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自転車が壊れました
突然ですが、最近自転車が壊れてしまいました。
大学時代からずっと愛用していた自転車で自分でもびっくりするぐらい悲しさが止まりませんでした。
この自転車との出会いは約5年前アルバイトを頑張ったご褒美にずっと憧れていたかっこいい自転車を買うときに出会いました。
私は細いタイヤの自転車はあまり好きではなかったためマウンテンバイクの太いタイプを選びました。
買った時はとてもうれしく何かいいことがあった時やテンションが高いときに乗っていました。
1年経ったある日ふと「もう少し乗る頻度を増やしてもいいのではないか」と思うようになり、普段から乗るようになりました。
すると、「まるちゃん、いいチャリ乗ってるね」と声をかけられるようになりました。
それも嬉しく、より乗るようになりました。
この自転車にはもともと弱点があり、それがチェーンのもろさでした。
チェーンが他の自転車よりも切れる回数が多く、自転車屋さんにはよくお世話になりました。
次に切れたらもう自転車を処分しようと考えていました。
そしてその時が来ました。
チェーンがぶちっと切れてしまったのです。
切れてどうしようという気持ちともう今後乗れないのかなという気持ちが合わさり、気持ちが若干沈んでしまいました。
少し経ってから、ふともう一度走りたい、この自転車に乗りたいという気持ちも出てきました。
実際にフレームやブレーキは問題なく作動しているため、劣化したタイヤとチェーンさえ直せば、何とかなるのではないかと考え調べたところ、1万円あれば直ることがわかりました。
しかし、一度「次に切れたらもう乗らない」と決めていたはずなのにそれを覆すと、自転車に失礼なのではないか、次の人生をリサイクルで形を変えて送らせてやったほうがいいのではないか
考えれば考えるほど今までの楽しかったこと悲しかったこと、うれしかったことをこの自転車と共有してきたことを思い出し、ますます迷いが出てきます。
これからまた時間を取って、1つの自転車、相棒と向き合って一番ふさわしい選択をしていきたいと思います。
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