ついにゆうちょと他の銀行の個人間送金が無料でできるように：ことら送金に対応
この記事の要約
- ゆうちょ銀行が「ことら送金」サービスを開始し、三井住友銀行などと同様に最大10万円までの個人間送金が手数料無料で可能になった。
- これまでゆうちょ銀行は他の主要銀行と比較してスマホでの個人間送金サービスを提供していなかったため、ゆうちょ利用者は不便を感じていた。
- ゆうちょ銀行をメインバンクとしている世帯は、60歳以上の比率が高く、利便性の向上が求められている。
こんにちは、Martinです。ようやく、ゆうちょでことら送金が使えるようになりました。
Q：ことら送金とは？
「ことら送金」は、三井住友銀行やゆうちょ銀行などのアプリで利用できるサービスで、1回あたり最大10万円までの個人あて送金が手数料無料で行えます。送金先はことら送金利用可能金融機関に限られます。
これまで三菱UFJ銀行や三井住友銀行ではスマホでの個人間送金が一回10万まで無料だったのですが、ゆうちょは対応していませんでした。つまり、自分や家族との口座間でお金を移動させるだけなのに、ゆうちょだけいつも手数料を払っているという状況でした。
実家が地方にある人など、ゆうちょをいやでも使わざるを得ない人は助かるでしょう。自分は本当はゆうちょはネットまわりが大変使いにくいので、家族が使っているので仕方なく使っています。
ことら送金は、スマホのゆうちょ通帳アプリでできます。
ただし、注意点としては、送金をするためにはゆうちょ認証アプリも使用しなければなりません。
このゆうちょ認証アプリの利用開始の手続きがめちゃくちゃめんどくさいです。6回くらい本人確認のためのいろんな番号の入力（一体何種類あるんだ、、）や書類の提出、電話での確認などをしなければなりません。しかも、スマホを変えるとそれを1からやり直すことになったりします。
これらのハードルを乗り越えると、ことら送金をゆうちょでも使えるようになります。自分はネットやスマホには慣れているタイプだと思いますが、手続きを完了させるのが難しかったです。そのため、ゆうちょを使っている地方の高齢者などは誰かがサポートしないと困難なケースが多いでしょう。
・ゆうちょを使っている年齢層
年齢層別に分析すると、郵便局をメインバンクにしている世帯は世帯主年齢６０歳以上の比率が高く、この年齢層の世帯属性、金融行動が、郵便局をメインバンクにしている世帯全体 の世帯属性、金融行動に与える影響が大きい。
手数料ビジネスとして儲からなくなるという点はあるのかもしれないですが、もう少し使いやすくしてくれないとスマホに慣れている世代からは印象が悪くなると思われます。このままだと、世代が変わるとどんどん利用する人が減るのではないでしょうか。
・無事に送金できた図
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