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開始の問題をクリアしてメタ認知能力をUP!

メタ認知の弱さが先延ばし癖にかかわる要因のひとつかも?ということをご紹介しました。要因がわかれば大事なのは解決法ですよね。

一歩ずつメタ認知能力をレベルUP!

今回は、『じゃあ、どう解決するの?』の1つ目の方法です。メタ認知は複合的な能力であるため一言にメタ認知を鍛える!と言ってもなんだか抽象的な印象になってしまいます。

そのため、要素別にこれまでの苦手さを改善していくことで少しずつメタ認知能力のレベルがUP!していくでしょう。

メタ認知の要素のひとつ「開始」能力をUP!


メタ認知開始

まずは、開始にかかわる解消法です。開始にかかわる問題は、物事をタイミングよく始められないことですが、この問題は、

① 学業や仕事・・・課題が終わらない

② 生活リズム・・・一日のやるべきことが終わらないために睡眠時間が削られる等

いろいろな方面にトラブルが生じます。

① 学業や仕事をタイミングよく始められないと周囲から怒られたり、もめごとに発展したり人間関係にも影響が生じる可能性があります。

② 睡眠時間を削り、生活リズムが乱れると、翌日の行動パフォーマンスが落ち、ケアレスミスなどを引き起こします。失敗→注意・叱責を受けるが続けば、メンタルにも影響を及ぼす可能性があります。

開始の問題への解消法とは?

開始1

タイミングよく始められない問題は、工夫次第で解決できます。

① まずは、その課題にかかる時間を把握しましょう。15分で終わるだろうと思っても意外と30分かかっていた・・・などが遅れの原因になります。まずは、自分の現状をしっかり把握することが大切です。

② 開始時間を決めていきましょう。この課題は~時に始める!と決めます。決めたらその時間を守れるように

③ アラームをセットしましょう。セットしていた時間が来たら課題開始です。やり始めはおっくうに感じるものですが、1分、1ページでもいいので取り掛かりましょう。

④ 遅れを取り戻す時間をあらかじめ設定しておきましょう。予備時間を設定しておくことで1日にやるべきことを着実に終わらせることができます。

ここに挙げた4つはとってもシンプルなことですが、簡単にできそう!ということから始めることが大切です。

決めた時間にとりあえず!絶対に!やってみる

開始の問題がある人は、一日に終えなければいけないことをタイミング良く始めることが苦手です。そのため、とにかく機械的に始める癖をつけることがおすすめです。

はじめてしまえば案外簡単だった!すぐに終わった!ということありますよね?新しい癖をつけるのははじめは難しいですが、その困難を過ぎれば必ず行動は変化してきます。

開始の問題に悩んでいる人はとりあえず始める工夫をしてみてください!工夫次第でこれまでとは違う結果が得られるでしょう。



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