3分でわかるホリエモンロケットの自粛について

ホリエモンがスポンサーを務める宇宙ベンチャー企業インターステラテクノロジズが今月にロケット打ち上げを予定していたが、なんと20件のクレームで延期になってしまった。打ち上げを行う大樹町の町長に「見にきてしまった人が感染してしまうのではないか」という科学的根拠のないいわゆる【自粛警察】のクレームによって打ち上げを実行することができなかった。

これに対し、「打ち上げなんて違う日にできるんじゃないか?」という意見もあるようだが、この日のために何人ものスタッフがロケットの点検、メンテナンス、そして「日にちの確保」に努力してきたのだ。漁業者とバッティングが絶対ないように、「この日は出ないから、打ち上げてもいいよ」という許可を得て初めて日にちをレンタルして打ち上げられる。また、道路規制や海上自衛隊とのやり取りもあり、本当にやっとの思いで打ち上げられるのだ。

ロケットの延期には当たり前だが、莫大な費用がかかる。ましてや億単位の損失だ。町からの補償もなく、この負債をベンチャーに負わせるとは、かなりの衝撃である。町として、この日本にとっても重要な事業を守り、育成していかないと、会社が潰れてしまう。

このような形でこの自粛警察によって本当は自粛しなくていい人たちの会社が潰れたり、首を吊ったりするのはこれは明らかにおかしい。ウイルスと共存していき少しリスクをとった方向に動かないともうこの状態は一生続くのではないか。

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