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閉鎖病棟入院日記Re.⑤

今日は大晦日。
2023年も終わりだなんて、信じられない。
年齢を重ねるごとに思うけど、1年って思っているよりも短い。

今回の年越しは病院で過ごす。
病院で年越しと思うと虚しくて、ちょっと情けなくなる。
でも仕方ないことだから受け入れるしかない。

大晦日はお昼ご飯に年越しそば、晩ごはんにちらし寿司が出た。
ただでさえ暇をしている入院患者にとって、朝昼晩のご飯のメニューは一大イベント。
年末年始はいつもよりちょっと豪華なメニューになっている。
それだけでもちょっと気持ちに変化が出るからありがたい。

今年1年は今まで生きてきた中でいちばん辛くて苦しんだ1年だった。
大きな挫折を経験したし、それと同時にいっぱい闘った。
大変なこと、悲しいこと、辛いこと、苦しいこと…いっぱいあったけど、無事に1年生き延びたことを嬉しく思いたい。

そして今年は絶望の中で希望も見つけられた。
自分が精神疾患になって、私と同じように困っている人たちをサポートしたいと思えるようになった。
精神科のお世話になったのも何かのきっかけかなと思い、精神保健福祉士を夢見るようになった。

しんどいことや辛いことが多かったけど、やっぱり今年の出来事は貴重で、私の人生においては大きな意味を持つものだと思う。

来年は精神保健福祉士になるために1年間、夜間の専門学校に通う。
闘いながらの1年になると思うけど、ゆっくり自分のペースで進んでいきたい。

今年もありがとうございました😌

来年もよろしくお願いします🙏🏻

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