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主要な画像生成AIの使い分け(Midjourney・Stable Diffusion・DALL·E 3・Photoshop)

この記事の要約
・4つのAI(Midjourney, Stable Diffusion, Adobe Photoshop, DALL·E 3)の特徴や用途を説明する
・MidjourneyはDiscordで操作できる安価で自由度の高いAI
・Stable Diffusionは自分のPCで動かせる多機能で高品質なAI
・Adobe Photoshopは画像拡張機能がすごいが高価
・DALL·E 3はOpenAIが開発した最新の画像生成AIで簡単に使えるがセンシティブ判定が厳しい
・画像生成AIは使い分けるだけではなく、順番に使って画像のクオリティを上げることも可能

GPT-4による要約

こんにちは、Martinです。DALL·E 3が最近リリースされて、画像生成AIの業界の競争が激しくなってきています。今回は、私がよく使っている画像生成AIの使い分けについて整理しつつ、紹介したいと思います。

私は主にMidjourney、Stable Diffusion、Adobe Photoshop、DALL·E 3の4つのAIを使っています。それぞれの特徴や用途についてまとめてみました。

ざっくりまとめ

Midjourney

MidjourneyはDiscordで操作できる画像生成AIです。最近有料になりましたが、一番安いプランならまだお手頃な価格だと思います。(追記:じゃんじゃん生成すると割とお金が飛んでいくことがわかりました。安いプランの10ドルで300枚くらい生成できたかなと思います。制限に達すると最低4ドルから追加の課金ができます。)

Discordなのでスマホからも使えます。プロンプトを入力するだけで様々な画像を生成できます。DALL·E 3よりもセンシティブ判定されにくく、自由度が高いです。

追記:MidjourneyにはStable DiffusionやPhotoshopでできる画像の外側を拡張する機能やインペイント機能もあることに気づきました。Stable DiffusionやPhotoshopよりもこちらでいじれる自由度は低いですが、AIが自動的に判断するクオリティーは意外と高いです。崩れがちな手の形の修正も意外とできます。

Stable Diffusion

Stable Diffusionは自分のPCで動かせる画像生成AIです。操作が比較的難しいですが、多種多様な機能があります。本気を出せば他の画像生成AIでできることはほとんどできると言っても過言ではないかもしれません。ControlNetという機能でポーズ指定などもできます。センシティブ判定が実質ほとんどなく自由度が高いのが強みかと思います。

自分の絵や写真などを学習させて、オリジナルの画像を生成することもできます。ただし、学習は操作に難しいところも多く、初心者にはおすすめしません。私は主にLoRAという機能を使って、自分の絵を学習させたりしています。

電気代も意外と安く済みます。

Adobe Photoshop

Adobe Photoshopは有名な画像編集ソフトですが、最近はAI機能も充実しています。画像の拡張や一部の置き換えができます。拡張機能のインパクトはすごいです。

ただし、Adobeの契約が必要で高いです。

Photoshopは最近ブラウザで使えるようになって便利になりました。ダウンロードして使うAdobe CCは重いというかPC上で邪魔になることが多いです。

DALL·E 3

DALL·E 3はOpenAIが開発した最新の画像生成AIです。アップデートでかなり質が高くなりました。日本語の文章でプロンプトを書いても質をあまり落とすことなく生成できます。一番簡単に使えるAIで、初心者におすすめです。Bing AIやBing image generatorで使えます。

無料ですが回数制限があります。ただ、センシティブ判定が過剰に厳しくて生成できないことも多い気がします。

ちなみにCanvaでも使えるようになったので、noteのヘッダー作りにそのまま使えます。

ひとつだけでなく組み合わせて使うのもあり

画像生成AIはそれぞれに特徴や用途があります。使い分けるだけではなく、それぞれを順番に使って画像のクオリティを上げることも可能です。例えば、Midjourneyで生成してStable Diffusionでクオリティーを上げて、Photoshopで背景を拡張するなどです。

みなさんの使い分けの参考になれば幸いです。


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