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不登校過去最多②今、大人に求められていること

〇〇市の小1児童
4月、授業中のトイレ使用を
強い口調で注意され・・3人一時不登校!
先生がこわくて登校できない
転校を余儀なくされた子も・・

記事を読み、状況が目に浮かび胸が痛みました
私のせいではないけれど
私も先生だったので
ごめんね!と声をかけたい気持ちです

1年生の最初はね、
保育園や幼稚園との雰囲気の違いに
戸惑います!緊張します!
緊張すると、トイレに行きたくなります!

保育園や幼稚園では
かえでちゃんとか、まあくんとか 呼んでもらっていたのに
小学校では
木村さん、佐藤さんと呼ばれます

呼ばれ方の違いによっても
先生に対する親しみの度合いが違います
緊張、半端ないです

先生の話を背筋伸ばして聞いています
時間割どおりに進みます、勉強も始まります
遊ぶ時間やゆっくりする時間は
今までより、ずっと少ないです

新しい友達の名前も覚えなくてはなりません
ひょっとすると 知らない子の方が多い場合もあります

緊張すると、トイレに行きたくなります
勉強がつまらなかったら、トイレに行きたくなることもあります
気分をやわらげるおもちゃもありません
3月のころと4月では環境が大きく変わってきています

だから、1年生の最初はね、
トイレに行くことで、ほっと一息!
授業中の静かなトイレで、ほっと一息!
と、いう子もいるのですよ。


学校は、小さな社会です。
幼いからこそ、タイプもいろいろです

緊張といっても、みんながみんな同じではなく
静かになる子も、落ち着かなくなる子もいます


先生は、ゆっくりゆっくり 時間をかけて
教室という場の雰囲気づくりをしなくてはなりません。
大人の都合で、急ぎ過ぎてはいけません。

4月はね、
トイレは気をつかい声をかけます。
・行きたい子いますか  ・行ってきましょう 
・トイレに行きたいときは、先生に言ってね

・長い針〇になったら、トイレ休憩にします
 それまで、大丈夫?

最初は、10分間ぐらいから少しずつ
時間の間隔と、予定と、場の状況、個の状況を見ながら
徐々に時間の見通しを持つ練習をします

言葉の語尾や抑揚は安心を伝えるために大切です。
・〇〇してね  ・〇〇しましょう  ・○○してください
・語尾のイントネーション いろいろ、いろいろ・・・

お父さんもお母さんも先生も
「あわてない あわてない ひと休み ひと休み」
にっこり笑顔の大人がいたら、子どもは安心できるのですから

 上質の味と雰囲気を提供したい!食事も言葉も一緒です!


子どもたちはね、
4月末からの連休になると
やっと、緊張溶けて、ほっと一息! 休憩します

忙しい中にも、4月を穏やかに過ごせていると
5月の教室は、少しリラックスしていけます

大人の都合通りいかなくて
子どもを叱ってしまったとき、
自分自身を振り返ることが必要です

子どもたちが
慣れなかったり、上手にできないとき
先生であっても、親であっても
自分自身を振り返ることが必要です

叱るという事は
それ以外の方法を持っていないからなのです
経験してるからと言ったって、ほんの一部です
大人だって、独りよがりがありますよ

大人は
たくさんたくさん勉強して 心に余裕を持ちたいです

考え方や物ごとの見方のレパートリーを増やす努力が必要です
心に余裕があれば、時間の余裕を生み出すことができるかもしれません
あわてず、騒がず、待つことだってできるかもしれません


私たち大人が やわらかなコミュニケーション能力を持ち合わせていれば
子どもたちのコミュニケーション能力は育ちます
そのためには、子どもたちの心や学びを育てるレシピが必要です
良質のレシピを持ち合わせていないと行き詰ります


若いころ、
あちらこちらキョロキョロして
いろいろなレシピをたくさんたくさんかき集めていました

自分に合うのも合わないのもあったけれど
物事の見方を育てていただきました
本も読んだし、勉強会にも参加しました

年をとったら、
楽になるかと思いきや、時代において行かれそうで
またまた、レシピ集めが必要です
SNSの時代! 
またまた、キョロキョロしています

いつまでたっても、
やっとこさの自分がいます
置いて行かれてはいるけれど、置いて行かれないように
楽しみながら必死です

自画自賛におぼれすぎると困るけど
成長してるのよ、私! 楽しみながら勉強してます 
 

あれやこれやと思いめぐらせながらの休憩です


小さな小さな塾をやってます
どの子も、勉強ちょっと苦手です
難しい課題に入ると
「トイレに行ってきます」
と、一端トイレ休憩をとられてしまいます

どんなにレシピ集めはしていても
どんなに多くのレシピはもっていても
使いこなすまでには
まだまだ・・まだまだ・・ あ~ぁ!

でもね、ご心配なく!
ありがたいことに休憩の後は
がんばってくれます

子どもとお母さんと、私
お互い、寄り添い合って協力しています

いつまでたっても十分にはなれないけれど
寄り添い合えるようにはなっているかも!

だから、楽しいの!



次回③はね、
私の危機!と感じた出来事を題材にします。

ある年、4月が数日過ぎた頃
アメリカから転校生がやってきた

アメリカ生まれ
日本人学校経験なく現地校で学んでいた彼

陽気で活発!フレンドリー!
英語と日本語の二刀流

転校初日から、
めっちゃフレンドリー!!
自由過ぎて・・・

どうする!
どうする!











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