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頭から煙が!新米広報の奮闘記 ~スーパー大学生の夢を全力応援~

こんにちは!ぴーなっつです!
担当者コラムは初めて書くので、簡単に経歴を紹介します。

2016年入社。店舗での接客を3年、その後は本社の小売部門で営業などを経験して、昨年10月に現在の広報室に異動しました。
「自分は接客が向いてそう!」と思って小売業に就職した私。今、広報として〆切に追われながら原稿を書いている自分がちょっと不思議でおもしろいです。

今回は、新米広報の私が「奮闘」していたこの半年間についてお話します。

大学生活動家に伴走!

広報室に異動してすぐのころ、「Future Accelerator Gateway」参加の公募がありました。
このプログラムは、丸井グループが開催する将来世代との共創により新規事業の創出をめざすアクセラレータープログラムで、学生を中心とした25歳以下の参加者と丸井グループ社員がチームを組成し、さらに現役のスタートアップCEOがメンターとして伴走する形で、約3カ月にわたり事業プランのブラッシュアップを行って3月のDemo Dayに臨みます。

第4回Future Accelerator Gatewayの参加メンバー(全10チーム)と起業家メンター

今年で4回目となるこの企画。気になってはいたものの行動に移せていなかったのですが、今回の事務局が以前からお世話になっている親しい先輩だったこともあり、「困ったことが出てきたら先輩に相談しよう!」と思って手挙げをしました。
(丸井グループでは社員の「挑戦」を奨励していて、さまざまなことに「手挙げ」で参加することができます✋)

そして迎えた昨年12月のキックオフ!
私が伴走するのは「Child Play Lab.」という「すべてのこどもたちに冒険を」というミッションを掲げ、さまざまな企画を通じて子どもたちのワクワクを引き出す活動をしている団体です。
代表の猪村さん(あだ名はまゆまゆ!)と、私と同じ丸井グループ伴走社員として参加のヒロさんとの3名での「初めまして」の顔合わせを終え、期待と不安(自分にサポートが務まるのか?)が入り混じった気持ちでその日は帰路につきました。

距離を縮めるために、あだ名で呼び合うことに

頭から煙が出ていた日々

3月のDemo Dayまでのブラッシュアップ期間の進め方は各チーム自由に決めてOK。「優勝すっぞ!!」と意気込んでいた私たちは、スタート時から毎日スラックで連携し、週に1回ほど集まって作戦会議をしていました。

仕事や学校が終わった後に集合!
まゆまゆはインカメ撮影のプロ

そして、「2月上旬に北千住マルイでポップアップをして、子どもたちに私たちの考えたワークショップを体験してもらおう!」と決まってからは、スケジュールがよりカツカツに。
慣れない広報の仕事と並行して、マルイのイベント担当と連携をしたり、販促担当に「告知できないか?」と丸腰で掛け合ったりしました。

ポップアップの準備期間、頭から煙が出ているような状態で働いていたら、とうとう体調を崩してしまい会社を早退することになりました。
帰り道、ずっと頭を巡っていたのは「このプログラムに参加するの、今じゃなかったかも」という後悔。「広報の仕事もままならないのに…」とモヤモヤした気持ちがありました。

そして、体調が回復してからも相変わらず余裕のない状態で仕事をしていたのですが、気づいてくださった直属の上司(お馴染みのこじおさん!)が、タスク整理のミーティングを設定してくれました。

「抱えているタスクをすべて洗い出して優先すべきことを一緒に考えよう」
「チームで動いている意識を持って、限界がくる前にヘルプを出せるようになろう」

社会人として当たり前のことを、今更ご指導いただく8年目の私。(情けない…)でも、この時間をつくっていただいたことが私にとっては大きくって、「落ち込む前にやることをやろう」と、気持ちをリセットすることができました。

ちなみに、これは以前から現在進行形の話なのですが、私がてんやわんやしていると「ぴーなっつが茹っている!」「茹でぴーなっつ」と言われます。※ワードセンス、好き(笑)
からかいつつも業務の分担を考えてくれる先輩方!いつも感謝です。

止まらないまゆまゆの進化

私たちのリーダー、まゆまゆ。
出会ったその日から「人に愛される天才だ!」と思ったのですが、私はこの3カ月間で彼女の成長を隣で見ることができました。「あ、進化した」と明確に感じた瞬間が二度あります。

一度目は、「自分が大事にしたいこと」が明確になった時。
話し合う中で「描く未来はすばらしいけれど、収益モデルは?どのように持続可能な事業にしていく?」という議案が出てきました。

「どうしたら子どもたちはワクワクしてくれるか」を考えるのはすごく楽しそうだけど、収益モデルの話題になると頭を抱えて苦しそうな顔をする彼女。

しばらく、もんもんとした日が続いたのですが、数週間経って彼女の表情が明らかに変化したのがわかりました。
「さまざまな経営者の方と話をしてみて、自分が大事にしたいことを見失ったらダメだと気づきました。私は今、『子どもたちの声を聴くこと』に時間を使いたいと思っています。」
と、彼女の想いやこれから一緒に取り組みたいことを丁寧に説明してくれました。その自信に満ちた顔をみて、このまま突き進めばきっと結果は付いてくると感じました。

北千住マルイで「絵本づくりワークショップ」を開催
子どもたちの声、生の反応を確認!

二度目は、3月12日に行われたDemo Day本番のプレゼン。
実はこれ、始まる前まではちょっとソワソワしていました。
まゆまゆにとって緊急で重要な出来事がさまざま重なり、プレゼン資料がつくれるかどうかもわからないくらい時間が確保できませんでした。Demo Dayの二日前、深夜にWeb会議をつないでプレゼン構成の確認をしました。そこから肉付けをして…。

結局、私たちはまゆまゆの最終プレゼンを聞くことなくDemo Day当日を迎えました。
Child Play Lab.の登壇は10チームの大トリ。私とヒロさんはステージの脇で見守るしかありませんでした。

本番。まゆまゆのプレゼンが始まった瞬間、会場の空気が変わったのがわかりました。
まゆまゆの語りかけるようなプレゼンと優しくて温かい世界観。
誰かの息を呑む音が聞こえるほど、そこにいる全員が静かに注目していました。

あまりにも良くて泣きそうになった(※堪えた)

結果は、私たちは「優秀賞」と「オーディエンス賞」のW受賞。
伴走社員という枠を超えて、ワンチームでやってきたつもりだったので本当に嬉しかったです。
進化し続けるまゆまゆ、これからも応援させてください!!

優秀賞うれしすぎるーーー!

脱!「茹でぴーなっつ」

広報室にきて半年。(はや!こわ!)
いまだに茹っている場面も多いのですが、少しずつ仕事の進め方がわかってきました。
今一番の課題は、「筆がのらない日」があること。(なんて偉そうに!)
モチベーションで左右されてしまう人なので、どうにかコントロールできるようになりたい…。
私の「奮闘記」はまだまだ続きそうなので、もう少しお付き合いくださいませ。では、また次回!

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