でしていけば、相手に伝わり、人の心を動かすのではないかと思います。
改めて、自己紹介は深い…と思いました。
わたしの人生を振り返り、印象的な自己紹介をしてくれた会社の経営者の方がいました。この人は、自分の真っすぐな心を真心で伝えていた人でした。なので、自己紹介は勿論、言葉一つ一つが心に染みてきました。
もう少し、自分の自己紹介を考えてみたいと思いました。
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