【🇸🇪Sweden旅行記#1】スウェーデン到着までの胸の高鳴り

2024年9月10日 21:34

読んでくださる方へ。

8月22日~30日にかけてスウェーデンの田舎の村「Dala-Floda(ダーラフローダ)」と首都「Stockholm(ストックホルム)」を訪れた旅行記を書いています。「スウェーデンに行ってみたい。もっと身近に感じたい。」そんなシンプルな気持ちからスタートした初のスウェーデン旅。そこでの体験やコーチをしている僕が感じたことを綴ってみることで、スウェーデンの魅力のお裾分けができたらいいなぁと思っています。心模様のなんやかんやがちょっと多めかもしれません。笑　僕の旅をこっそり覗いてみるような気持ちで味わうように読んでもらえたら嬉しいです。

①そわそわしながら家を出る8月22日

22日の出発に向けて、可能な限りのスウェーデンに関する情報収集をしていました。旅中に限らず、旅前からスウェーデンを身近に感じていたかったからそうしていたのかもしれないし、貴重な機会を実りある旅にしたい、そんな焦りもあった気もする。旅前ストーリーも沢山あったし、改めて別途書いてみようかな。

数日前から、時差ボケ対策。日本にいながら現地時間をベースに過ごすくらいには気合いが入っている。今回は「身軽に今ココを味わい・楽しむ」を大事にしたかったので、パッキングから身軽にしてみた。最後まで悩んだけど、NO PC。NO一眼レフ。最小限の着替え。スウェーデンでの「ほっこり」との出逢いにも期待して、スーツケースの半分くらいはスペースに余裕をもった。今回妻のお義父さんもこの度をとても応援してくれていて、お義父さんからの餞別も携えた。出発前の心境もHYGGE Night Radioに収録。忘れ物はないかな・・？と気になりつつも、あってもどうにでもなるか！と楽観的に準備を整え、いざ出発！

②成田空港から感じる北欧の風

今回は成田空港発のフィンエアーの夜便。空港第2ビル駅からターミナル2へキャリーケースを転がしながら移動した。1年とか長期間日本を離れる訳ではないのだけど、なんだか和食で日本を締めくくりたくて、大好きなカツ丼で1人旅壮行会の気分を味わった。だしってやっぱり心にまで沁みるうまさだよね。ホッとするし、うまいで最高。

手荷物を預けるbaggage dropの列へ並ぶと、ヨーロッパの人たちが増えてきて急にリアルが迫る。ヘルシンキ経由の便だから、フィンランドの方かなぁ。薄ピンクのデニムに白シャツの素敵なおばさまが目に留まった。デニムの裾をロールアップして、眼鏡は頭に載せている。なんかいい。「14時間半の空の旅を経たら、ストックホルムのアーランダ国際空港にいるのかぁ！」とワクワクしている自分がいた。

この時点でなんかもう既に「パカァッ」と開いている自分がいるんだよなぁ。静かにるんるんしてる。我ながらええ感じだ。

あとがき的アレコレ

荷物も預けたし、セキュリティチェックも終えた。
23時05分の便で、いざ出国。

③成田 to ヘルシンキの飛行機のなかで

成田⇔ヘルシンキ区間を12時間50分、ヘルシンキ⇔ストックホルム区間を1時間の長旅だ。約14時間。現在はロシア上空を飛ばすに北極圏に迂回するルートをとっているので、以前より+3時間ほどになっているそう。移動時間的な身近さも戻ってくるといいなぁ。現地到着は朝の6時35分予定なので、移動前半はザッと読んでいたStockholmのアンティークショップやセカンドハンドショップの情報をガイドブックでおさらいしつつ、後半は翌日に備えてまとめた睡眠をとることにした。初日から活動的に過ごすための時差ボケ対策はとても重要。

あれこれ計算して考えるのは面倒だけど、実際に時差ボケはほぼ０で過ごすことができた！「数日前から現地時間に可能限り慣らす」ことと、「前日の過ごし方」はやはり大事。

あとがき的アレコレ

④ヘルシンキ to ストックホルムの飛行機のなかで

5時40分。ヘルシンキ空港へ着陸。予定より15分早く着いたのに、6時20分のボーディングクローズの2分前に滑り込み。これ、早まってなかったらどうなってたのだろう。笑　他の方のブログでもShort Connectionの乗り継ぎは避けた方がいいよって書いてあったのを思い出した。（同じや！！笑）ヘルシンキ空港のおしゃれなお店を横目に空港を駆け抜けた。

「はじまるなぁ。」

急にスウェーデンの旅が始まる感じがしてきた。アーランダ空港到着を目前に控えて、「どこからSJ（国鉄の高速鉄道）に乗るのか。あ、そうだ。SEK(スウェーデン・クローナ)に両替もしなきゃ。成田空港のレートは1SEK = 16.68JPYだったな。これより円の数値が低いといいなぁ。為替は14.6あたりだった気がするし。」とリアルな側面のあれやこれやが続々と湧いてきた。

無事乗り継ぎも成功。Stockholm行きの便はあっという間の時間だった。隣の兄ちゃんがヘッドフォンをしてるのをみて、なんだか無性に音楽を聴きたい自分がいた。WiFi OFFでも聴けたのが、フィンランドのアカペラグループ「Rajaton」の「Don’t Stop Me Now（Queenのアカペラアレンジカバー）」だった。たまたまの選択肢だったけど、これを聴いてたらスウェーデン旅の中に何でもできるような気がしてきた。　「誰もこのおれを止めてくれるなよ。」そんな気持ちだ。なんかオラオラしてるね。平常時は控えめな自分に、「少し前に出過ぎたって大丈夫。」そんな風に言ってくれてる気がした。

学生時代にオーストラリアに行ったとき、隣りに座った人と会話が弾んだ記憶が蘇った。同じくワーホリ予定の日本の人、現地で教員をしているオーストラリアの人。成田→ヘルシンキ便ではそういったコミュニケーションがなくて、なんだか寂しい抱いていた気がする。

さっぱりわからんけど、かわいらしく跳ねるようで心地いいフィンランド語のアナウンスも、CAさんからブルーベリージュースをもらうときにも、「もっとコミュニケーションをとりたい！」そんなことを感じてた。話すこと好きなんだなぁ。

そのときの心模様みたいに、「目的地の天気は曇りです。」とアナウンスが。しょんぼりしたのも束の間。そんな自分を励ましてくれるかのように、機内の窓から虹が見えた！「Welcome to Sweden!!」と歓迎されているような気持ちになった。気持ち新たに「よーし行くぞー！」と胸が高鳴った。

「楽しみな気持ち」と、実りある旅になるようにと「逸る気持ち」がいったりきたりしていて、振り返って捉えるとなんだか面白いですね。どっちの自分もいい感じ。

あとがき的アレコレ

⑤遂にスウェーデンの地へ！〜アーランダ国際空港〜

6時46分。スウェーデンのアーランダ空港に到着。時差が-1時間あるから時計上は時間が経っていない感じでワープしたみたい。

乗り継ぎ時間が短い便だったからか、受託手荷物が1番に流れてきた。ラッキー！最初の目的地のDala-Floda(ダーラフローダ)に8時発のSJと呼ばれる国鉄の高速鉄道に乗車する予定だったから余裕ができた。受託手荷物が流れてきただけの話だけど、人生初の1番で謎に興奮してたなぁ。

フィンエアーで飛んできたので、到着先はターミナル2。スウェーデンでも利用可能なレンタルWiFiのスイッチをONにして、事前に調べておいた両替所とSJのArlanda CentralstationがあるSkyCityエリア(ターミナル4と5の間)に向かった。

ちなみにポケットWi-FiはGlobal WiFi。インターネットはJazzyな旅の肝なので、データ容量無制限プランにした。1日だいたい1000円くらい。

さすが森と湖の国。床や椅子にふんだんに木が使われていて、照明も暖色でおしゃれな感じ。とてもあたたかく迎えられているように感じるデザインだった。VolvoのEX30も展示されていた。

こういう路線図はパッと一覧できるのは便利なので、写真を撮っちゃうタイプ。

のちにこの路線図が思い出深いものになるなんて、このときは知る由もなかった・・！

あとがき的アレコレ

両替所が見つからず、駅員さんに聞いてみたら「あっちの方だよ。」と一言。もう少し詳細に聞きたくてアレコレと尋ねてみたんだけど、「いけばわかるよ。」とまた一言。冷たさを感じてちょっとガッカリする気持ちと、「まぁ、たしかに」と妙に納得感を覚える自分とがいた。その方向に行ったらわかった。笑

振り返ってみると、「いけばわかる」もパワーワードになっていたなぁ。初めての国に海外旅行にくると、わからないことが多い環境下に強制的に身を置くことになる。それほどシンプルなことではないかもしれないけど、日本にいるときのいつもの生活においても自分に投げかけたくなるキーワードになった。

あとがき的アレコレ

なんてことなしに両替所に到着。手数料込みのレートで1SEK = 15.76JPYで両替ができた。市内でなら・・と色々あるかもしれないけど、自分はこれで納得できたからそれでよし。順調、順調。

飛行機の到着時間から1.5時間後の8時発の電車に間に合うかなぁとそわそわしていたけど、蓋を開けてみたら30分前にはすべて完了していた。なんなら移動はのんびりだし、コンビニやおみやげ屋さんもゆっくり見れた。食料調達もできた。初めての地だと尚更計画に余白を持てているか心配になりやすいんだけど、たいていはいつも余裕がある。さすが慎重派な自分。その余白でこの先もJazzyに楽しめるんだろうなぁ。

水1本とVanilla Bunというクリームパン１つで83SEKくらい。大体1200円。ひぇ〜。高い。円安傾向が強い時期であるものの、改めてスウェーデンの物価の高さを痛感。

旅が進むと水がここまで高いのは空港だったからだとわかった。スーパーでなら13~15SEKくらいなので、190~220円くらい。自販機も結構高いので、水はスーパー1択。

あとがき的アレコレ

⑥終わりに

スウェーデン旅のはじまりまででこんなに沢山書くことある。ここまで読んでくださった方いるかな。いたら嬉しいな。読んでくださってありがとうございます。少しでもアーランダ空港までの道のりと心情の両面のリアルが伝わったらいいな。こんな調子でゆったりじっくりじんわりとスウェーデン旅を綴っていきます。次回もお楽しみに。

次回はスウェーデン人の心のふるさと「ダーラナ地方」の村を中心にお届けします！

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