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ブチ抜く力     与沢翼著

選んだ理由
何年か前に、リアルセミナーでのとても印象的な言動と成果に、魅力を感じたので、著書を購入したのですが読んでませんでした。パラリとめくってみて、今がその時!と思って読んでみることにしました。しかし、すごいパワーを感じます。このパワー、凄すぎる。秒速で1億円稼ぐ男の異名。このすさまじきマインドは頭が下がります。

①基本の法則について
ブチ抜くということ。ブチ抜いた人には、多数のギフトが天から与えられる。一つの事に結果をだした人は、色んな所から一目置かれ「話を聞きたい。」と言われるようになる。ブチ抜けた世界に待っていることは、散財出来るとか、豪遊出来るとかいうチープな世界ではなく、努力する才能ある人達が集う、知的エキサイティングな世界である。
しかし、多くの人が、成功を掴めないのは、離陸前に諦めいてしまうから。
PDCAを高速で回すこと。最短最速で回すとブチ抜いた存在になれる。長期的な目標は、意志がよほど強くないと挫折する可能性が高い。
自分のセンターピンを見つけること。そして、とことん続けてみること。そして、注意点は、必ずセンターピンは一つにすること。自分がセンターピンと思ったもの以外は、一度切り捨てる。世の中、頭のいい人ほど、一つに絞るのが苦手であるが、最短最速を可能にするために、これも、あれもは失敗のもとである。もし、そのセンターピンが間違いだったら、あなたにとってうまくいかない方法が一つ見つかっただけなので修正していけばいいだけである。Byエジソン。

②ビジネスの法則について
最短最速の結果を出すためには、一石二鳥以上のメリットを常に考えなくてはならない。今大きい会社よりも、これから大きくなる会社に挑戦することが、自身野人生の飛躍につながる。著者は、ホントにストイック過ぎてパワフルなので、読みながらも驚いてしまいますが、凄いと思います。
日本型カースト制(乗っている車の車種・住んでいるタワーマンションの回数・子供の学校のレベルでの、親たちの高慢心・そして劣等感)は、くだらなく、しょぼい世界と著者は言っている。いち早くそこからの脱出を試み、疑うことから、全ての始まりと自立を手に入れることがかっこいい。労働者を納得させる仕組みの罠(日本型カースト)に気が付くべきとある。

③情報収取の法則について
まず何かに興味を持ったら即行動する。そして、リサーチする。ここで、著者が凄いことは、3週間ひたすらそれだけに集中してリサーチするということ。リーダーシップ論の世界的権威であるロビン・シャーマは、人間は、何らかの行為を3週間続けることが出来れば、無意識に習慣化していけると言っている。

気づき
著者は、大成功した起業家ではありますが、凄くエネルギッシュでパワフルで、万民がまね出来ないやり方で成功している。ある意味で、天才なのだろうと思う。人から一線をおいて成功すること。タイトルにもあるように、ブチ抜く力とは、集中と、エネルギーを、一定期間限定で、一気に集中しきることという。これは、とても効率的で成果につながる事は私も感じました。継続は力であることは、もちろんですが、その反面、ダラダラと続けることは、本人も辛くなるし、成果にも繋がりにくいという考え方を学ぶことが出来ました。

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