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視聴映画の記録


今は、
インプットの時期で。
吐き出したいことがあまり見つからない。
無いわけではないはずなのだが、
喉のフタが閉じているようだ。


お盆休みはほぼ引きこもりの映画三昧。


以下サクッと感想文。


  1. エール!

父と母と弟の4人家族で、
家族の中で一人の聴者ポーラ。
あらすじは省く。


面白いなぁと思ったのは、
ろう者の父親が町長選挙に出馬するところ。
難しいだろうとかそういう問題ではなくて、
唐突すぎる出馬表明と、
前向きすぎる家族の応援が、
なんでだよ!!と突っ込みたくなる。
フランス映画はほとんど知らないけれど、
唯一?観た「TAXI」からしても、
フランス映画ってこんなノリ?と思わされる。
セックスに関しても、
家族間でも友達間でも教師生徒間でも、
めちゃくちゃオープン過ぎる。
息をするように性がネタになるって、
これはお国柄なのかと思ってしまう。
子供と観てても笑えるくらいのノリの軽さ。


「コーダ 愛のうた」はリメイクのようで、
まだそっちは視聴していない。
近く見比べてみようと思ってる。


2.「ある男」

アカデミー賞を総なめしていたので興味があり。


安藤サクラ演じる女性と、
窪田正孝演じる男性が再婚したが、
仕事中の事故で夫が死亡する。
疎遠だった夫の兄弟が線香をあげに来訪するが、
仏前の写真を見て、
夫はまったくの別人だったことが判明。
では夫は一体どこの誰なのか。
妻夫木聡演じる弁護士が身元調査を進める中、
本当の夫の姿が解明されるー


ストーリーはとても面白かった。
ただ、
柄本明の演じる役が強烈で、
解明されていない部分が強烈に印象に残った。
また、
妻夫木聡の役柄が在日朝鮮人?であることを妙にイジる理由が分からない。
妻からの裏切りや、
義両親との関係性など、
諸々の心境があっての最後のシーンなのだろうが、
過去を別人として生きるというのは一体どう都合がいいのか、
一度見ただけでは理解が足りないようだ。


3.川っぺりムコリッタ

松山ケンイチ演じる山田は、
刑期明けなのか執行猶予中かは不明だが、
働き口を見つけ、
とある安アパートで暮らし始める。
そのアパートの住人たちと関わり合いながら、
小さい時に離れた父親の死と向き合うまでのお話。



こんな説明じゃ面白さは伝わらないな。


引っ越してきて間もなくの頃は、
お金がなく食べるものがなく。
隣人から受け取った家庭菜園でつくった野菜を美味しそうに貪るシーン。
最初の給料を受け取って買ったお米を炊いて、
蓋を開けて香りをかぐシーン。
おかずは隣人からの野菜とご飯のお供など、
質素な食事だがとても美味しそうに食べる。
ちなみに、
隣人(ムロツヨシ)も無遠慮に上がり込んで、
持参したお椀にご飯を盛って一緒に食べる。
食べれるって有難いのだと思わせるシーンである。


自分から積極的に関わっている訳ではないのに、
気付けば隣人と関わっている。
大家だったり、
子供と墓石を売って歩く親子だったり、
幽霊だったり。
コミカルなストーリーな中、
山田の亡くなった父親と向き合っていく。
小さい頃に別れた父親で、
特になんの情もないのだが、
孤独死していたために役場から連絡が入る。
隣人の「いなかったことにしないで」という言葉を受けて何となく遺骨を引き取りに行く。
そこには部屋いっぱいの無縁仏が置かれていた。
そこからほんの少し父親のことを考える。


喉仏って骨が仏みたいだからなんだね。
知らなかった。


4.Dr.コトー診療所

色々と、
おまとめ感が否めず。
感想は以上。


5.るろうに剣心~全5作~

大立ち回り、
かっこよ。


以上、感想を言葉で表現し辛い視聴記録でした。


最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。


追記
もう一つ観ていたのをすっかり忘れてた。

6.流浪の月

子供が何度も何度も本を読んだというから、
観てみようかと。


なんというか、
当事者と世間との見解の乖離が甚だしく、
イライラし通しだった。
当事者間でも実のところ事実は異なり、
美しい世界なんかでなく、
ただただ幼い子供が傷ついているだけだった。
狂気を感じる愛情とか、
子供が成人男性と暮らしていれば性的暴行を受けているというバイアスから、
(聴取シーンはなかったので想像でしかないが)
子供は本当のことが言えないだろうと、
まともに子供の叫びに耳を貸さなさ過ぎる。
希望のカケラもないストーリーだったなと、
ちょっと重たい気持ちになったのだった。


今度こそ本当に締めます。
ありがとうございました。

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