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【古民家リノベ⑲】窓が無ければ作ればいいじゃない。

2018年~約4年かけて家族中心にDIYの超超超延長をして、なんとか
「こさえた」築150年越え古民家の改装記録を、イロイロ寄り道しながら
だらだらとここに書き残していこう!というシリーズです。
毎回写真多め、文字多め(大体2000文字位)にてお届けしています。

前回窓(サッシ)について、入手経路などについても簡単にご紹介したが、その流れで、実際の作業工程はもしかしたら前後してるかもだけど今回も窓について書こうと思う。

①インターネット(ヤフオク)で購入。⇒型がちょっと古いなど訳アリを送料込みでも比較的安く入手。
②解体するお家から頂いてくる。
③知人から業務用の不要サッシを頂く。

の主に3パターンでサッシを入手していた訳だが、

③知人から業務用の不要サッシを頂く。

の謎について説明すると、

家庭用というよりは主に店舗や施設関係の内装(窓枠・サッシ関係取付け)専門の自営業の知人が、規格外だったり、発注ミスだったり、使用する機会が無く、かといって処分するのももったいないと倉庫に眠らせていたサッシを使えたら使ってねと提供して下さったのである。ありがたし。

位置の検討中の窓たち。全て無料という奇跡。

その貰った特殊なサイズのサッシたちに合わせて、窓の位置を決めるのもどこにどれを持ってくるか相当悩んだ。窓の位置は結構重要。
ここイマイチだから、やっぱりこっちにしよう!と模様替え感覚で変えられないし。

冬の間に大工さんにはめていただいたサッシ枠に、春になりその知人が専門の業者仲間さんと共にガラスを入れてくれた。

セルフビルドどこ行った?

このサッシは一枚で開け閉めは出来ないFIX窓。はめごろしね。←この呼び方何とかならない?っていつも思うけど(たしかおはぎの作り方でも同様の事態あり:半殺し:物騒度たかし)まあ、それは置いといて・・・

引き戸ならではの真ん中の仕切り?が無くて額縁みたいに外の景色が見られるから、絶対この場所はこの窓にしようと決めていた。
使い道がなく眠っていたサッシ!日の目が見れてよかったね。

大きな吸盤でガラスを貼り付けて運ぶ貴重な場面も見られて至福。

まだ壁を張っていないので、下が開いていて変な感じだが窓が、綺麗なガラスが入って一段と部屋らしくなった。壁一部欠損してるけど。。。

なんなら下も窓ですか?状態。
下は下で引き違い窓を入れる案もあったけどね。

家の裏側から見たところはこんな感じ⇩

ちなみに、このFIX窓の右隣と2階の大きい窓2つと小さい窓1つは、この時点では改装前のまま。
当時、そこにちょうど良い窓が無かったので、このままでもいいかなと考えていたのだが、結局その後購入したり、また新たに出た業務用サッシを頂けることになり変更している。

現れし、現場チェック部隊「どれどれ、進み具合を見ようじゃないか」
恒例の設置後のCATチェック🐈

玄関のすぐ上の部屋(中二階)はもともとは押し入れがあって、窓ではなかったのだが、ここは林が見える沢側の景色も見たいし、何より明かりも欲しいのでぶち抜いてやはりFIX窓に。

ガラスが分かるようにバッテンのマスキングテープ。

ビフォーがこれだから⇩

窓じゃないけど若干上部にすでに穴は開いている(押し入れだったのに)
窓設置後、中から。抜かりなくCATチェック中。

景色も見えるし、明るくもなったし、開放的なので広く見えるから、窓にして良いことずくめなのだが、後から一つだけ後悔したのはやっぱり開けられる引き違い窓にすればよかったという事。

この部屋にはもう一か所引き違い窓もあるし、全くの個室ではないので、茅葺部屋から風が通るかなあと期待していたが、実際はうまい具合には通らず結果結構暑い。
せめて、FIX窓でも横に小さな小窓の一つでもあれば違ったんだろうなあ、、、と。

しかし、いざとなったら、もはや作ってしまえそうだけど現段階ではさすがに現状維持状態。やる事まだまだいっぱいあるから。

夏はたしかに暑さがあるけれど耐えられないほどではないし、他の部屋に行けばいいだけの事。妥協も必要。

各所で行われる抜き打ちチェック(猫の)

⇧あのかつての土間と、茅葺屋根のスペース。
見違えるような変わり様にこの頃いちいち「おおおお!!!」と
感動していた。
もはやこれ完成じゃね?くらいの勢いで。
今見ると(今じゃなくても)まだまだ過ぎるんだけど。壁も紙一枚だし(びんぼっちゃまの家を思い出す:若者がついてこれない話題かい?)

やれやれ休憩させてもらおうか🐈🐈、、、じゃないよ。

新しいサッシはええのぅ、、、と我々が浸る中、各所で所在なさげに佇む古い戸たち。

、、、僕らもはめごろされるんですか?(使い方ちがう)
半殺しですか?(それはおはぎな)

もちろん、生活の面で不便なので、新しくするところは新しくするが、
古い戸は古い戸で味わいがある。戸としての使用はできないにしても
使い道はいくらでもありそうなので、納屋にとりあえず取っておくことに(よかったね)
そのままタンスの肥やし、、、もとい、納屋の肥やしにならないようにしないと。

実際に⇧のガラスが入っている戸は、元は土間の外に出る口の掃き出し口だったのだが、綺麗に磨いて塗装し直し、家の中で飾り戸的に使用している。

これは改装後。急なビフォー⇧右端の戸があの子たちです。よかったね(再び)

新しくサッシのガラスを入れた(入れてもらった)ところで、
我々がすぐにできる事と言えば、またしても「ペンキ塗り」である。
今回は極一部だが、窓の周りの外壁の木部部分に塗装していく。
下の方は、のちに新しい板に張り替える予定なので、とりあえずそのまま。

この古い壁も味ってるんだけどねえ・・・(味ってるとは?)
すかさずチェック!!

地べた担当(そんな担当いない)の父は、またしても左官職人さんに怒られそうな施工方法で、隙間塞ぎ作業中。
ちなみに⇧のバケツとたらいはこの古民家に残されていたもの。

何もかもフル活用。ここまでくると勝手に「どうぞ使ってください」と古民家が言っているとしか思えないほど、改装中に「ああいうのがあればいいなあ、、、あ!納屋にあったじゃん」っていう場面が多すぎる。

掃除中はなにかと毎回1円、5円、10円、時には500円!!(←1回だけだけど)が家のどこかしらから出てきて
「お疲れ様、これで何か美味しいものでも食べんさい」と古民家に励まされているようだった。

ついにこんな銭まで!!

古民家の擬人化話をまだまだしたいが(ニッチが過ぎる)いつの間に2000文字どころか3000字弱に!!

続きはまた次回(=^・^=)♪


似たような題名の記事、前に書いた気がするなあ、、、と思ったら
これだった(^_^;)⇩⇩⇩⇩

もういいよ、改装後見せろよと言う方はこちら⇩


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