ChatGPTの高度な音声モード:活用シーン・用途・パーソナライズ化の可能性
こんにちは、Martinです。ChatGPTの高度な音声モード(Advanced Voice Mode)を試してみましたが、やはりこれまでのテキストでのAIとの対話とは少し違う体験だと思いました。書くよりも話す方が得意な人にとってはよいのではないでしょうか。レスポンスが早くなるだけで体験として全く違います。
音声会話の活用シーン
どういったときに使うか、ですがまずは家事中あちこち動き回るのでAirPodsを使いながらだとかなりいい感じです。次に散歩中です。昼間の騒音が多いところだとちゃんと聞き取ってくれないことがあるので、ちょっとむずかしいですが、人や車の減る夜や昼間でも静かな場所では問題なく使えました。車の運転中に話すのも割とよさげです。シャワー中は声がかき消されるからかうまく聞き取ってくれませんでした。
何に使えるか
かなり期待していましたが、予想通り英会話の練習相手として最適でした。今はAIでの英会話練習は学校教育なども含めてそこまで広まっていないですが、ChatGPTなどのAIで英会話を勉強するという新しいジャンルが生まれそうです。自分としては、有料のオンライン英会話よりも圧倒的に勉強になると感じます。自分のペースでわからないことをわかるまで聞けるので。プロンプトとかそんなに苦労しなくても簡単にいい感じの英会話ができるのは便利かと思いました。
ただ、英会話の先生がほぼ完璧にこなせるということは、同時通訳的なこともほぼできるということです。これは英語の勉強自体が必要ない、ということでもありますね。これは何人かに説明してみましたが、あまりピンとこないのか、AIに関することだと大袈裟なことを言う人が多いせいで信じられなくなっているからか、あまりどういうことなのか理解してもらえない印象でした。なので、同時通訳の性能については、説明するより実際の動画を見てもらうのが思います。
たとえば、これがわかりやすいですね。
他にも少しずつ便利な事例は出てくると思いますが、今のところ通訳や語学学習用途が代表的なユースケースになるでしょう。
エンタメとしてちょこちょこおもしろい事例も出てはいます。演技がうまいのでお笑いとか、TikTokとかで使う人もすぐに出てくるでしょう。今は規制の影響で、NHKのようでつまらない発言が多いが、オープンソースのものが出てくれば、もっと面白くて人気のあるモデルが出てくるでしょう。すでにAIのアナウンサーは広まっていますが、音声合成AIの性能もこのように性能が上がってくるでしょう。
・エンタメの事例
執筆にも使えそう
個人的にはnoteの記事の執筆にも活用するかと思います。あれこれChatGPTと音声で対話して、最後にnote記事やブログ記事になるようにまとめて、とプロンプトを送ればいいです。最後のまとめてはテキストで依頼してもよいです。私は書くよりも人と話す方がアイデアが浮かびやすいタイプなので、ちょこちょこ活用するかと思います。
快適な利用にはパーソナライズ化が鍵かも
やはり毎日快適に会話をするためには、コンテキストを与えることが重要そうです。いちいち最初から自分の前提や背景を説明するのはめんどうなので。
ChatGPTの音声モードではメモリー機能も使えるようで、話すたびに自分のことを覚えていってくれています。たくさん話せばいろいろ覚えてくれるだろうから、パーソナライズはこれでだいぶ完了するかもしれません。使っている感じ、音声の方がメモリー機能が起動してパーソナライズデータを取得する頻度が高いと感じました。今は制限時間がありますが、1日中秘書のように隣で話を聞いていてくれるようになるかもしれません。
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