仕事での結果の出し方
結果を出すためには、計画と目標設定が欠かせません。自分の役割と目標を明確にし、それに向かって一歩一歩努力することが重要です。また、失敗を恐れずに挑戦し、反省と改善を繰り返すことも大切です。
計画や目標設定の立て方と進め方
日本人は目標設定が苦手ということを昔聞いたことがあります。
最近はわかりませんが、20年前ぐらいの目標の立て方は、願望と思える目標を立て、その目標にどれだけ近づけるか?と設定していた経営者も多かったです。
実現不可能だと現場が思っている以上、目標達成はしないのです。
経営者と現場の目標に対する意識の差が、達成には大きくかかってきます。
個人的な目標については、より一層苦手だと感じます。
だから、会社から与えられる目標(ノルマ)が生まれてくるのです。
そもそも、達成できる設計になっているのか?
目標設定の一番のポイントは、達成可能な目標かどうかということです。
不可能だと思う目標を与えれるから、モチベーションが下がります。
営業という職業が嫌煙される理由はここにあります。
個人目標だからといって、小さすぎると突き返し、引き上げてはダメです。なぜなら、その人の力量では自分で出した目標が達成可能だと思っているからで、その概念を覆さない限り、絶対に目標達成など出来ないのです。
小さな目標の積み重ねが、最終的には大きな目標の達成になります。
しかし、多くの人は、この小さな目標の積み重ねを疎かにし、大きな目標ばかりに集中してしまうのです。
だから、達成が出来ない。
小さな目標達成の積み重ねが大事
ちょっとしたことでもいいのです。アポイントを3つ取ったらコーヒー休憩を入れようとか、今書いているメールの返信が終わったら一息つこうなどと言うことでいいのです。誰でも出来るちょっとしたことに目標という意識を向けるだけで、それが習慣化していきます。
ちょっとした目標達成を習慣化していくと、あとは、どんどんその達成の数を増やしていきます。
最近では、TODOアプリなども存在していて、スコアリングも出来るようなものもあります。TODOアプリは日本で発祥したものではありません。すべてアメリカです。アメリカ人の仕事の進め方がこのアプリに集約されています。
ちなみに、僕が使っているアプリはこちらです。
世界最大級の利用者がいるとされ、非常に使いやすいです。
大きな目標の細分化
小さな目標達成の習慣が出来ると、今度は、大きな目標についての細分化を行います。タスクはより小さい方が良いとされ、タスクブレイクしていくことによって実行可能なものになっていきます。
最小タスクは、やったかやらないかの進捗のみです。
だから、todoistが役に立つのです。
目標と目的の違い
目標と目的をよく混合しがちなのですが、明確にしておく必要があります。なぜなら、目標修正が必要な場合があるからです。
目的とは
目的は、一度決めたら外すことが出来ないものです。例えば、ナビでレストランに行く場合、目的地はレストランであり、変更することはありません。途中で、道を外れたら修正して目的地へつくための最適ルートを自動で出してくれます。
目標とは
目標は、あくまでも目安で、そうならない場合もあります。先程のレストランの事例でいうと、18:00までに到着したいというのが目標です。
道路事情や、ルートを間違えて遠回りしてしまった場合、目標通りには進みません。
日本人の多くは、この目標と目的を混合しているフシがあります。
「一度決めた目標だから、変更するなどありえない!」
とか言っていること自体がナンセンス。
売上目標などは、あくまでも目安なのです。上方修正もあれば、下方修正もある。営業会社などで、目標達成を強制するなどというのは、経営者のエゴです。そんなので、達成できるほど今の時代は甘くありません。
それは、昭和の経営手法です。今は、令和です。70前後経営者に多く見られます。
大事なのは、目標に対する考え方
仕事での成果や結果は、目標によるところが最も大きいです。
評価できる基準が明確になるため、周囲の人や評価者に対してもわかりやすいのです。
もしかすると、その人にとっては大した目標ではなかったかもしれないことだとしても、結果としては、目標達成したという事実は変わりません。
毎年、達成している人と、毎年達成していいない人とでは、評価が違うのです。
ただし、ここで考えてもらいたいのは、毎年達成している人の目標は年々下がり続けていたとすればどうでしょうか?逆に毎年達成できていない人の目標は年々20%以上上がり続けていたらどうでしょう?
果たして、目標達成が正当な評価と言えるのでしょうか?
単に、目標達成というと、その年の目標を達成すれば、年度目標達成となるでしょう。しかし、3年連続とか、毎年10%ずつ上方修正しての達成というのとでは、達成の質が大きく違います。
だから、はじめに立てる目標がいかに大事かわかるはずです。
仕事での結果は、第三者が評価できるかどうかが第一です。
会社の評価制度はあるかもしれませんが、そんなこともよりも会社の業績に大きく寄与すれば、そんな評価制度などなくたってちゃんと評価されます。
むしろ、ちゃんと評価されなければ、その優秀な社員は離職してしまうので、会社としてはせざるを得ないのです。
圧倒的な成果は、評価者に余地を与えません。
まず、そこを目指してみてはいかがでしょうか?
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