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海外ドラマ マニフェスト

Netflixで退院する直前まで観ていてシーズン3まで観終わったドラマを紹介したい。『マニフェスト』という作品だ。manifestは名詞だと旅客機の搭乗名簿(乗客名簿)の意味らしい。最初は選挙公約の意味なのかと思って見始めたのだが全く違ってました。

 まずは概要から、このドラマは3大ネットワークのNBCでシーズン6までの予定で製作する事が決まっていたのですがシーズン3の視聴者数が2より20%〜30%少なくなった為にシーズン3で打ち切りとなってしまった作品です。ところが、作品のファンによるドラマの存続運動もあって、最終回を含むシーズン4はNetflixが製作・配信する予定になっているそうだ。

 あらすじですが、モンテゴ航空828便に乗った主人公の兄妹と兄の息子の3人は旅行を終えて、他の家族とはひとつ遅い便で帰宅中だった。フライト中に謎の乱気流に巻き込まれるが、無事空港へとたどり着いた。空港に地元警察が待ち構えており、彼らが言うには、離陸してから5年半後であると告げられる。たった5年半のタイムスリープなので戻れて万々歳だと誰もが思った。
 墜落したと思っていた乗客達の家族も帰還の喜びで乗客達と再会する。
 しかし5年半という期間に残された者達には別の人生を歩む者がいても不思議ではなかった。婚約者が別の人と結婚していたり、夫と息子を亡くした悲しみを癒やしてくれた男性と交際中だったり、息子を亡くしたショックで後を追った母親がいたり。
 そんな関係を修復していくファミリードラマパートとは別に、乗客達にのみ聞こえる「呼びかけ」といわれる幻聴や幻覚が828便の乗客に現れるメステリーパートがある。
 わかりやすい話では、主人公の兄妹の妹が刑事なので幻聴の通りに行動して事件解決をしていったりもする。
 兄や他の乗客にも「呼びかけ」があり、乗客1人1人の「呼びかけ」を解決する事がストーリーの主軸になるし、幻聴、幻覚はかなり曖昧なので難解な謎解きが毎回あるし、最終的に間違いで失敗する事もある。

 タイムスリップの謎の解明や政府機関との争いに巻き込まれる兄妹と家族の奮闘や葛藤や活躍を楽しめるドラマで、かなり引き込まれました。
 最初はたった5年半と思っていたのですが、その期間がちょうどリアリティーある展開を産んでいて斬新ながらも面白いストーリーに繋がるのだと思います。
 自分が同じ立場になったら、家族はどうしているかなと想像しやすいシチュエーションなので、感情移入しやすいドラマで、家族で観ても大丈夫なドラマとして制作されていると思う。
 
 続きが気になるシーンで終わったので、シーズン4が早く配信される事を強く希望している。
 なので余命を120日ぐらいに延ばしておこう。



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