見出し画像

6月の読書録

頑張って読まなきゃいけないと思って読みたくないけど
「読まなきゃ!!」と思わないと読めないゾーンに入ってしまったので
頑張って読んだ6月。
なんとか4冊・・・・

なんとなく読めなくなった原因のひとつは
ついに加入してしまったネットフリックス。
つい、観てしまうし、月額料金元を取らなきゃと貧乏魂が無駄に発揮されて
時間があると観てしまう。

しかも、なぜだか昔ビデオやDVDで観た作品、下手するとうちにまだDVDあるからいくらでも見れるやつを観ちゃったりしている。
元を取る意味・・・・

しかし意外と「観たい!!」と思っているのを検索すると見事に無いんだよなあ。。。。うーーーんなかなか使いこなせてないぞネトフリ。

、、、、、本読めや。

・相変わらず自分用健忘録
・関係なしの独り言度、高し
・なので、なんの参考にもなりません
・時々感想のような感想じゃないような
・ネタバレあったりなかったり
・引用のあらすじは主にAmazon様から拝借



イノセント(島本理生)

イベント会社代表の真田幸弘は、数年前に函館で出会った若い女性・比紗也に東京で再会する。彼女は幼い息子を抱えるシングルマザーになっていた。真田は、美しく捉えどころのない比紗也に強く惹かれていく。一方、若き神父・如月歓は比紗也と知り合い、語り合ううち、様々な問題を抱える彼女を救おうと決意する。だが、彼女は男たちが容易に気づくことのできない深い絶望を抱えていて──。

歌舞伎町アンダーグラウンド(本橋信宏)

2001年9月1日未明、44人もの死者を出した明星56ビル火災は、歌舞伎町最大の悲劇だった。
このビルにまつわる人物たちが交錯したことが、本書を書き下ろすきっかけにもなった。

悲劇を知る人物たちを追いかける……それは東洋一の殷賑地帯、新宿歌舞伎町を追う旅でもあった!

戦後、焼け野原の街を復興させるべく、地元有志が歌舞伎劇場の建設を目指したものの、主役の歌舞伎劇場がなかなかやってこない。街は主役不在のまま歴史を刻みはじめる。やがて、未完に終わった歌舞伎劇場の怨念か、歌舞伎町は女と男がかぶく街になった。

このさほど広くない歌舞伎町には、人間の欲望を満たす施設がすべてそろっている。
本書に登場する男女によって、今、歌舞伎町は脈動をはじめることになる。
そして、あなたの知らなかった歌舞伎町の全貌がここに明らかになっていく。

歌舞伎町には行った事がない。多分。

多分と言うのは、私は世紀末方向音野郎だから(それなに)新宿に行った時にさまよって知らずに迷い込んだ事があるかもしれない。とんだ方向音痴野郎である。いやその前にとんだ田舎者である。

「ルミネTheよしもと」に行くのを生きがいとしていた頃、新宿のルミネの周辺でウロウロしていたら、同じようにウロウロしていたらしきおなごに「アルタってどっちへ行けばいいですか?」と聞かれてしまった。

アルタって、あのタモリが毎日いるところ?(毎日ではない)と言う気持ちと、こんな田舎丸出しの私に聞くなんて、このお嬢もそうは見えないが田舎者?というよく分からない思いを抱きつつ、予想外の声掛けにテンパってしまい(基本コミ障)

「あっち方面だと思いますよ」となんとなく適当に言ってしまった。

お嬢さん、何故に私に聞いた。。。
そして無事にタモリさんに会えただろうか(ひと言もタモリ言ってない)

この話何?

歌舞伎町関係ないし。


東京湾景(吉田修一)

「愛してないから、こんなに自由になれるの」「それでも、お前と一緒にいたかったんだよ」。品川埠頭の倉庫街で暮らし働く亮介が、携帯サイトの「涼子」と初めて出会った25歳の誕生日。嘘と隠し事で仕掛けあう互いのゲームの目論見は、突然に押し寄せた愛おしさにかき消え、二人は運命の恋に翻弄される。東京湾岸を恋人たちの聖地に変えた、最高にリアルでせつないラブストーリー。

流浪の月(凪良ゆう)

冒頭のネットフリックスで観て、早速原作気になって購入。
原作が気になっていたから、先に映画観ちゃったってのもあるんだけど。

これもすっごく話題になっていた時は、またしてもひねくれ魂が発動して(貧乏魂と競い合うマイ二大巨頭)近づかなかった作品。

ほんと、ひねくれるのもいい加減にしろ私。

この作家さんは初めて読んだのでもっと読んでいきたいひとりになった。

文が営んでいる夜しかやっていないカフェがよすぎて。。。
しかもコーヒー3種とフード2種。よい。

映画はお店の雰囲気もすごくピッタリで、近所にあったら絶対小銭握りしめて毎日通う(何の感想?)
こういうお店って、現実的にあり得るのかな(経営的に)
都会と田舎の環境の違いもあるけど、どうなのかな?

いかんいかん、余計なこと考えちゃ。。。。

帯の作者の手書き(たぶん)で

「文と更紗 
ふたりが楽に生きられる世界で
あるようにと願って書きました」

がとても染みる読後感。これに尽きると思った。

7月は何を読もう。

何が読めるかな・・・・・。


この記事が参加している募集

さいごまで読んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです(o^―^o)!! 貴重なあなたの時間の一部が、よいものとなりますように✨