見出し画像

LSE大学院日記:week2ー初めてのプレゼン、授業少し慣れてきた(かも)

こんにちは、maruoです。
(写真は、LSEの最寄りの駅です。毎日できるだけ早く寮に帰りたいので地下鉄派です。)

week2突入です!
ずっとお昼ご飯をどうするか、という問題を抱えてましたが、到底お弁当など作る余裕はなく、遅いですが金曜日からはサンドイッチを持参することにしました。

勉強だけしてたらいいというものでもなく、ちゃんと生きるために生活しないといけないので、ご飯を作って食べるたびに親に感謝だなと思います。。


10/2(月):朝から授業+プレゼンミーティング

月曜日はレクチャーが多めなので、入ってくる知識量も半端じゃないです。
そのため、月曜日から本当によく眠れます。

この日はコアコースと選択授業で取っている授業のレクチャーがありますが、コアコースは多分一番しんどいです。笑

レクチャーは1コマ2時間ですが、2時間でやる量じゃない膨大なスライドやし、先生も早口なので外国人の私たちは当たり前だが、ネイティブですら焦っているようです。(早すぎる)

確かに大変ではあるものの、week1よりはより現代的な理論とかに近づいてきたので、これからの授業が楽しみです。
(最初の方はどれも歴史が多く、おもんないっちゃおもんないです)

そして、2コマ目の授業は学部外の授業ではあるものの先生がフレンドリーで、結構楽しみな授業です!(日本人の方と会える授業でもあります!)
今回の内容は幸いにも学部時代にやった内容だったので、かなり理解度が高く受けることができました。
頭の中で学部時代のあの先生がこう言ってたなあとか思い出して、あの大学行っててよかったなあって思ってました。友だちは多くはなかったけど、自然に囲まれた空間が好きで(ロンドンと真逆、笑)、坂道の多いキャンパスが少し恋しいです。

授業終わりには、プレゼンミーティングをして、フラットメイトに勧めてもらったタイ料理を食べにいきました!かなり充実した月曜日です(^ ^)

10/3(火):授業×2→図書館の通常コース

火曜日は授業が2つだったので、同じく気づけば夕方になり、図書館から出る時にはもう肌寒く、震えながら帰りました。
晩ごはんの準備に時間がかかり、でもお米が食べたいので、19時には大学を出るようにしています。。図書館は18時を過ぎるとみんなどんどん帰っていきます笑

図書館のすぐ前にいる有名なペンギンです。リーディング終わって、さて帰ろうって時に目に入るので、なんか愛着湧いてきて、癒されます。。笑


今日の授業の1つは、consultancy projectというMSc Development Managementの特徴的な必須科目でした。

*Consultancy projectについては少し説明しているので、こちらの記事を参照ください。

week2から事前レクチャーみたいなのが始まり、この日のは完全に説明会だったので、半分眠たくなりながら聞いていました笑

でも、説明してくれる先生は実際にコンサルでも働いていた経験のある方で、終始「プロジェクトグループはセーフスペースだから!」「多様性を尊重してね!」を強調してて、これまでにはチームで不適切な振る舞いをして、チームから追放された人もいるらしいです。苦笑
いろんな人種、国籍、バックグラウンド、職務経験あり/なし、とさまざまな人が集まっており、私も学部卒でそのままきたので、馬鹿馬鹿しいアイデアだとか思われんじゃないかって少し不安でしたが、最初にかなり強調してくれたので、少し安心して参加できそうです!

全然関係ないですが、同じ授業を取っている友だちは、みんな会った時と去り際にハグをしてくれて、私はその文化とてもいいなあって嬉しくなります。心が温かくなります!
授業が始まると、やはり1人で過ごす時間が圧倒的に多くて、ランチタイムも時間割に含まれている訳ではないのでテキトーに食べるし、食べれなかったりするし、、なので、こうして同じ授業の時に会えるのはとても嬉しいです!

10/4(水):リーディング×2, ストライキでオンライン授業

水曜日は、基本的に授業がないんですが、この日は最後のdissertationのレクチャーだけありました。
week2なのにもう修論の話です、、、やること多すぎて怯えます。
担当の先生には、autumn termのweek7-11でアイデアをメンターに相談しに行ってね!って言われて、もう本当に早すぎます。。

朝からリーディング1セミナー分をやって、昼くらいに用意しながら母にビデオ電話して、大学でミーティングして、夕方はオンラインレクチャー聞いて、その後また別のセミナー分のリーディングして、というとても充実した1日でした!

プレゼンのペアの子とはとても仲良くなれて、彼女は日本のアニメをめっちゃ見てて、日本の文化にも興味があるようで、とても嬉しいです(^ ^)
彼女はジンバブエの出身なので、私も彼女の文化を聞いて、いつも面白いなと思いながら聞いてます!何より、飛び級を2年くらいしてるから、マスターに来てるけどまだ20歳なんです。。めっちゃ優秀なんだろうと刺激を受けます!

LSEは、大学内を歩いてても中国の子がやはり多くて、コースメイトもラテンアメリカ出身が多く(めっちゃスペイン語飛び交ってます)、日本人は私1人(DMでは)、アフリカ出身の子も本当に少ないです。DMでは、東南アジア出身もほぼいないかも、韓国出身は意外といます。

10/5(木):初のプレゼン!!!!!リーディングの講座受けてみた

そして、とうとう初めてのプレゼンの日でした!!!
もうずっとドキドキしてたんですが、いざ始まってみるとそんなに緊張しなくて、声が震えることもなく無事プレゼンできました。

ただ、終わった後に「よかったよ!」って言いに来てくれるコースメイトもいたものの、みんな私と目が合わず、みんなの目は隣に立っているペアの子に向いてました、、、。
目が合わない=私には言ってない、ということだと思い、自分の事例とか説明とかおもんなかったかなーとプレゼン後反省し、悔しくていきなり泣けてきました。笑

LSE LIFEという勉強のサポートをしてくれる学生サービスがあって、そこでリーディングの講座をしてたからそれをオンラインで聞いてたんですが(リーディングについては今度まとめます)、プレゼンもっとこうすればよかったな、、っていう気持ちが湧いてきて、涙が出てくるという。。苦笑

レクチャーもセミナーも、次々と投入される知識を処理して、ついていくので必死なので、みんな頭の回転早いな、自分ももっと頑張らないとって思うんですが、それでもやはり悔しいという気持ちは芽生えてきます。負けず嫌いは隠せませんね笑

今回のプレゼンは評価されず、winter termのプレゼンは評価10%に加算されるので、教授のフィードバックをもとに次はより良いものを作れるよう頑張ります!
(ちなみに来週もプレゼンあるので、切り替えて頑張ります!!)
(プレゼンはみんながやる前にやりたいタイプです)

10/6(金):セミナー、愚痴:周りの東南アジアへの関心の低さについて

朝のセミナーは、公共政策の授業のセミナーで、より実用的な政策を考える部分に焦点が置かれています。
この日のセミナーでは、week7までに提出のpolicy memoという課題について考える上で、「関心のある開発問題ってなんだろう?」というセッションでした。

皆それぞれ関心のある問題について発言して、それってなんで重要なんだろう?社会的・経済的なコストは何だろう?というのをディスカッションというか、教授と話すスタイルでした。笑

私は、以前別のnoteで書いた通り、学部の卒論で「サプライチェーン」の問題に関心を寄せていることから「日本企業の東南アジアへの生産過程の移転」を問題として取り上げました。実際、policy memoに書くときはもっとリサーチしないといけないですが、リーディングに重点が置かれているというより現実の事象と照らし合わせて自分で考えるという点が重要視されているので、このセミナーは好きです。

ちなみに、他の授業を受けていても感じることですが、ヨーロッパではやはり東南アジアへの関心が全体的に薄いなと少し感じます。
教授たちの関心を寄せている地域についてみても、ラテンアメリカ、アフリカ研究をしている人が多く、東南アジアを中心的な研究テーマにしてる教授は国際開発のコースでも1人くらいしかいないと思います。

地理的に遠いからかなのか、急速な経済成長を感じていないのか、それよりも中国の動きの方が気になるのか、、なぜかはわかりませんが授業を聞いていても、他の生徒から東南アジアについて具体例を出すことが少なく、(そもそも東南アジア出身の生徒がすごく少ない)なんでなんだろうと気になります。。
まあ、ここについてはLSEに来る前からある程度予想していた部分ではありますが、東南アジアに関心を寄せている人間からすると、あんなに歴史を振り返っても説明できない状況を作り出している地域面白くない?!!って思うんですが、なぜでしょう。気になります。
ま、東南アジアの経済成長や制度の違いについて研究している教授がメンターなので、いつか聞いてみます。笑

_______________________


LSEのキャンパス内です。徐々に秋っぽくなってきて、季節の移り変わりを感じるとワクワクします。


week2はこんな感じでした。
金曜日は、授業終わりにコースメイトたちとご飯に行ってきたんですが、やはり日常会話ってすごく難しいです。。1週間ぶり、いや、welcome week以降初めてくらいで6人ぐらいのグループでsocializeしたので、楽しかったものの本当に疲れました。(本当に)
大学では1人行動が多く、その方が自分のスケジュールで動けるので自分には合っているんだと思うんですが、やはり久々に他の人と関わると1人の時は気づかずにいられるいろんな感情が生まれて、それがときどき自分の感情を侵食してきます。

大学とか学校って、他の人との関わり方を学ぶ場所でもあるし、その中で対人関係を築き、人として成長していくんだと思いますが、私は、特に英語では(ホームシックとか色々言ってましたが)友だちとは1:1の方が話しやすいし、平日授業ある時は個人行動派だし、勉強もリーディングも自分のペースでやりたいな、とweek2の金曜日に改めて思いました。

対人関係は難しい!特に違う言語となると本当に難しい!相手が悪いとかではなく、会話についていけないと孤立感を感じてやられてしまうので、自分のマインドウェルネスのために、1人の時間と誰かと関わる時間のバランスって大事だなと感じます。。LSEに入学して以降、今日ほどとにかく勉強だけしておきたいと思った日はないです。笑(楽しかったのは事実、でもそれ以上に疲れたのが本音です)


week3の中盤で、ロンドンに来て1ヶ月を迎えるので、week1, 2細かく書いてるので必要ないかもしれませんが、また1ヶ月を振り返ってみたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました(^ ^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?