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1月の読書録

・相変わらず自分用健忘録
・さらに独り言度高し
・なので、なんの参考にもなりません
・時々感想のような感想じゃないようなメモあり
・ネタバレあったりなかったり
・気まぐれに別途感想あり
・引用のあらすじは主にAmazon様から拝借

目をあけてごらん、離陸するから(大崎清夏)

あなたの言葉よ、どうか無事で──。
 
会社を辞め、身ひとつで詩を書いて生きることにした。
地球のあちこちで、言葉に翻弄されて立ち尽くし、言葉に勇気づけられて歩き出す。
 
中原中也賞受賞の詩人が、小説とエッセイで描く“魂の解放”。
 
あちこちで出会いに胸を熱くした瞬間を書く。書くことであたりまえの自分でありつづける。
詩的な小説と散文、旅のエッセイを編みこんだ、大崎清夏の親密で、自由で、喚起力ゆたかな言葉と物語に親しむ一冊。
 
心に火を灯す言葉の、詰め合わせギフト。

ちょこちょこと読み進めたい一冊だったけど結局一気読み。また近くに置いておいて時々パラパラ読み返したくなるだろう。
たまたまめったに行かないちょっと遠くのスタバに自由に読める本が何冊か置いてあって(素敵システム)
だけれど滅多苦に行かないスタバだから、そこでちょこっとしか読めず
どうしても気になって手に入れた。

シューレスのぐるぐる巻き
広州の鱈
あなたの言葉よ
フラニー、準備を整えて
航海する古書店

などなど

気になる目次だらけ。

言葉が、何の縛りもなく自由に泳いでいる不思議な感覚。

『目をあけてごらん、離陸するから』なんて名前つけちゃうんだもん。

すごいよ。

神様の暇つぶし(千早茜)

親を亡くし一人になった20歳の夏、父よりも年上の写真家の男と出会った――。男の最後の写真集を前にあのひとときが蘇る。妙に人懐っこいくせに、時折みせるひやりとした目つき。臆病な私の心に踏み込んで揺さぶった。彼と出会う前の自分にはもう戻れない。唯一無二の関係を生々しく鮮烈に描いた恋愛小説。 解説・石内都

神、暇つぶしすなよ。
いや、してよかったのか。

後からも、ジワジワ
想う本。

全然違うけど「娚の一生」を思い出した。
あの本も好きだったのに、いつの間にか何処かへ行ってしまった。
なんか数年前の私、本断捨離し過ぎだろと度々殴りたくなるけど、その頃はそれが必要だったんだろうな、、。

箱の中(木原音瀬)

堂野崇文は痴漢と間違われて逮捕されるが、冤罪を訴え最高裁まで争ったため、実刑判決を受けてしまう。入れられた雑居房は、喜多川圭や芝、柿崎、三橋といった殺人や詐欺を犯したという癖のある男たちと一緒で、堂野にはとうてい馴染めなかった。「自分も冤罪だ」という三橋に堂野は心を開くようになるが、あっけなく裏切られる。ふたたびふさぎ込んでしまった堂野。母親に請われるまま殺人犯として服役する喜多川が堂野に与えた優しさは、生まれて初めて喜多川に芽生えた「愛情」だった。

ラブセメタリー、罪の名前に引き続き。
2作に比べると毒は少ない気がするが、普通に免罪で刑期がそんなあるってやるせない。まるっきりフィクションならいいけど、実際痴漢免罪の話って映画にもなったり、無い話じゃないのがまた怖い。
人生が狂いまくった主人公が理不尽すぎるけど、真面目なのか性格なのか、なんだかんだで人がよ過ぎる。幸せって何だろう。考える。
 

悪い夏(染井為人)

第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞受賞作! 戦慄のノワールサスペンス

26歳の守は生活保護受給者のもとを回るケースワーカー。同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースの女性に肉体関係を迫っていると知った守は、真相を確かめようと女性の家を訪ねる。しかし、その出会いをきっかけに普通の世界から足を踏み外して――。生活保護を不正受給する小悪党、貧困にあえぐシングルマザー、東京進出を目論む地方ヤクザ。加速する負の連鎖が、守を凄絶な悲劇へ叩き堕とす! 第37回横溝ミステリ大賞優秀賞受賞作。

なんか、、、、
うん、、、


別途感想あり。

高架線(滝口悠生)

思い出すことで、見出され、つながっていくもの。注目の芥川賞作家、初めての長篇小説。

風呂トイレつき、駅から徒歩5分で家賃3万円。古アパート「かたばみ荘」では、出るときに次の入居者を自分で探してくることになっていた。部屋を引き継いだ住人がある日失踪して……。

人々の記憶と語りで綴られていく16年間の物語。

初めての上京(20年以上前、、、、)の時に住んでいた場所の近くが舞台だったので、ちょっと親近感・・・・
東長崎の駅も懐かしい。。と言う程使っていないのだが(メトロ組)
そして懐かしむほど長く住んでいなかったのだが(半年くらい)

だいぶ、だいーぶ変わっただろうな。
私はまた行けるのかな。

どれくらいの愛情(白石一文)

5年前、結婚を目前に最愛の女性、晶に裏切られた正平は、苦しみの中、家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。そんな彼に突然、電話が。再開した男と女。明らかにされる別離の理由(表題作)。目に見えるものだけでは分からない「大切なもの」に気づくとき、人は感動に打ち震える。表題作の他3作を収録した傑作恋愛小説集。

なんだかよくわからないけど、だいぶ前にこの作家さんの本を何冊か読んで、いまいちしっくりこなかった、なんだか違和感が残った。
なにがなのか覚えていないけど、

合う作家、合わない作家、自分に合う作風?合わない作風と言うのだろうか。

きっと、何がはうまく言えないけど合わないのかもしれない。
良い悪いではなく。

だからこの本も、なぜかやっぱり「・・・・うーん?」が多くて


だけど「20年後の私へ」はなんだかよかったな。うん。


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