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【急遽執筆】骨折した件

注,画像はイメージです。

どーもめっっっっっっちゃ更新サボってたオジサンです。
年末年始はどーもアレですね…。(すべて察して)

実は過去エピソードを書き溜めしていたんですが、表題の理由で急遽自宅待機する羽目になったので…経緯についてゴロゴロしながら恨み辛みを面白おかしく書き殴ろうと思います。

お時間ある方はどうぞお付き合いの程よろしくお願いいたします。



実はオジサン別居の息子がいるんです。
休日に息子と家でゲームしたりして遊び、夜22時くらいに自宅から歩いて10分程度の場所に暮らしている母親の元に送り届けたんですが、その帰り道のことです。

あ、オジサンは日本でもかなり北の方に暮らしてまして、北の方の状況をお伝えするとですね…まぁ連日冷え込み、細い道なんかは表面ザクザク、その下凍ってツルツルみたいな最悪の路面状況なんですよね。

そんな状況の道をヨチヨチ歩いていたんです。

すると後方から、車が1台やってきました。
道の左右は年末年始の豪雪で雪が溜まり、横に避けることは不可能だった為、「まぁちょっと待っててよ。避けれるところでちゃんと避けるから。」と背中で語りかけつつ、ヨチヨチ歩いていました。

すると後方の車は短くクラクションを何度も鳴らしたり、オジサンの後方ギリギリまで車を寄せてくるんですよ。

「ハイ来た民度低い奴〜。」と思いながらもうるさいので歩くスピードを少し早めた途端………

右足をしこたま滑らせ、チアガールの如く高く振り上げていました。
それと同時に軸足となる左足も前方に滑り、結果体が一瞬宙に浮きました。

両足が前方に投げ出されている状況、かつ両手はクソ寒くてアウターのポケットの中。

柔道もレスリングもチアガールもほぼ未経験、つーか並み程度の運動神経しか持ち合わせていないオジサンはなす術なく背中•腰から無事着陸。
まさに「ジェット機の下の車輪がトラブルで出なかった際なんかに行われる胴体着陸をオジサン1人でやってみた。」状態となったのです。

激痛で息が出来ません。
もちろんすぐに立ち上がるのは不可能。

そんな中、後ろの車は寒いのにわざわざ窓を開けて「うぉい!轢き○されてーのかぁ!起きろぉ!」
うわーマジで民度低い人(多分ジジィ)だったーー。ひくわーー。

助けを求めたいくらい痛み苦しみで辛かったのですが、民度の低い方とは関わりたくありません。
痛みを堪えて必死に起き上がり少しずつ前に進みます。

その間も民度の低い紳士は「走れぇバカやろぉ!」等の低民度発言を連発。低民度クラクションを鳴らし続けます。(マジで警察呼べばよかった。)

なんとか道路の脇に避けると、低民度がなんか低民度な捨て台詞を吐いて去って行きましたが、痛すぎてなんて言ってるのかわかりませんでした。
そもそも滑舌的に、歯が足りないのかもしれません。
口内環境まで低民度かよ。


痛む体でなんとか家までたどり着いたオジサン。
もうとてつもない疲労感が襲ってきて、玄関でとりあえず壁に手をつき気持ちを落ち着けようとします。

ただ落ち着けば落ち着くほど、背中や腰の痛みが想像以上なことに気が付くのです。
こりゃヤバいな…。

とりあえず家の中に入ろうとしますがここで問題発生。
サイドにファスナーが付いているタイプのブーツを履いていたのですが、ファスナーに手を伸ばすと背中に激痛が走り脱ぐことが出来ません。

あいにくですが、我が家は玄関で靴を脱ぐスタイルを採用してしており、靴のまま家にドカドカ上がり込む行為を「低民度な行為」と定めております。

いくら緊急事態でも、低民度に酷い目に遭った直後に低民度行為を行うことはプライドが許しません。
いや、そもそもブーツのままドカドカ家に上がり込んだところで、室内でブーツを脱ぐ術などありません。 

そへでもなんとか玄関内でブーツを脱ごうと試行錯誤してましたが、、、いや試行錯誤したかったのですが、痛すぎて何も出来ず…時間が過ぎ、痛みは増し、疲労が蓄積されていきます。

そのまま玄関という普段なら滞在時間の少ない場所に1時間近く滞在し続け、身も心も折れたオジサンはついに決意します。

「救急車呼ぼうっと。。。」

生まれて初めての119番通報。
ちょっとドキドキ❤️

初体験なので詳細を書きたかったのですが、この時大分余裕が無くやりとり等をあまり覚えていません。なんか勿体ない。

仕方なく土足で部屋の中に入り(はい低民度!)、保険証が入っている財布とスマホを手に救急車の到着を待ちます。
救急車は5分程度で到着し、両脇を抱えられながら救急車に乗り込みます。
もしこれが自宅ではなく国立競技場だったら、満員のサポーターからスタンディングオベーションなのかもしれませんね。(馬鹿)

市内の中心部にある総合病院に搬送されます。
車内では痛む箇所を確認されたり体温を測ったり血圧を測ったりなんか色々聞かれたりしました。

車内が揺れるたびに背中や腰が痛く、しんどかったんですが無駄に見栄っ張りなオジサンは謎に涼しい顔を披露していました。(出来てなかったかもしれませんが)


病院に到着後、病院のストレッチャーに移動(虫ケラのようにモゾモゾと)し、レントゲン撮影に直行します。

2階にあるレントゲン室の前でストレッチャーに寝たまま待機するよう言われます。
待機の間はあまりやらないスマホゲームをしていました。なんかしてないと痛くて辛いんですよね。

30分待ち…40分待ち…ってえ??
長くない?
オジサンは何待ちしてるの??

夜間の救急ですし、まぁ急いで欲しい訳では無いのですが、それにしてもかなり待たされます。

50分くらい待った頃、レントゲン技師の先生がようやく登場します。
すると先生から思いもよらぬセリフを聞かされます。
「あれ?男性だな…。」

はい。確かに中世的なルックスなんて持ち合わせていないオジサンですけど?

すると先生は、「オジサン申し訳ないです。カルテを作り間違えてるのでもう少し待ってもらっていいですか?」
どうやら救急隊員の方が搬送中に確認したオジサンの情報を元に、病院側がカルテを作るようなんですね。
すると病院の事務方が男性と女性を間違え、更に「○○ ○○」という漢字の名前を「○○ ○子」として作ったとのこと。すげーテキトーやん。

カルテの作り直しで更に待たされるオジサン。
しかも作り直しが遅い遅い……そこから更に30分程待たされようやくレントゲン撮影です。
(他の人が居て待たされたのではなく、オジサン1人で80分強待たされた後)

そこからはスムーズに診察まで進みました。
カルテが出来ると早い早い。だって他に患者さんそんなに居ないんだもの。

診察の結果、「腰椎横突起骨折の疑い」と診断されました。
疑い?というのもお医者様曰く、「レントゲンが不鮮明」とのこと。
ただ、問診だとほぼ間違いなく折れているだろうとのことでした。

レントゲン画像が入っているであろうCD-Rと診断報告書のような書類を渡され、翌日に近くの病院に行くよう指示されます。
一応画像は渡しておくが、不鮮明なのでもう1度レントゲン写真を撮ってもらうようにとのこと。

コルセットを巻いてもらい、「気をつけてねー」と会計を促されます。
ちなみに杖とか車椅子とかの一時貸し出し無し。
え?メッチャ歩行困難なんですけど……。

仕方なく会計に向かってゆっくりゆっくり歩きます。
(この長い長い下り坂を君を自転車の後ろに乗せて、ブレーキいっぱい握りしめてゆっくりゆっくり下ってってはいないです。)
歩くたびに痛みで顔が歪みます。

会計の前に行くと他の患者さんが3人会計待ちか何かで座っていました。
オジサンは痛みで座れないので1人スタンディングオベーション状態。

すると年配の男性と事務の女性が支払いの件で揉めているようでした。大声で「払って」だの「今は2000円しかない」だのとまぁ大声で。

まぁオジサンもサイフに殆どお金を入れてなかったんですけどね。だって救急車で来てるんだぜ?お出かけの準備なんて一切してないんだぜ?
まぁ振込でお願いすりゃいいか!くらいに考えていた呑気なオジサン。

しかししかし、この口論がまぁ終わらない。
そのおかげでまたしばらく待たされる羽目になります。

30分程で口論に決着がつき、年配男性が帰宅すると静寂の時間が訪れます。
そこから更に10分程度待ってると、受付に呼ばれます。

やっと会計かぁ…。
傷む腰を庇いながら、ゆっくりゆっくり窓口に向かいます。
(この長い長い下り坂以下略)
すると先程まで年配男性と口論していた事務の女性から、「保険証のコピー取らせて下さーい。」
保険証を渡しコピーを終えると、事務女性は「はい。席に戻ってお待ち下さーい。」

は???
骨折疑いでまともに動けないのにコピーだけで呼ばれたの?
配慮ゼロ?
は???

怪我ホヤホヤで長時間待たされてる上にこの仕打ち。
痛みと待機時間の長さでかなり体力を消耗しているオジサンはかなり苛立ちを覚えます。

そこから更に15分程度経ち、ようやく会計。
またゆっくりゆっくり窓口に向かいます。
(ゆ◯のくだり←もういい)

オジサンは救急搬送された為、今手持ちが無く後日振込にしてもらいたい旨をお伝えします。

すると事務女性は虫ケラを見るような目でオジサンを見て、「一筆書いてもらいますけど。」と冷たく言い放ちます。こわ〜。

「じゃあ書類を用意するので席に戻ってお待ちください。」とまた背骨骨折オジサンを移動させようとしてきます。
オジサンは動くのがキツいのでこの場で待ちたい旨をお伝えしましたが、「(は?聴こえてねーのかクズが。じゃあもう一回言ってやる。←心の声)席に戻ってお待ちください。」
はい。どS確定。意味わかんない。

先程口論を終えたばかりで気が立ってるのでしょう。
無駄に戦う必要も無いと判断し、席に戻ります。席の前でずっと立ってるだけだけどね。痛くて座れないもん。

どS女性は書類を持って、秒でオジサンの元に来ました。(あれ?席に戻らされた意味は?)

指示されながら書類を書き進めていくと、支払い方法の欄に「銀行振込」と「窓口支払い」を選ぶチェック欄。更に書類の下部に振込先の記載もあります。
「銀行振込」欄にチェックしようとすると、女王様が「あ、銀行振込は不可です。窓口支払いでお願いします。」

え?なんで?

更に支払い期限の欄がありそこは自筆で書くようになっているんですが、女王様が「書類上は1月31日と記載して下さい。ただ今週中に窓口でお支払い頂きます。」

なになに??

とりあえず背骨を骨折し静養しなければならないオジサンが今週中に窓口まで来なきゃいけないらしいです。

オジサンはブリーフ1丁で跪きながら、「虐めてください。女王様。」と懇願した記憶は無いのですが……。謎の屈辱プレイを連発。

女王様とは会話にならないと判断し、翌日以降に会計課に電話することにしたオジサンは、とりあえず文句も言わずサクサクと書類を記載し、書類のコピーを受け取って帰宅します。

帰りのタクシーの運転手さんは優しかったな〜。
今金無いから家に着いたらお金取りに行くのを了承してくれたからなぁ〜。


翌日。

母に付き添ってもらい、昨日の指示通りに近所の病院に向かいます。

夜間病院で渡された書類とCD-Rを渡し、レントゲンを待っていると、いきなり診察室に呼ばれます。

お医者さんはすでにレントゲン写真を確認してくれていて、指を差しながら「ほらココ。折れてますね。」

全然不鮮明ちゃうやん………。



というわけで今回の話はここまで。

不意に自宅療養を強いられることになったので…今後の更新ぼちぼち頑張ります。
noteサポってたら、神様的なヤツが骨と引き換えに書く機会を与えてくださったので。

皆さんも冬道気をつけてくださいね。
あと低民度にも気をつけてくださいね。
あと勝手に性別変更してテキトーな名前つけてくる事務員や、どS女王様にも、更にレントゲンちゃんと見れない医者にもお気をつけて。

では今回もお目汚し失礼いたしました。

(あ、夜間病院の支払いは母にお願いして振込完了しました。)

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