読書備忘録第4回 ティモシー・アーチャーの転生 P・K・ディック 山形浩生訳
読み切ったぜ、P・K・ディック!!
若い頃から、P・K・ディックというと悪イメージしかない。当時、住んでいた(和歌山)のSFサークルのオタサーの姫が事ある事に「ディック、ディック」と連発して、鬱陶しかった。読書会の議題にしようというのだ。そこで通っていた京都のSFサークルでは、とやたらとマウントを取りたがるのである。後、お題目に、コード・ウェイナー・スミスもあったな。こういう人に限って、小松左京や筒井康隆先を読んでいなかったりするのだ。田舎者丸出しだったな。やたら、にわか仕