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社会人大学院の入試準備って何したらいいの?

こちらの記事は有料にしていますが、多くの人に色々なことにチャレンジしてもらいたいと考えて全文無料で読めます。読んで良かったなと思った人は投げ銭でもしてもらえると、今後のモチベーションになります!

日本では大学院に行く人はそう多くはありません。受けるにあたってイメージないという人向けに準備までの流れを紹介します。

大学院の入試までの流れ


まず最初に大学院を受験するまでどんな流れなんだという点です。大体こんな感じだと思います。個人的に時間がかかるのは、1番と4番です。
ステップ1:大学院で学びたいことを決める
ステップ2:入試説明会に参加する
ステップ3:入試に求められる情報を集める
ステップ4:研究計画書を作る
ステップ5:入試に求められる範囲を勉強する
ステップ6:面接練習をする
ステップ7:入試当日を迎える

大学院で学びたいことを決める


 ここは受験から卒業までの大きな土台になるので時間をかけましょう。私の場合は、業務を通して消費者理解を客観的に把握する方法を深く知りたい、体系化したいと考えていたので、大学院でもその分野を研究予定です。この記事を見た方も何か新しく学びたいと考えていることと思いますので、思い切って時間を取り、ゆっくり考えることをお勧めします!

 学びたいことが出てきましたら、どうして学びたいのかをアウトプットしていきます。この時は箇条書きでもいいので、アウトプットして整理していくことが大切だと思います。入試の際には人に説明して理解してもらう必要が出てくるので、他人が分かりやすい内容、表現は何度かアウトプットすると精度が上がっていきます。またここで作った内容は、入試で求められる研究計画書の土台になる部分なので、たくさん時間をかけてOKです。
 そうしたことをもとにして、大学のHPなどで公開される情報と組み合わせて、自分の学びたいことを扱っている大学院はどこかを調べるのが良いと思います。

入試説明会に参加する


 やりたいことがまとまったら、ぜひ入試説明会に参加しましょう!意外とHPで公開されている情報とリアルの情報は一致しないことが多いです。説明会に参加している学生、先生の雰囲気もモチベーションに影響するので、周りで入試をする人がいない場合はなおさら参加したほうが良いです!なお説明会には多くの人が参加しますが、実際に受験まで行く人はぐっと減りますので、自分は受からないかもしれないと考えなくて大丈夫です。

入試に求められる情報を集める


 説明会で入試の内容や学生に求めることがわかります。この際ついでに先生が研究している内容や研究室で学生たちがどのようなことをやっているのかを聞いてしまいましょう。先生の研究室からどのくらいの学生が論文を書いているかも活動量の参考になります。

研究計画書を作る


 おそらく大学院入試では事前に研究計画書の類の文書の提出を求められます(むしろ提出不要とする大学院を見たことがない)。どんな内容を書けばいいのかということで、私はこちらの書籍を参考にしました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4909510915/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o08_s00?ie=UTF8&psc=1
 研究計画書を書くにはどのくらいの参考文献が必要なのか?一概には言えないですが、私の場合は20本の論文と6冊の書籍を読みました。とはいえこれは知らない分野に飛び込んだ時の話で、精通している分野であればそれほど読む必要はなく、参考資料はもっと少なくてOKです!論文の読み方についての記事もリクエストがあれば書きたいと思います。

 研究計画書は大体数ページになりますが、内容に飛躍には注意しましょう。というのも研究計画書を見る先生たちも自分がやりたい分野のスペシャリストではないことが多く、論理の飛躍があるとそこが気になってしまい、内容が頭に入らなくなるからです。研究計画書の書き方も記事化したいと思います。研究計画書を作成していると、自信がなくなってくることもありますが、自分のやりたいことは意味があると自信をもってください。研究計画書の作成で一番大切なことは、論文を読むことではなく、やりたいことが意味があることだと信じることだと思います。

入試に求められる範囲を勉強する


 入試の内容と試験問題は学校のホームページに掲載されていることが多いです。もし掲載がない場合は事務に連絡をして取り寄せましょう。研究計画書の出来もさることながら、テストの点数が高いほうが勿論有利になります。やれることはすべてやりましょう。入試の内容は大学入試と異なることが多く、小論文や英語が多いかと思いますので、その分野について勉強します。私は小論文が学生の頃から苦手だったので、小論文を一から勉強しました。

面接練習をする


 面接の配点が高い場合は練習したほうがいいです。友人でも家族でも誰でもいいので、自分の回答がどのように伝わっているかを聞いてみてください。意外と自分が考えているよりもずっと伝わらないはずです。面接で最も聞かれる内容(研究概要、自分がこれまでどんな仕事をしてきたか、これを達成したらどうなるのか、なぜそのようになるのか?)だけは答える長さごとに原稿を書いて声に出して確認することをお勧めします。

入試当日


 ここまで準備したら自分の研究は意味のあるものなんだと自信をもって頑張ってください。面接で圧迫されようが落ち着いてください。先生達はその場で研究計画書を見ているので、時間をかけて論理構成を作った自分に有利ですから、慌てずに答えれば大丈夫です。

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