出産の立ち合いがしたかった家族の話。新型コロナウイルス許さん
新型コロナウイルスの感染者増加は恐ろしいものです。どこに行ったとしても感染するリスクはあると考え行動。気持ち的にも疲れています。
自粛続きの1年。とうとう1月になりました。
不要不急の自粛をします。感染リスクを避けて密も避けます。
ただ妻の出産の立ち合いはさせて欲しかった
私達夫婦、しいては長男の楽しみを奪った新型コロナウイルスめ。許さん。
不妊になる手前でやってきた嬉しい知らせ
不妊の定義は1年間と言われています。
デリケートな問題であり、私達夫婦は中々子宝に恵まれず過ごしました。年齢的な問題もあるのかな?とか話していた日々が懐かしいです。
ちなみに夫の私はコウノドリを読んでいました。何が起きてもおかしくない、出産と言う一大イベントです。出産イベントを妻任せにしてはなりません(個人的な意見)
そうして1年が経過しそうな矢先に子宝に恵まれました。
夫婦としても勿論嬉しかったですが、長男も喜んでくれていました。
「お風呂手伝ってあげるんだ。一緒に遊ぶんだ」
妊娠初期では3歳だった我が子の可愛い発言。良いお兄ちゃんになってくれたら良いな。
嬉しい妊娠報告から、私達の長きの戦いが始まりました。
つわり症状に苦しむ妻
ここまで苦しむ妻を見るのは一人の夫して辛かったです。
つわり症状は個人によりけりです。私の妻は食事がほとんど取れず、ほぼ寝たきりのような生活でした。
今まで家事は妻と分担しておりましたが、このときばかりは夫9割の勢いで家事をしていました。夫婦の助け合いはとても大事です。
出来る限り妻には無理させたくないと慣れないことをしつつ、仕事をしていると身体的にも負担がかかっていました。
つわり期間の約2ヶ月、我が家は完全に疲弊していました
詳細は割愛しますが、正直ここに書き出すことすらしたくない、そして思い出したくない大変さでした。それでも私達夫婦の両親に協力してもらったりと、どうにか乗り切りました。
つわりの日々を乗り越えて出産まで
つわりを乗り切ったあとも妻は本調子とは程遠い様子でした。それでも寝たきりのような日々を見ていたので、私は一安心です。
幸いなことに経過は順調。赤ちゃんはすくすく成長。残すは出産。
この一大イベント。妻のお腹が大きくなるにつれて我が長男も弟が生まれることについて更に意識し始めました。
「お兄ちゃんだからね。自分で出来るよ(着替え)」
とお兄ちゃんアピールをしつつ、時には
「やってよー。出来ないんだー(泣きながら着替えの訴え)」
と甘えてくる可愛い長男です。本当に可愛いやつめ。
ちなみにコロナウイルスが蔓延している現在は基本的に立ち合いは不可能(私達の住む近隣病院)
コロナウイルスの第3波の前は、もしかしたら出産の立ち合いが出来るのではないか?と淡い期待もありました。あえなく撃沈。
こんなに弟が生まれることを楽しみにしている長男に出産と言う一大イベントを見せてあげたかった。
それをそれを・・・・新型コロナウイルスめ。許さん。
出産。我が家に新しい家族が増えました
妻は朝5時に破水。微弱陣痛。すぐに病院に向かい入院。
約8時間後に無事に出産。我が家に新しい家族が増えました。
辛い妊娠期間中を間近で見ていたので妻には感謝しかありません。私と長男が赤ちゃんに出会えたのは出産後4日目。
退院日。長男と考えていたサプライズとして妻に花束を渡しました。
恥ずかしながらも花束を渡した長男よ、きっと良いお兄ちゃんになるはず。
そして我が家にやってきた赤ちゃん。皆から可愛がられるので覚悟した方が良いよ。
そんなわけで無事に我が子を迎えることは出来ましたが、新型コロナウイルスは許しません(*許すとかそう言う問題でもありませんが)
一人の医療者として早く収束することを少しでも願うばかりです。そんな中で生まれてきた我が子。私達家族は大切に育てていきます。
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