重めの作業でChatGPTを使うコツ(GPT-4)
こんにちは、Martinです。最近、ChatGPT 4が長い文章を読む能力を得たことで、より複雑で重いタスクへの対応が可能になりました。ただし、長い文章をうまく扱うことが難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。さまざまな試みを通して、複雑な作業や重たいタスクを効率的に進めるためのコツが少しずつわかってきました。ここでは、そのポイントを紹介します。これらには公式の情報も含まれていますが、私の個人的な経験に基づいたものもあるので、参考程度にご覧いただければ幸いです。
・公式の情報は以前に簡単に解説
問題の切り分けと結合の重要性
ChatGPTは、複数のタスクを一度に処理すると、精度が低下する可能性があります。そのため、重い作業を進める際は、問題を小さな単位に分割することが重要です。例えば、大きな文書をまとめる際には、全体を一度に処理するのではなく、各セクションごとに分けて処理することが有効です。
1. トピックや目的の明確化
作業を開始する前に、目的をはっきりさせることが大切です。一度に多くの目的を達成しようとせずに、一つずつ着実に進めていくことが効果的です。
2. 段階的な進行
各トピックやセクションを個別に処理した後、それらを結合して全体のコンテンツを作成します。この段階的な進行により、作業の精度が向上します。
具体的な利用方法
1. 分割して要約や整理
たとえば、要約や議事録を整理する際は、全体をいくつかの部分に分け、それぞれを個別に要約してから最後にまとめると良いでしょう。OpenAIの公式サイトでも、このようなアプローチが推奨されています。
2. 全体の構造からアプローチ
文書全体を貼り付けた後、例えば「最初の1/3を要約してください」といった具体的な指示を出すことも効果的です。これにより、大きなコンテンツも容易に扱うことができます。(時にはうまくいかないこともありますが。)
3. 目次作成と詳細説明
全体のざっくりとした目次を作成し、それぞれの章や節について「詳しく教えてください」と深掘りする形で問いかける方法もあります。これにより、各部分に焦点を当てつつ、全体の構造を把握することができます。
追記:長いテキストファイルを渡して分割する方法が最も高精度かも
『面倒なことはChatGPTにやらせよう』に書いてあって試した方法です。何回か試した範囲では、テキストファイルを渡して1万文字ごとに分割して、それぞれを別々に要約などする方法が一番精度が出ました。Advanced Data Analysisを起動して、その都度分割後のファイルを読み取ることで、精度が出るようになったのではないかと想像しています。
・この本のおもしろかったところの紹介
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