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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第159回 「二人の思い出の場所に行くと?」

「最近バイク変えてから、割と妻と過去に行った記憶があるところ、丹足を運ぶようになってんだけど。その時に霊的な繋がりとかなんか生まれるんかね?」
「思い出してたらその時か、新しくつながるかあるわ」
「先日高千穂の天岩戸神社行ってきたけど、昔行った時に天岩戸見たっけね?」
「見てないわよ。柵の上から見えるかな、と覗き込んでたような記憶しか」
「じゃあこないだ僕が見に行った時は、一緒に見てる感じになってたのかね?」
「そうね、あなたが私ときた時を思い出して、一緒に見られなかったから今日は一緒に見られるといいな、とか考えたら私の意識も繋がるものよ」
「あの世で、今まで行ったことないとこに行きたい、と思ったら行けるのかね?」
「ご縁があればいけるし、ないなら行けないし」
「僕が死んだ後にハワイ、ワイキキとか思っても行ったことないからいけんのかね?」
「本やらテレビとかで知ってるといけるわ」
「なら、ガイドブックとか読み漁ってると死後旅ができるんかいね」
「それもできるけど、今回みたいに私のことを思い出してもらう方がリアルタイムになるわ」
「ガイドブックではリアルタイムではない?」
「1980年に見たガイドブックと、2020年に見たガイドブックでは内容が違うでしょ、今時ソ連とかないわけだし」
「そういえば、首都の名前表記が変わったりとか色々あるね」
「オーストラリアの首都のメルボルンに行く、とか思う人とキャンベラに行くと思う人と時代によって違うでしょ」
「メルボルンとか言ってる人はもはや全時代の人では。その時にオーストラリアの首都とか気にしてる人おるかね」
「例え話よ」
「そうなると、全国各地にいる、以前ネコオルで商品買った人たちとかが妻のことを思い出してみると、その人の意図した時間軸のその場所に繋がることができるわけかいな。
生前いろんな人に荷物送ってると、その分死後にリアルタイムで旅行ができるような感じになるんかね」
「旅行ではないけど、その時その時間のその場所を感じることができるわ」
「そうなると世界的に知人がいて、死後も思い出してもらえるような関わりしてると色々と寂しくはない感じかね」
「そもそも死後は寂しくないし」
「まぁそうやろけど。生きてる人からの視点としては生前仲良かった人のとことか、死んだ人が来てくれてるのかな、って思うだけで救われるとこあるがね」
「それなら思うだけでそっちに行く感じになるから問題なし」
「これ、猫とか犬とかの場合は?忠犬ハチ公は飼い主の姿をずっと捉えていたのか、とかそんなことも気になってくるが」
「次その話でもする?」


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