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オシャレに無頓着なデザイナーには手を出すな

どうも。メガネは7本持ってる、まーるです。

広告の世界では定説と言われている「だるだるのTシャツ着てるやつで、デザインできるやつはいない」

いや、Tシャツはだるだるなるだろ!って人を否定する話ではありません。

今回はセンスのお話。

センスのある人とない人の違い


「私センスないんです…」
「あの人はセンスがあるからできるんだよ」

このセンスがある、ないの話はデザインに携わると必ず出てきます。
また、デザインのお仕事なのに、クライアント広報担当の人が「私はデザインのセンスがないので、ここはプロに任せます」とバトンを渡そうとする場面があるのですが…

ちがーーーーう!

それ間違ってます!
センスって生まれ持ったモノではなく、自分で作れるもんなんです。

ではセンスあるないの決定的な違いってどこにあるでしょう?
これはデザインの話だけじゃなく、あらゆる業界でも共通のコト。
要はどれだけインプットしてるか、なんですな。

要するに「モノをよく見てるか?」

デザイン業界に絞った話をすると、デザインセンスがある人は、たくさんのデザインを見てるんです。デザインや映画、クリエイティブに関わる色々なものに触れる機会を多く持っている。
インプットが豊富だから引き出しを多く持っていて、あらゆるデザインに応えられる。対応力がハンパない。

そしてセンスとは、

「インプットを適切にアウトプットできるか」

に尽きます。
ま、知識だけあって技術的にアウトプットできないこともありますが、そこも「センス」で乗り越えられるものなんですね。
センスがある人は。
だって様々なモノや場面、乗り越える策をたくさん持ってるわけですから…。

センスをつくる日常カラーバス効果

さて、だるだるTシャツの話に戻しましょう。
だるだるTシャツでもいい仕事をする人はいるはず!ゼロではないでしょう。
インナーは誰にも見られないから、たまにだるだるなんすけど…
それはよしとしましょう。

ただ、デザインの仕事で大切なことは「世の中にアンテナを張る」ことです。

当然、情報がアップデートされないままだとその時代のデザインには応えられない。
少なくともクリエイティブの仕事をしてるなら流行には敏感でなくてはなりません。

だからこそ身だしなみやファッションにも気をつけたい。流行に敏感でない人は、世の中に対しアンテナを立てていない証拠。

世の中にアンテナを立ててないなら、当然お客さまの要望には応えられない。てか、提案もできないものです。

いや、見出しのカラーバスって何ですか?
そろそろ気になる方へ説明しますと、カラーバス効果とは、ある一つのことを意識することで、それに関する情報が無意識に自分の手元にたくさん集まるようになる現象のこと。

自分の車がMINIだった場合、やたらとMINIが走ってるように見えちゃうのも無意識に情報が集まってみえるカラーバス効果なんですね。

企画アイデアを考えるときも一緒です。通勤中やバスタイムにモヤモヤ考えているとふとアイデアは浮かぶもの。

つまり、日常でデザインを意識して過ごせば、あらゆることがインプットに繫がり、自ずとセンスへの情報が蓄積されるのです。

だからこそ意識したいセンス

どんな仕事も、その業界や業種の知識の蓄積がセンスといえます。それをうまくアウトプットできるかが「センスのあるなし」につながるんですね。

さて、初めての人にお仕事をお願いするとき。

当然「この人はどんな人?」と気になること間違いありませんが、会話でのコミュニケーションの前に、まずはファッションを気にしてみよう。
最近はオンラインで仕事が増えておりzoomなど画面越しの機会が増えてますので、ファッションのチェックができないーって場合は、その人のメガネと髪型をチェック。

おしゃれなメガネの人はセンス抜群間違いありません(経験談)

今日はこのへんで。

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