プロンプトエンジニアリングの戦略と戦術(OpenAI公式ガイド・ ChatGPT)
こんにちは、Martinです。OpenAIからこれまでよりもくわしいプロンプトエンジニアリングのガイドが出ました。プロンプトエンジニアリングは、AIモデル、特にGPT-4のような大規模言語モデルを効果的に利用するための重要なスキルです。これらのモデルは、適切にプロンプトされた場合、非常に高度なタスクを実行できます。しかし、どのようにして最適な結果を得るのでしょうか?ここでは、OpenAIが提供する6つの主要な戦略について解説します。なかなか読み応えがあるので、今回は全体の概要と一部を深掘りします。
※プロンプトエンジニアリングとは?
Prompt engineering - OpenAI API
著者はこのツイートで紹介されている2人です。
どんなことが書かれているのかざっとみてみます。
まず、大まかな内容ですが6つの戦略に分かれます。それぞれの戦略の中にいくつかの戦術があり、詳細に説明されています。(翻訳はGoogle翻訳などです。)
全部見るとけっこう長いので、今回は複雑なタスクをより単純なサブタスクに分割するに着目します。戦術は次のように分かれます。
最近、GPT-4による長文の要約や理解にハマっているので、3つ目の
・戦術: 長い文書を区分的に要約し、完全な要約を再帰的に構築する
についてみてみます。
(最近の記事)
プロンプトエンジニアリングの内容はこんな感じです。
要は、長い文章は、少しずつ分けて要約するといいよということです。例えば、章ごとに要約を作成するなどです。そして、それからいくつかの要約を集めてさらに要約をします。これが再起的に構築をするということです。
最後に書いてあるように、このことは以前のOpenAIの研究でわかっていたようです。
プロンプトエンジニアリングガイドは、まだまだいろんなことが書いてあるので、続編として少しずつ解説していきたいです。
おまけ:公式の解説ではないですが、OpenAIのCEOのサムアルトマンが推薦する本があります。直接的にプロンプト作成に役立つわけではないですが、使用する上で抱いていた疑問が多く解消され、目から鱗の洞察を得られる内容がたくさん含まれていました。
(翻訳本)
(原本)
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