見出し画像

Meta Questのヘビーユーザーから見たAppleのARヘッドセット「Vision Pro」の魅力

こういうのがほしかった!というよりMeta questを買ってやりたかったのはこういうことでした。

現在はほとんど使っていませんが、1~2年前くらい前までMeta Quest 2を毎日のように使っていました(しかも2台笑。)Meta questに期待していたのは、ディスプレイ用途としてや、Macでできることを3次元的にしたいということでした。しかし、結局どうしても快適でないところがいくつかあり、使うのをやめてしまいました。

AppleのARヘッドセット「Vision Pro」はわたしがMeta Questを使うのをやめてしまった理由をクリアしていると思います。以下がその点です。

ゲーム用途というよりPCの拡張機能

まずAppleの新しいARヘッドセットについて、その使用はゲーム特化というよりもむしろ新しいコンピュータの拡張機能として期待しています。具体的には、現代のパソコンで一般的に行われている作業を、新しいヘッドセット上でより快適に行えることを望んでいます。

VRや ARでPCの作業をするイメージはこのトバログさんの動画がわかりやすいかと思います。

Meta Questでも指で操作はできた:操作体験の改善

コントローラーを持たなくていい!

まず初めに、Appleの新しいARヘッドセットにおける操作体験の改善についてご紹介します。Meta Questでもコントローラーを使用せずに一部の操作を指で行えましたが、やはり限定されたシーンでの使用という感じであまり快適ではありませんでした。AppleのARでは指で操作するシーンが増えることを期待しています。

おそらくテキストを打つのが楽になる

テキストを検索したり文字を打つなどの操作が直感的に、かつスムーズに行えるようになるのではないでしょうか。Meta Questでは検索するときに文字を打つのがしんどかったです。

さらに、多くの場面で声での操作も可能になると期待しています。Meta Questでは画面上のキーボードを打つのがしんどいのでそのときだけ音声認識を使って検索をしていました。

もちろん、ヘッドセットをかぶりながらAppleのMagic Keyboardを使うこともできると思われます。これはMeta Questでもできていました。Meta Questが外部のキーボードの形状や配置を認識して映し出してくれます。

高解像度の映像出力でテキストの読み取りが楽に

PCディスプレイとしての使用が現実的に

Meta QuestでもMacの画面を映し出すことは可能でした。ただ、画質が十分でなく、これなら普通に外部ディスプレイにつないだ方がいいな、という感じでした。とくに小さい文字読み取りの難しさが解消されることが期待されます。

Vision Proは片目の画質が4k(3840×2160ドット)以上らしいので、Meta Quest2の1,832×1,920ドットと比べると非常にきれいな画面になることが期待されます。ちなみにMeta QuestはProでも画質がたいしてよくなりません。

Macとの連携はおそらくバッチリだと思うので、簡単に画面を投影できる仕組みができると思います。現時点でもMacの拡張ディスプレイとしてiPadなどを使うスライドシェアの仕組みがあるのでそれが使われるかもしれません。

大型の高解像度ディスプレイ3枚と考えると50万も妥当?

50万と値段が高いですが、高画質の大型のディスプレイを3枚くらい空間の好きな位置におけると考えるとたしかに妥当かも?と思えてもきます。仕事でディスプレイを長時間使う開発者などはけっこう便利ではないでしょうか?リモートワークで持ち運べるのもよさそうです。発表会では飛行機内で使っているデモもありました。

NetflixやAmazonプライムビデオ、YouTubeを映画館のスクリーンのような大画面で見れる

また、映画などの視聴体験が大幅に改善することを期待しています。Meta QuestでもNetflixやAmazon Primeなどのコンテンツを見れましたが、やはり画質が悪く、長時間見たいという感じではありませんでした。画面の大きさはすばらしかったので、あとはほんとうに画質だけよくなれば最高なのにな、というところでした。

動画のサブスクについて発表会では、ディズニー+との連携しか見なかった気がしますが、iPhoneアプリが使えるということでNetflixなども見れるようになるでしょう。

ちなみにMeta QuestでAmazonプライム使っていたときは実際の映画館と違って必ず中央の好きな高さの席に座れるので、実際の映画館ではスクリーンが真ん中に持ってこれないのに違和感がありました笑

まわりの状況確認が容易に

周囲への配慮と安全性:ヘッドセットと現実世界のシームレスな繋がり

VRヘッドセットを使用する際の一つの課題として、ユーザーが周囲の状況を確認しにくいという点があります。Meta Questを使用していると、ヘッドセットを装着していない他の人々がまるで別の空間にいるかのように感じることがあります。

新製品Vision Proでは、他の人が近づいてくると、外部が見えるようにする機能を備えているようです。さらに、外から見てユーザーの顔を確認できるので、ヘッドセットを装着している人が別の空間に行ってしまったような印象が軽減されると思います。

また、一部の人々は、Meta Questを装着すると周囲が見えなくなり、これに少し怖い感じを抱くことがありました。Vision Proでは常に一部が外の世界を見ることができるように調整する機能が装備されているので、そういった不安を軽減されそうです。

iPhoneを使うときにヘッドセットを外さなくてよい

ヘッドセットを装着したままでもiPhoneを操作できることを期待しています。これができるとゴーグル外してスマホを操作する手間が省けます。これは、VR体験を中断せずにスマホ操作が可能となり、利便性が大幅に向上します。

Meta Questにもパススルー機能があり、つけたまま外の様子を確認はできましたが、映像が歪んだりしているので、iPhoneの画面の文字を確認するのは困難でした。けっこうiPhoneで確認したいこととかあるので、毎回取り外すのが不便だったんですよね、、

あるいは Vision Proの中でiPhoneアプリを開けるので、もはやiPhoneは使う必要がないということになるかもしれません。Vision ProはiPhoneとの連携も見込まれています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます!もし気に入っていただけたら、ぜひスキとフォローをお願いします。みなさまからの反応は、わたしが質の高い記事を書き続けるためのモチベーションにつながります。

この記事を読んだ方が興味を持ちそうな記事

いつも読んでくださりありがとうございます!サポートは、お勉強代として活用させていただいております。